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フライトログ No.141 栄光の001便 第3回~アメリカン航空篇~ KJFK-KLAX

2013年07月07日 21時49分33秒 | FSX フライトログ 北米着


こんにちは。
今日は米国内屈指の幹線の一つであるJFK-LAX線で運航されるAA001便でロサンゼルスへと向かいたいと思います。
機材は絶滅危惧種となってきたB767-200ER。同機種は来年からA321に置き換えられ、退役も迫ってきています。
今回はアメリカン航空が運航するAA001便でロサンゼルス国際空港へ飛びたいと思います。



今回はアメリカン航空が運航するAA001便で西海岸最大の都市、ロサンゼルスまで行きたいと思います。
ニューヨーク出発は13:15(現地時間09:15)。ロサンゼルス到着は19:10(現地時間12:10)で、ブロックタイムは5時間55分となる予定です。尚、両都市は3時間の時差があり、ロサンゼルスの方が3時間遅れています。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回はニューヨークがUTC-4:00、ロサンゼルスはUTC-7:00です。



今回はB767-200ERで運航します。
F10席、C30席、Y128席,計168席の3クラス編成です。

ルートはこちら。

フライト前日のAA001便のルートをそのまま使用。


以下フライトインフォメーション
区間:ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK ----- ロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport) KLAX/LAX
便名:AA001
使用機材:Boeing 767-223/ER(N329AA)
(アドオン:Commercial Level Simulations / 767 FSX)
搭載燃料:66,007lbs
総離陸重量:271,214lbs
予定ブロックタイム:5時間55分
出発スポット:C35番スポット
巡行速度:M0.80
巡航高度:36,000ft
飛行距離:2163nm
飛行ルート:KJFK-(SID)-RBV-(J230)-LARRI-(J80)-MCI-(J24)-SLN-(J102)-ALS-(J44)-RSK-(J64)-PGS-(STAR)-KLAX


天候はこんな具合

ニューヨーク周辺


ロサンゼルス周辺

どちらも天候は良好。ニューヨークは南南西~南西の風なので離陸はRWY22Rもしくは31L、ロサンゼルスは南南西の風となる予報なので着陸は24R/Lまたは25R/Lになります。

200hpa風向速図

出発から2時間後の予報です。かなり蛇行しているおかげで真正面から風を受けることはなさそうですね。


ただ今12:53(08:53)、あと7分程で搭乗開始です。
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)の天候は
風:230@8kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度1800ft・2000ft
気温:26℃
露点温度:22℃
高度計規正値(QNH):3024
使用滑走路:31R/L・22R/Lとなっています。


