なから野鳥のブログだじぃ♪

信州で出会った野鳥を拙い写真で綴っています

キバシリの水浴びと羽繕い<後編>

2021年03月31日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

昨日の記事の続き<後編>です。

 

※いつも拙い画像を並べたブログではありますが、

特に今回は<前編>同様にいつも以上に拙い画像も使用しています。

野鳥の生態観察を主目としたテーマなので予めご理解ください。

 

 

キバシリ(木走)

水浴び後に、木登りしながら、羽虫を探しながら、羽繕いをしていたキバシリは、

ずいぶんと器用な鳥だと感心させれましたが、少しづつ上に昇っていきました。

 

 

 

 

急に方向転換すると、

 

下に飛び降りました。

また、水浴びかと、素早く水場の”お立ち台”にレンズを向けましたが、

キバシリはそのずっと手前に降りてきました、ハズレ!^^;

慌ててキバシリを追ったので画面ブレブレですが、

なんとか水浴び姿をまた動画に収めることができました。

 

大急ぎでキバシリを追うと、お気に入りらしいいつもの木にとまって、

お約束の羽繕いをしていましたよ。

 

羽繕いしながらも、食べ物探し。

本当に、器用な鳥です(^^♪

 

 

『今度は、あっちの木に行こう!』

 

少し近い木に来てくれましたので、大き目にトリミング。

 

どんどん上に昇っていき、

 

ここでしばらくじっとしていたら、

 

羽繕いを再開!

 

また上に昇って、虫探しです(*´ڡ`●)

 

ほかに木に飛び移って、珍しく陽が当たる側にとまりました。

天敵に見つかりにくくするためだと思うのですが、

キバシリはほとんど日陰になるサイドにとまって移動するので、珍しい姿です。

そういえば、たとえば地面を歩きながら採餌する鳥たちも木や草の陰にいることが多いですね。

 

どんどん上に昇っていき、今度はまた日陰の方で羽繕いです。

 

餌探しも忘れません♪

 

そして、ビューンと飛んで行きました。

ピンボケ&シャッタースピードが遅くブレていますが、広げた翼の模様きれいです。

 

これが、この日見かけたキバシリの最後姿でした。

また来てくれるかと、数時間待ちましたが現れてくれず。

でも、久しぶりにまたキバシリの水浴びシーンを見ることができて

嬉しい鳥見となったのは言うまでもありません(^^♪

 

2回に分けて、どちらも長くなってしまいましたが、

お付き合いくださりありがとうございました。

 

 

撮影:2021年3月27日、長野県松本市

 


キバシリの水浴びと羽繕い<前編>

2021年03月30日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

 

前日は何回も姿を見せに来てくれたキバシリですが、

この日は昼過ぎに1度来てくれただけでした。

それでも、水浴びや羽繕いなどを披露してくれました♪

※いつも拙い画像を並べたブログではありますが、

特に今回のテーマであるキバシリの水浴びや羽繕いは、目にする機会はとても少なく希少と思われるため、

いつもなら振り落とすレベルの画像も使用していますので予めご了承を^^;

 

 

キバシリ(木走)

前日にやってきた時刻に姿を現さないので、

今日はいつ来てくれるのかなとため息をついていると、

声もなくこっそりとやってきました(^^♪

いつもと違う木にとまって、フェイントを掛けてやってきたキバシリです(笑)が、

そちらは省略して、次にいつもの木にやってきたところからスタートすることにします。

 

この日も見せてくれた、「木」を「走る」! キバシリ(^^♪

 

キバシリは、餌となる虫がたくさんいる木や場所まで、もうすっかり覚えているようです。

ここはいつもじっくりとどまって、虫を捕っているところ♪

 

やはり、この日も羽虫をゲット!

 

このあと、キバシリは次の木に飛んで移動しましたが、

私が構えていたところの正面の木の真後ろだったので、全く見えませんでした。

横にいたお仲間さんたちが、

「もう1羽いる!」

「2羽いる!、2羽いる!」

というので、慌てて少し横に移動しましたが、そうしている間に1羽だけになってしまい、

あぁ~、なんてこった!、残念!!、ツーショットがまたも撮れず^^;

残ったキバシリがその木の上に昇ってきたところでようやく姿を見つけました。

 

急に向きを変えたと思ったら、急降下!

 

下の方を探すと、水場のとまり木状の倒木にしがみついていました。

 

飛び降りました。

 

水浴びを期待してシャッターを押していると、

 

あっという間に水浴びを済ませて、飛び上がってしまいました。

 

勝手に『キバシリの木』と呼んでいる、キバシリがお気に入りのヤシャブシの木に行きました。

枝カブりのところですが、それでも構わず羽繕いする姿を強引に撮りました(笑)

 

動画でも撮ってみましたが、もちろん枝カブりで、加えてピンボケ、ブレブレですがご容赦を(^^♪

 

 

動画の最後のシーンにあったように、

羽繕い終えたキバシリが急降下した先は、先ほどの水場でした。

 

さきほど撮れなかった水浴びシーンをリベンジすべく、心の準備を。

 

