なから野鳥のブログだじぃ♪

信州で出会った野鳥を拙い写真で綴っています

北アルプス山麓のカワガラス

2021年08月30日 18時09分19秒 | 野鳥観察

 

 

日本三大雪渓のひとつに挙げられる大雪渓の下流部に行ってみました。

北アルプスの一万尺を目指す登山道入り口付近の渓流で、

久しぶりにカワガラスを見かけました。

 

 

カワガラス(河烏)幼鳥

鱗模様は胸側だけで、上面は成鳥のように見えるので、

幼鳥、若鳥どちらの表現がいいのか迷います。

でも、定義があやふやなのだから、まあどちらでもいいですかね。

 

 

 

 

 

この沢の水温はおそらく10℃以下の非常に冷たい水と思うのですが、

カワガラスの餌となる水生昆虫がちゃんと生息しているんですね。

 

山登りをしていた大昔ですが、夏でも雪渓の雪解け水で食器洗いしていると、

すぐに指の感覚がなくなるほどに冷たかった記憶があります。

 

 

撮影:2021年8月27日、長野県大町市

 

 


シギ・チ観察の5日目~アカエリヒレアシシギと2度目の出会い

2021年08月29日 19時26分32秒 | 野鳥観察

 

初見・初撮りだったヒバリシギと出会った日の午前中に、

アカエリヒレアシシギとの2度目の出会いがありました。

 

 

アカエリヒレアシシギ(赤襟鰭足鴫)幼鳥

前日にいたと聞いて探してみたのですが残念ながら不在だったので、

翌日のこの日、また行ってみたら会うことができてラッキーでした。

初見のときほど近くには来てくれませんでしたが、

とっても可愛らしい、キュートな表情を見ることができて、オジさんのハートを射抜かれてしまいした(^^♪

 

 

 

 

 

あいにくの逆光です

 

食べていたのはなんだろう!?

 

 

首をちょっと傾げた表情がとっても可愛いいではありませんか!

もう~、メロメロになってしまいました(^^♪

 

 

初見・初撮りの5日後にまた会えて、嬉しい出会いとなりました(^^)/

 

 

撮影:2021年8月25日、長野県安曇野市

 

 


シギ・チ観察の5日目~初見・初撮りのヒバリシギ

2021年08月28日 20時15分43秒 | 野鳥観察

 

このところ、どこの鳥見観察スポットに行ってもなかなか鳥に出会えない日々です。

近所の休耕田に通うこと5日目のこの日も、午前と午後の2部錬でしたが、

今日は午後の部に出会った初見・初撮りのヒバリシギのアップです。

 

 

ヒバリシギ(雲雀鴫)幼鳥

午後に再び近所の休耕田に行くと、

ベテランさんたちのこっちこっちという手招きがあり、

ヒバリシギがいるよとのことでした。

鳥見初心者に優しいベテランさん方には、本当に感謝!感謝!です(^^)/

 

でも、まるで冬景色のような田んぼのどこにいるのか、なかなか分かりません^^;

遠くから体長14センチほどの鳥を探すのには一苦労です。

 

しばらく、大砲の皆さんと一緒にシャッターを切り続けましたが、

この距離ですと、私の機材と腕前ではまったくきれいに撮れません。

近づいていいか了解を得てから、2/3くらいまで近づけるところに移動させてもらいました。

皆さん、ほんとに優しいです。

おまけに、もう少し左~!、あと○×センチ!左~、などとナビしてくれて、なんて優しいんでしょう(^^♪

おかげさまで、さきほどの画像よりは少しはマシな画になりました。

 

 

頭かきは少し小さめ目でもいいかな!?