右側にはアメリカン航空のB767-200ER。


左側はお留守です。


おなじみアメリカン航空のB777-200ER。


キャセイのB777-300ER。


アメリカン航空のB757-200。


ちなみにCLSのVCはこんな感じ。同じコックピットなので当然ですが、No.135で使用したQWの757とかなり雰囲気が似ています。


諸事情(あとがきにてご説明いたします)によりCLSのパネルを剥がしてSMSの物を使っています。


JetBlueのA320。


FedExのA300F。


搭乗を始めます。


機体は結構粗が目立ちます。特にテクスチャー関連。


AAのB762が離陸。ロサンゼルスかサンフランシスコ行きですね。


DHLのB763Fも離陸。WL装備のB767も珍しくなくなってきましたね。


SSとしてはかなり酷いですが、一応デルタのB757-200。


JetBlueのA320。RWY31Lに降りて空港北側へ行く場合はここを通らされる様ですね。実際ではまず無いですが。


それでは参ります。

というわけで定刻通り、13:15(09:15)にプッシュバック。



回頭。


お世話様です。


今回はRWY31Lから離陸いたします。


パタパタ。


非常に分かりにくいですが、アエロメヒコの737。


サウディアのB777-200ER。


アメリカンのB757-200が離陸。


デルタの757。


結構遠いですね。


ずっと直線走行で距離もあるのでついつい無駄に撮ってしまいます。


TAMのA330。丁度タキシークリアランスを貰うところでした。


JetBlueのA320が降りてきました。


RWY04L/22Rを横断。


ラインナップ。


先ほどのTAMもここから上がるようです。


中速域でラダーが勝手に切れる現象が再発。しかし扱いにくい機体ですねこれ。

というわけで13:30(09:30)にテイクオフ。
SIDはKENNEDY ONE DEPARTURE、TRANSITIONはRBVです。



結構流されますね。というか流されすぎです。


マンハッタン。


ペラザーノ・ナロウズ橋。先日の記事にも登場しましたね。


しかしまあ雲海になる確率の高いこと高いこと。


サウスウエストとすれ違います。

13:39(09:39)にWashington(ワシントン)コントロールヘとハンドオフ。


Robbinsville(RBV) VOR/DMEをヒットしてライトターン。

13:45(09:45)にNew York(ニューヨーク)コントロールヘとハンドオフ。
離陸から17分後の13:47(09:47)に巡航高度である36000ftへと到達。


北米大陸横断の始まりです。

14:03にCleaveland(クリーブランド)コントロールヘとハンドオフ。


ズームしすぎました。USエアウェイズのA319。


これはアウト。

14:28にIndianapolis(インディアナポリス)コントロールへとハンドオフ。


正面からではないとはいえ、キツいです。


せっかくの陸上飛行なのに雲海では景色の楽しみようがありませんね。


SpiritのA319。


まだまだ始まったばかりです。

15:13にKansas City(カンザスシティ)コントロールへとハンドオフ。


またサウスウエスト。


カンザスシティ空港。


どこの機体でしょうか・・・


UAのA320。


USエアウェイズのA319。ラスベガス行きでした。

16:30にDenver(デンバー)コントロールへとハンドオフ。


西部の荒野といわれる辺りでしょうか。


altegiantのMD-83でしょうか。


またサウスウエストです。


終わりが見えてきました。

17:37にLos Angels(ロサンゼルス)コントロールへとハンドオフ。


ヴァージンアメリカのA320。


この辺りは砂漠地帯ですね。


南西方向に向かう機体は全てロス行きですね。東から到着する便にとっては時間帯の都合がいいので必然的にこうなるのかと思います。

18:04(11:04)にBUGGAをヒットして降下開始。
STARはPGS TRANSITIONのRIIVR TWO ARRIVALです。



サン・バーナディーノ国立森林公園一帯の山々を越えればロサンゼルスはすぐそこです。


ロサンゼルスに入りました。


ちょっと雲がありますね。


ウィングビューで見ているだけなら楽しいです。

今回はILSアプローチでRWY24Lへ着陸します。

ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)の天候は
風:220@9kt
視程:20nm以上
天候、雲:千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度1400ft
気温:22℃
露点温度:16℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:24R/L・25R/Lだそうです。夏季は乾燥しているというイメージがありますが湿度がそこそこ高いですね。


中心部。


かなり頑張りましたが降下が間に合ってないですね。まさかストレートインでここまで来れるとは思っていなかったので計算違いでした。


こりゃ無理ですね。やり直しましょう。

というわけで18:25(11:25)に進入復航。



地上から。


再度レーダーベクターを受けてアプローチします。


ドジャースタジアム。


すごいところをすごい高度で飛ばされます。


再トライ。


ファイナルに入ります。


1000ft。ターゲットアプローチスピードは130ktです。





対地700ftでAP解除。


500ft。


350ft。


200ft。


50ft。


18:45(11:45)にタッチダウン。色々と突っ込んだら負けです。

ちなみに着陸時の天候は
風:230@5kt
視程:6nm
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度900ft、千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度1800ft
気温:22℃
露点温度:17℃でした。