水浴びの静止画は諦めて、動画で撮ることに集中しました。

サンコウチョウほど”超々々々早い”水浴び(…と言えるのかな!?、笑)ではないけれど、

10秒も浴びれば長いくらいの、キバシリの水浴びですから。

静止画と動画の両方狙うとまたどちらも撮れなくて失敗する可能性大だからです。

 

水浴びを終えたキバシリは、同じ木だけれど先ほどよりも上にとまってくれたので、

今度はカブりなしでスッキリと観察できました。

 

羽繕い中に、足で頭かきも見せてくれました(^^)/

 

 

このあと、キバシリは羽繕いしながら採餌、というのか、

採餌しながら羽繕いというのか(笑)、木登りしながら器用に上に向かって行きました。

ここまででも随分長くなりましたが、続きは<後編>でまたお付き合いくだされば幸いです。

 

 

撮影:2021年3月27日、長野県松本市

 

 


木登りしながら採餌するキバシリ

2021年03月29日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

公園の冬鳥たちはほとんどが夏場を過ごす場所に移動してしまい、

今は鳥見を目当てに訪れる人もかなり少なくなりました。

そんな状態でもせっせと通っているのは、

ここではあまり見かけないキバシリにほぼ毎回、頻繁に会えるから。

キバシリは年に数回見かける程度なのに、

この一ヶ月で10年分くらい出会えて撮影させてもらっています。

とはいえ、毎回木登りシーンばかりでは能がないので、

今回は木登りしながら採餌しているシーンをピックアップしてみました。

 

 

キバシリ(木走)

この日は何度も何度も、今まででいちばん数多く姿を見せてくれました。

最初は、木登りシーンから♪

ずっと観察していて気づいたのは、天気のよい日はほとんど日陰側を登るということ。

なので、樹の右側にキバシリ、というアングルがほとんどです。

 

以下、咥えている羽虫などが見えるように、かなり無理をしてトリミング拡大したので、

ノイズが目立つ画像ばかりですが、そして、ピントが甘い画像がほとんどですがお許しを。

 

樹の溝に潜む羽虫のような虫を捕まえて食べています。

ユスリカとか、水生昆虫のカゲロウによく似ていますが、昆虫に詳しい方に聞かないと分かりません^^;

 

そんな虫を咥えたキバシリの右横は、樹皮に産み付けられた虫の卵ではないでしょうか。

 

虫などを捉えても、連射した次の画像を見るとすでにその虫は写っていないことが多く、

キバシリの食事は木登り以上に早いみたいです。

 

食べれば、出るものは出ます(笑)

キバシリとて同じ(^^♪

 

また採餌シーンを

 

もっと近くならもう少しはっきりと写っていたかもしれませんが、

この機材とこの腕前ではこれで限度^^;

 

 

時季的に、キバシリはもう少し標高の高いところに移動して繁殖活動に入るころだそうです。

頻繁に見かける番と思われるキバシリはここで繁殖するつもりなのかもしれません。

ならば、ぜひ求愛給餌のシーンを見たいものです(^^)/

 

 

撮影:2021年3月26日、長野県松本市


久しぶりのキセキレイ

2021年03月28日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

ミソサザイやカワガラスに会いに行った北アルプスの渓谷で、

この日は年明け後、初めてキセキレイに出会いました。

 

 

キセキレイ(黄鶺鴒)

道教えの別名を持つキセキレイ。

この日は、見かける機会が少ない枝どまり姿だけで、道案内は「本日休業」でした(笑)。

レモンイエローがきれいなキセキレイは、

長い尾羽根をいつものように上下に可愛らしくフリフリ♪

 

遠かったのできれいに撮れなかったのが心残りですが、

もっとうまく撮れる撮影の上達への道を案内してくれないかなぁ~(^^♪

 

 


メスに猛烈アピールするミソサザイ

2021年03月27日 04時00分00秒 | 野鳥観察

 

縄張り宣言の意味合いが強かったミソサザイのさえずりですが、

すぐ近くにメスが現れると、ミソッチくんは身振り手振りを交えて、

全身でメスへの猛烈・熱烈なアピールのさえずりとなりました♪

 

 

ミソサザイ(鷦鷯)

まずは、渓谷で普通にさえずるミソサザイの元気な声をどうぞ♪

 

このあと枝を移ってからさえずっていると、すぐ近くにメスがやってきました。

すると、ミソッチくんはまるでダンスでも踊っているかのような仕草を交えながら、

猛烈にアピールを始めました。

 

 

 

ミソッチくんの全身を使った熱い熱い猛アタックにも関わらず、

メスは素知らぬ顔で橋の下に姿を隠してしまいました^^;

 

ミソっちくんはさぞかし落ち込んでいるかと思いきや、

メスの姿はどこにも見えないのに、

別の枝に飛び移っても、またもや猛烈にアピールしはじめました♪

 

 

 

 

 

熱が入りすぎた!?、ミソッチくんの「変顔絶唱」(笑)

 

 

 

きっとミソッチくんは、ミソサザイの女の子に一目惚れだったに違いありません!^^

その後しばらく、こんな仕草をしながらずっとさえずり声を聞かせてくれました。

 

ミソッチくんがもしあの女の子を口説き落としても、

次のハードルは造った巣が女の子に気に入ってもらわなければなりません。

やれやれ、ミソッチくんの試練はまだまだ続きそうです(^^♪