 

 

せっかく少し距離を縮められたのに、ヒバリちゃんはまた遠くに行ってしまいました。

イケズなヒバリちゃんですね。

 

撮りたかった背中の白いV字は、この程度ですがなんとか・・・

 

水位が低くなった休耕田なので、絵にならないゴチャゴチャな舞台装置ですが、

近所の休耕田でシギ・チ類が見られることを思えば、

あまり贅沢を言っているとバチが当たるかもしれませんね。

 

この日もまた、初見・初撮りの鳥がひとつ増えました(^^♪

 

 

撮影:2021年8月25日、長野県安曇野市

 

 


シギ・チ観察の4日目~オグロシギ

2021年08月27日 19時06分32秒 | 野鳥観察

 

 

この日も午前と午後にシギ・チの鳥見2部錬でした。

午前中に飛んできてくれたオグロシギをアップします♪

 

 

オグロシギ(尾黒鷸)幼鳥

西の方から飛んできて休耕田に降りた鳥を、鳥見のベテランさんが見て速攻で「オグロだ!」と。

 

最初は遠くから、

 

あかまんま(イヌタデ)の葉の裏にいる蜘蛛を捕食しながら、

 

休耕田を移動中。

食べるのに夢中になっているスキに、皆で少しづつ距離を縮めていきました。

蜘蛛の糸やゴミが付着して、身体も顔もゴミだらけのオグロシギくん。

 

 

こんな痩せっぽちの蜘蛛がハラの足しになるんだろうか!?

 

拡大してみたけど、虫なのかなんなのか分かりませんでした。

 

手前の黄色い花を前ボケにしてメルヘンチックに撮った、つもり。

 

 

 

もう少し絵になりそうな特急列車が通過したのだけれど、ドジを踏んでしまい失敗。

 

1時間半ほど遊んでくれた後、オグロシギは飛び去りました。

 

 

撮影:2021年8月24日、長野県安曇野市

 

 


シギ・チ観察の3日目~初見・初撮りのキリアイ

2021年08月26日 20時33分50秒 | 野鳥観察

 

 

シギ・チ観察3日目のこの日は早朝鳥活のあと、

2部錬で午後からも休耕田に出かけました。

今回は、そのときに初見・初撮りだったキリアイ(錐合)のアップです。

 

 

キリアイ(錐合)幼鳥

ベテランさんたちが大砲で何かを狙っているところに向かうと、

キリアイがいるよと手招きして教えてくださいました。

ただし、私のお手軽機材と下手っぴな腕前では体長16cmほどのキリアイは

遠すぎてきれいに写ってくれなかったので、小さ目にトリミングです。

 

背中の白いV字と、くちばしの先だがちょこんと下に曲がっている姿が写せたので、

この画像だけは少し大き目に拡大トリミングしましたが、酷い画です。

 

また、さきほどのサイズでトリミング

だけど、あかまんまに混じって泥と枯れ草だらけの休耕田なので、まったく絵にならないですね。

 

 

ずっと悪天続きや連日の雲で、北アルプスの常念岳を見たのは久しぶり

 

あかまんま(=イヌタデ)の生えた休耕田をちょこまかと動くキリアイは、

安曇野ではなかなか会えない鳥(しかも今シーズンはすでに2羽目)だそうです。

 

近くの休耕田では、アオサギがいつものマヌケなポーズで突っ立っていました

 

上空をハヤブサが飛ぶと、キリアイは草陰に身を隠してしばらくそのまま動きません

午後の3時になるとみなさん順に引き上げはじめ、

とうとう残ったのは私ひとりになりました。

 

もし飛ばしてしまっても迷惑にならなくなったので、もう少し近くに移動してみました。

距離は2/3ほどに縮まりました、すると・・・

 

ここまで飛んできて、お腹いっぱいになったら眠くなるのもわかります。

ときどき目を空けてくれたけど、ずっとこのまま。

 

1時間経過してもまだそのままで、これでは他のポーズは撮らせて貰えそうになく、

諦めて私も退却することにしました。

 

 

引き上げる途中に、隣の休耕田にいたジシギ類を見つけました。

第一印象は、「やけに赤い鳥がいる!」というくらいに茶色が濃かったので、

おそらくタシギ(田鴫)だろうと思われますが、

ベテランさんでも難しいというジシギ類の識別を、初心者ができるわけがありませんから「!?」で・・・。

 

 

ここまで3日間のシギ・チ類観察で、初見・初撮りの鳥がこれで5種類となりました。

明日はどんな鳥が来てくれるだろうかと、以前はあまり興味がなかったシギ・チ見が、

少しづつ楽しみになってきました。

 

 

 

撮影:2021年8月23日、長野県安曇野市