アイドルリバースで減速。


制動完了。無理矢理ですが脱出します。


224番スポットへのタキシングを指示されました。


アングルが悪いというのもありますが、結構閑散としています。


こちらが224番スポット。


カンタスのA380。


アシアナのB747-400ですかね。


日本航空の姿も見えました。


貨物群


アラスカ航空が離陸。


レアキャラになりつつある中国東方航空のA340-600。


右側も


左側もお留守です。


というわけで定刻より20分早い18:50(11:50)にスポットイン。
お疲れ様でした。




編集降機というか裏話というか
今回は世界最大の都市のひとつ、ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港から西海岸最大の都市、ロサンゼルスにあるロサンゼルス国際空港まで飛行いたしました。
B767-200ERの使用は今回が初めて、ロサンゼルスへのフライトも今回が初めてです。


というわけで、今回は貴重なB762投入路線を飛びました。
今回初めてCLSの機材を飛ばしましたが、やっぱりだめですねこれ。
ここでもここでもCLSのA330は~~と言っていますが、B767でも同じような感じでした。
まずパワーが強すぎてかつ微調整が効かないのが非常にやりずらいです。自分で操作している時もA/Tに任せているときも感じましたが、特定の回転数域(特にN1の24~30、90前後)で引っかかる印象がありました。機体特性なのか何なのか分かりませんが迷惑です。
次に滑空性能。高すぎです。今回は急いで降下したので余計に感じましたが、10000ftを切るとスピードブレーキ無しでは全然減速できません。A330の様にアイドル状態でアプローチできるほどではありませんが、同じ767の他のアドオンと比べると明らかにおかしいです。ちなみに、A330にも言える事ですが、panel付属のコールアウトが15ftほどずれています。今回はcallv1を代わりに使いましたが、4,5ftくらいずれていますね。
ついでに何の設定が悪いのか、回頭時に外部視点から見ると挙動が不自然です。(離陸時の動画の滑走路側の視点からだとよく分かります)

そして冒頭で述べたパネル交換。実はこのフライト、2回目なんですよ。
1回目は普通にCLS付属のパネルを使っていたのですが、指定された航路をを的確に追従できないという非常に困る問題が起こり、更に飛行中何の前触れもなく機体の電源が落ちる(APが解除されたりGPSもブランクになってしまいますが、なぜかPFDなどは生きていました。ただし数分放っておくと数十秒だけ復活します)致命的な欠陥(?)により、急遽フライトを中止。パネルを入れ替えてこのフライトに至ります。
前者の指定されたコースをトレースできないのは風向速の変化がPanelに反映されるまで何分も掛かり、結果として航路を外れた。という感じでした。
また、後者については全く持って原因不明です。特に何かのスイッチを押したわけでもなく、どこかの燃料タンクが尽きたというわけでもありません。離陸後数時間で発生したのが気がかりですが。
ただし、私は機材を導入して全く弄らずに飛ばすという事はまずありえないのでいわゆるバニラ状態なら正常に飛行できるのかもしれません。といいましてもそこまで深くまでは触りません。せいぜいユーティリティーgaugeをつける程度です。

Captainsimの767もトラブルを抱えているといいますし、現状ではまともな762の有償アドオンは無いという感じですね。LDSが拡張パックでも出してくれればありがたいのですが・・・
と批評はここまでにします。

ちなみに現在アメリカン航空はB762をJFK-LAX,SFOのいわゆるトランスコンチネンタル(大陸横断)便に導入しており、JFK-LAX線であれば全便、JFK-SFO線では4便のうち3便がB767-200ERで運航されています。
また冒頭でも述べたとおり、アメリカン航空のB767-200ERの後継としてA321を導入することが決まっており、2014年から導入が開始されるため早ければ来年末頃に全てのB762が退役する可能性もあります。
アメリカンから引退してしまうとB762はかなりレアな機体となってしまいますので、乗っておきたい方はお早めにどうぞ。
なお、後継機として導入されるトランスコンチネンタル仕様のA321もファーストクラスが1-1というかなりの豪華仕様となっているので見逃せない機体です。


