Jahkingのエサ箱猟盤日記

日々これ猟盤 エサ箱漁りの毎日....。

Modern Jazz Drums A Go-Go

2013年06月25日 | Jazz
1,Modern Jazz Drums A Go-Go/V.A. (Fontana) 1LP 300円
で こちらは日本ビクターが60年代の初めにリリースした「ゴー・ゴー・モダン・ジャズ・シリーズ」の5番でドラマー特集。結局今回このシリーズの2番サックス特集、3番ピアニスト特集、5番ドラマー特集を入手したのですが、1番はトランペット、4番がベーシストの特集なのでしょう。入手はまず無理でしょうが、ジャケットだけでも拝んでみたいものです。

仏Fontanaは本国では「PLAISIR DU JAZZ」とか「JAZZ CLUB SERIESE」とかのシリーズ名称で今回入手盤のような美女のポートレイトにジャズメンを組み合わせたジャケットに包まれたLPを相当数リリースしていました。たとえばこちらとかこちらにその一部が載っています。
60年代の日本では今回入手した「ゴー・ゴー・モダン・ジャズ・シリーズ」のほか「パンチ・ジャズ・シリーズ」の名称でもこのジャケット使ったLPが出ていました。
Side A
1,キャラバン/アート・ブレイキー
2,オウ!/フィリー・ジョー・ジョーンズ
3,フォァ・アンド・シックス/エルヴィン・ジョーンズ
Side B
1,四月の思い出/マックス・ローチ
2,ブルース・イン・ザ・クローセット/チャーリー・パーシップ
3,聖者の行進/アート・ブレイキー

Art Blakey - Caravan


Elvin Jones - Four And Six


Red Garland Trio-Blues in the closet


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4 コメント

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シリーズ (Gravenites)
2013-06-25 09:03:26
このジャケットのシリーズ、ヨーロッパ仕様をそのまま日本でも発売したものではないでしょうか。イギリス盤のギタリストのCharlie Byrdのリバーサイド盤からのものを知っています。ただ今回のはいわゆるコンピレーションなのでちょっと方向が違うかもしれませんが、

ユーモアとほんわかしたセクシーさ、そしてもろ1960年代半ばの雰囲気がよく出たジャケット・シリーズだと思います。
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Fontana Jazz (Jahking@管理人)
2013-06-25 09:33:36
>Graさん
今回3枚買うことが出来た「ゴー・ゴー・モダン・ジャズ・シリーズ」のジャケットは、上記に貼った仏盤のジャケットのサイトを見ていたらどうやらまんまの流用ではなく日本仕様になっているような気がしてきました。美女の写真とバックのジャズメンの写真を入れ替えているのです。
たとえば、
http://jhalaldrut.blogspot.jp/2011/03/fontana-jazz-collection.html
こちらの頭に載っているブレイキーの「Soul!」ですが、この美女の写真はこのページに乗せた「ドラム編」と同じ、ですがブレイキーの写真が違います、同様に「ピアノ編」の美女はジョン・リー・フッカーの「Blue!」から取られています。
フランス盤の全貌を見ていないので本国でも美女写真の流用があったのかもしれず推測にすぎないのですが、この日本盤に使われたブレイキーの写真は他の日本盤ジャケットでも使われている知られる写真、仏盤に使われているジャズメンの写真とは明らかにテイストが違うもの。そんなことからもこのシリーズは日本ビクターが写真を入れ替えて日本仕様にしたものだ考えます。

まぁ、いずれにしても思わず集めてみたくなる素晴らしいジャケット・シリーズです。
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Unknown (なる)
2013-06-25 20:13:44
ふと思ったのですが、楽器別のコンピレーションって海外にありましたっけ?

海外のレコード屋のジャズのコーナーも綺麗に楽器別に分かれてたっけか・・・・いや、そんなことは・・・とボンヤリと思い出しています。

もしかして楽器ごとに分類してジャズを楽しんでるのって日本ならではの現象!?でしょうか???
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楽器別のコンピレーション (Jahking@管理人)
2013-06-25 21:47:02
云われてみれば少なくともLPでは思い浮かばないですね、「Plays For Lovers」とか云うバラード集とか映画音楽集とかミュージカル楽曲集とか楽曲別は思い出しますが。

日本のレコ屋さんでは楽器別は常識ですが欧米では確かにアーティスト名順だったかもしれません。

うーむ、面白いところにお気づきになりましたね。
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