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ID Alarm Arduino style その2

2014-03-09 | 日曜電子工作
 A long long time ago.

 1974年頃だったと思うのですけど,CQ誌にIDアラームって製作記事が掲載されていました.
 TTL ICとタイマーICを使って,10分毎に,ピピピピッて3秒程度アラームが鳴る仕組みでした.

     

 記憶をたどると,作ったのは高校生くらいの時だったはず.
 当時,学生だったJA1BBP(JA8XNS),JA8SWD や JA8SCD らと80mで騒いでいた頃に使っていた記憶があるのですよ.

 電波法では,長時間の連続送信の場合,10分程度で適度に自局の呼出符号(コールサイン)を送信する事が決められています.
 そんなわけで,10分程度の時間が過ぎた事をアラームで知らせてくれるタイマーだったわけ.

 たいそうな形でね,一番最初に作ったのはトランス内蔵のごつい奴でした↓

     

 ゴツイ割には,配線ケーブルが細いですわ.
 SPの上にパンチングメタルのプレートを取付けていたのですけど,鉄製だから,いわきの自宅で見付けた時は錆だらけだったので,プレートだけ捨てた記憶があります.
 しかし,高校時代に作ったIDアラームですが,良くも捨てずに持っていたのが驚きですわ.

 それを,これも数年前にリニューアルして小型化したのがコレ↓

     

 久々に,ケースを開けたらさすがに高校時代よりは考えて作ってますね.
 70年代でしたが,安定化電源は当然市販されていたのですけど,何処にでもあるってわけではなかったのでしょうかね?
 トランスとダイオードで整流してDCを作った方が安かったのかも知れませんね.

     

 ところで,個人的には,便利なアイテムだと思ったのですが,空では評判が良くなかったんですよ.
 それは,話の途中で,ピピピピッとアラームが鳴って,オオッ,10分過ぎたぞ,こちらは JA8... と話を折ってしまうから,場がシラケルと評判が良くなかったのです.
 連続送信でもないわけですが,まぁ,ある程度時間が過ぎたらコールサインを送信するのはマナーですから,Chat している時はしばらく使っていたのですよ.

 さすがに,今は使っていないのですけど,CQ誌の3月号に掲載された Arduino を使ったCWビーコンの送信機を作る記事を読みながら,オオッ!と閃いたのでした.

 そこで,あつかましく,白原さんにメールしまして,いただいたスケッチを参考に仕上げた次第.>Tnx 7J3AOZ

 いわきシャックで今一度組み直してテストラン.

     

 10分毎にスピーカーからCWでコールサインが流れる様にする,IDアラームの Arduino 版です.
 昔はTTL IC だったので,アラームだけでしたけど,Arduino なら,それが可能になるので,何だか急に作ってみたくなりました.
 ピピピピッって音がするより,ツートト ト トツーツーツー...ってバックグラウンドで流れた方がレピータの様でカッコ良いでしょ.

 そんな時,

 「長くなりました,こちらは,JO7...実はこれですね,云々...」

 ってやるのもクールだと思うのですけど,バカっすね.
 そんなわけで,バラックですが土曜日に一応完成でした.
 日曜日の今日はLCDを取付けてテストでした.

 LCDがあると,ビジュアル的にも動作が判って良いかもですわ.
 それはまた,後でお伝えします.



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