そういえば今回で累計ブロックタイムが500時間を越えました。まだまだですねせめて4ケダで飛びたいところです。


珍しく管制塔の中まで作られていました。某管制官ゲームを彷彿とさせます。

今回のレーダーベクター。

毎回こんな感じだとありがたいんですけどね。


面白みに欠けますが・・・どうぞ。

離着陸の連続SSでもどうぞ。

















最後にFSPのリザルトです。


さて、次回のフライトは7/8(月)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。

累計ブロックタイム:約500時間23分(20日と20時間23分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約202,689nm(約375,380km) 赤道上を飛行したとして約9.37周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:3時間40分45秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,490nm(約2,759km)

上記の累計・平均の値は、全140フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計136フライトを元に算出されています。




区間:ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK ----- ロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport) KLAX/LAX
便名:AA001
使用機材Boeing 767-223/ER(N329AA)
(アドオン:Commercial Level Simulations / 767 FSX)
搭載燃料:66,007lbs
残燃料:30,198lbs
総離陸重量:271,214lbs
予定ブロックタイム:5時間55分
実際のブロックタイム:5時間35分
フライトタイム:5時間15分
地上滞在時間:20分
離陸~巡航までの時間:17分
巡航時間:4時間17分
降下~着陸までの時間:41分
総タキシング距離:4.56km(ニューヨーク:3.47km/ロサンゼルス:1.09km)
出発スポット:C35番スポット
到着スポット:224番スポット
巡行速度:M0.80
巡航高度:36,000ft
飛行距離:2163nm
飛行ルート:

KJFK-(SID)-RBV-(J230)-LARRI-(J80)-MCI-(J24)-SLN-(J102)-ALS-(J44)-RSK-(J64)-PGS-(STAR)-KLAX


Departure spot:C35

Brockout time:13:15(Local time:09:15)

Taxing root:NC-A-J-JA-RWY31L
Takeoff Runway:31L


SID:KENNEDY ONE DEPARTURE
TRANSITION:RBV TRANSITION


STAR:RIIVR TWO ARRIVAL
TRANSITION:PGS TRANSITION


Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:24L


Taxing root:E13-R-Spot224
Arrival spot:224

Spotin time:18:50(Local time:11:50)


Weather

Around New York


Around Los Angeles


200hpa wind speed and direction map

2hrs after departure

ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
風:230@8kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度1800ft・2000ft
気温:26℃
露点温度:22℃
高度計規正値(QNH):3024
使用滑走路:31R/L・22R/L

ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)
風:230@5kt
視程:6nm
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度900ft、千切れ雲(Broken clouds) 雲底高度1800ft
気温:22℃
露点温度:17℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:24R/L・25R/L

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2 Comments

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Unknown (fox_sam)
2013-07-08 21:54:57
こんばんは。

なかなか、コメントができなくて、すみませんです。

不謹慎かもしれませんが、番外編として、HL7742(AAR214便)のRKSI-KSFOのJA754Aさんなりの検証フライトをリクエストします。
うまく、28Lに誘導されると、よいのですが。。。

ランディングのターゲットスピードは重要ですね。
FSXまるっきりの初心者のころは、よく滑走路手前で失速、墜落してました。
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Unknown (JA754A)
2013-07-08 22:10:43
fox_samさん、こんにちは。

OZ214便の検証は今の段階ではちょっと難しいですね。
まだ情報が錯綜している段階ですし、NTSBの検証もまだまだ始まったばかりで個人が得られる確定的な情報が少なすぎます。

個人的には操縦桿を握っていた副操縦士の計器監視
不足かと思います。
当時はILSが何らかの理由で(整備中でしょうか?)使用できなかったようですし、航跡を見ても進入高度が他と比べて明らかに高く、焦って降下率を大きめに取って通常のパスに乗せたまでは良かったものの、適切にパワーを当てられず気づいたのが失速警報が鳴ってから。
という感じかと想像しています。

いずれにせよ操縦をしていない機長も計器の監視を怠ったことは事実なので原因はヒューマンエラーかと思います。通常はテーゲットスピードから5kt遅くなった時点で操縦者に対してコールアウトを行うよう担っていますが、失速したという事は実施されていなかった可能性も高いですし。

いずれにせよこれらのことはフライトレコーダー・ボイスレコーダーの解析によって全て分かるので今はひたすら待つしかないですね。
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