Optical in/out for TS-990S その２

　テストランが上手く行ったので，仕上げ．

　まずは，電源を作ってました．
　１台￥４ｋ程度のＡＤ／ＤＡやＤＡ／ＡＤコンバータに付属されている５ｖ１Ａのスイッチング電源がどうも信用出来ない．

　　　　　

　実は，コンバータ付属の電源とＰＴＴのＧＮＤ側で電位差がある様子でハム音が発生したのですわ．
　何処でループしているのか不明ですが，そもそも，今までハム音がなかったのだから．
　一応，テストランではＰＴＴのルートを変えてハム音は消えたのですが，それは光入力以前の問題でした．

　そこて，１３．８ｖのトランス式安定化電源から三端子レギュレータで５ｖを作った電源にしたら，全くハム音はなくなりました．
　せっかくの光入力なんだから，安易な電源使用はクォリティを上げる為の音源を台無しにするはずですよ．
　三端子レギュレータも安易ですけど，そこそこの安定化電源から変圧しているので付属品よりは良いでしょう．

　　　　　

　ケースは手持ちの何かに使ったジャンクでして，ちょうど底板がアルミパネルだったので，三端子レギュレータの放熱用に使ってます．

　　　　　

　配線はバラックですが，真鍮板をＧＮＤにしてセットしています．

　あと，光ケーブルはカット出来ないので，アナログ側ケーブルの長さを調整しています．

　　　　　

　入力側（マイク側）はモノラル，出力側（ヘッドホン側）はＬ／ＲのＲＣＡプラグにしています．
　ＴＳ－９９０Ｓの場合，ヘッドホンのＬ側がメイン，Ｒ側がサブ受信の音が聞こえる様になっている為でして，調整など詳しい事は，マニュアルのＰ１６－１９をご覧下さい．

　　　　　

　一応，こんな形になってます．

　これを配線して，セット終了でした．
　インプレッションは少しお待ちを．