なから野鳥のブログだじぃ♪

信州で出会った野鳥を拙い写真で綴っています

絶滅危惧種のオオルリシジミ

2021年06月05日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

 

昔は日本のあちこちで見ることができたというオオルリシジミ。

今では東北地方では絶滅してしまい、本州と九州の限られた地域でほそぼそと生息しているにすぎません。

環境省では絶滅危惧Ⅱ類に、長野県では準絶滅危惧に、一旦は絶滅したものの保護活動して復活しつつある安曇野市では絶滅危惧Ⅰ類に其々指定されています。

そんな貴重な蝶を今年も撮影してきました。

 

 

オオルリシジミ(大瑠璃小灰蝶)♂♀

シロツメクサに訪花して吸蜜中のオオルリシジミ♀

 

 

そこへやってきたのは♂

 

好みではなかったのか?(笑)、逃げる♀を追いかける♂

 

本能的に子孫を残そうと♂は必死です。

そして、こんなシーンも。

交尾中のカップル(下の2頭)の♀を横取りしようとやってきた♂(上)

 

オオルリシジミの食草クララを植えて、安曇野市の各地でオオルリシジミの保護活動をしています。

♀の成虫がクララの花にやってきて吸蜜をしていました。

 

 

 

 

クララだけでなく、カラスノエンドウにも、

 

桜の実(サクランボ)にも、

 

(たぶん)カゼクサ(ミチシバ)には蜜があるのかな?^^;

 

さきほどの交尾シーンをもう少しはっきりと撮りたかったのですが、

クララの葉がカブってしまい、なかなか思うように撮れません^^;

 

ときおり吹く風に煽られている瞬間を連写してみたら、

どうにかこんなシーンが撮れていました。

 

また次の世代に貴重な命を繋いでくれることを願うばかりです(^^♪

 

 

撮影:2021年5月28日、長野県安曇野市

 

 


北アルプス山麓のアカゲラ

2021年06月05日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

 

「ケッ、ケッ、ケッ」という、元気な声を頼りに姿を探すと、

無心に餌を探すアカゲラの男の子が見つかりました。

 

 

アカゲラ(赤啄木鳥)♂

同じ場所で以前にも何度か見かけて撮影したのですが、

どれもこれも遠くてきれいには写ってくれなかったので「燃えないゴミ」でポイ!

この日は、少しだけ近かったのでどうにか見るに耐えられる程度には写ってくれました(^^♪

 

 

ご馳走を見つけたようですが、あっという間にゴックン(*´ڡ`●)

 

 

 

飛び移った先は、右隣の枝。

しばらく周囲をきょろきょろと見回してから、遠くへ飛び去りました。

 

できることなら、オオアカゲラを見たい!と、欲の皮が突っ張ってしまいました(笑)

 

 

 

撮影:2021年5月28日、長野県