今日の読売新聞に、空白県である宮城県の放射能汚染測定についての実態が記事になっていた。下記写真のとおり
めどが立たない等、こんな言い訳は、通用しない。職員は職務怠慢としか映らない。というより、職務放棄と言える。無責任極まりない言い訳である。被災して庁舎に出られないなら、県幹部は他の手立てを考え、すぐ行動するべきだろう。
宮城県の放射能汚染値を測定するんだという、堅い決意と責任感があるなら、例えば隣県から借りるよう手配出来ないのか。隣県に無いなら、貸してくれる他県に問い合わせしたらよいのではないか。記事を見た限りでは、お手上げですと、無気力な県幹部、職員の姿だけがイメージされ、情けなくなります。
福島の原発事故鎮静化のため、決死の覚悟で飛びこんで作業している人達がいるというのに、宮城では知事をはじめ、放射能汚染には無知でほとんど無関心の集団だと感じてしまうのは僕だけでしょうか。
もっと、放射能汚染に関心をもってくれよ~!知事さん
一人の職員に、あれもやって、これもやってと言っているんじゃない。それぞれ自分の職務を全うして欲しいだけです。放射能汚染測定の職員は、本気になれば、手段や知恵は生まれるものだ。こんな人達を頼っても仕方がないのかなぁ。
WHOや、他の測定している組織からの、汚染値の早い公表を望むしか手立てはないのでしょうか。
こんなことをしている間にも、ジワリ、ジワリと放射能汚染は迫ってきているかも知れません。もう、飲料水、野菜など汚染されているのでしょうか。昨日、今日の雨が降ったあとの飲料水放射能汚染値はどうなっているんでしょうか。焦ります。大気中の汚染情報しか無いのですから。
知事をはじめ、放射能汚染に関わる幹部、職員は、もっと放射能汚染に対して関心と恐怖をもって対処していただきたい。いざという時に何もしないのなら、役に立たないなら不要です。
【2012.7.9追加】
当時の議事録が無かったので、後からまとめたもの
○小泉環境生活部長
・福島第一原発事故に関する相談件数588件。18日16時現在,放射線のモニタ
リングでは,いずれも基準値以下。
本当か?実際は計測出来ないって泣きごとを言っていたのに。何も測っていないから基準値以下か?
ま~、後からだったら誰も当時の時系列を覚えていないだろうといい加減な事を書いているんじゃないか?
少なくとも、知事はこのとき放射能汚染への関心は無かったようだ。その後も同じようだが・・・・・・