今現在、旅客型のB747-400を定期便で運用している航空会社は世界に27社存在します。
しかしご存知の通り、近年はかなり数を減らしてきていて狙って乗る機体の一員になりつつあります。
このまま指をくわえて見ているのもアレですし、折角PMDGのアドオンを持っているので片っ端から乗ります。
さすがに全路線となると途方もない時間が掛かるのでまずは全ての航空会社から制覇したいと思います。もちろん、遂行中に退役させる会社も出てくると思いますがその際は分母の数が減るだけです。
今回は中国国際航空が運航するCA985便でサンフランシスコ国際空港へ飛びたいと思います。
今回は中国国際航空が運航するCA985便でアメリカ合衆国の西海岸を代表する都市のひとつ、サンフランシスコまで行きたいと思います。
北京出発は08:00(現地時間16:00)。サンフランシスコ到着は19:20(現地時間11:20)で、ブロックタイムは11時間20分となる予定です。尚、両都市には16時間の時差があり、サンフランシスコの方が16時間遅いです。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回は北京がUTC+8:00、サンフランシスコはUTC-8:00です。
今回はB747-400で運航します。
F10席、C42席、Y292席、計344席の3クラス編成です。
ルートはこちら。
「何だこれ。」何の解説もなしに出されたらそう思うはずです。後述の高高度風向速図をご覧いただければお分かりになるかと思います。
以下フライトインフォメーション
区間:北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport/北京首都国际机场) ZBAA/PEK ----- サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport) KSFO/SFO
便名:CA985
使用機材:Boeing 747-4J6(B-2443)
(アドオン:PMDG Simulations / Boeing 747-400X)
搭載燃料:271,491lbs
総離陸重量:746,013lbs
予定ブロックタイム:11時間20分
出発スポット:527番スポット
巡行速度:M0.844-849
巡航高度:ZBAA-(35,000ft)-255nm before 46N70-(39,000ft)-50N40-(41,000ft)-KSFO
飛行距離:6036nm
飛行ルート:ZBAA-(SID)-LADIX-(A326)-DONVO-(G597)-LANAT-(Y51)-CVC-(OTR11)-LEPKI-(DCT)-39E60-(DCT)-40E70-(DCT)-
41E80-(DCT)-46N70-(DCT)-49N60-(DCT)-51N50-(DCT)-50N40-(DCT)-45N30-(DCT)-FULMR-(DCT)-FOT-(V27)-ENI-(STR)-KSFO
天候はこんな具合
北京周辺。
サンフランシスコ周辺。
どちらも悪くはないですね。
200hpa風向速図
離陸から6時間後。なんとなくあのルートを選んだ理由がお分かりになるかと思います。
いかがでしょう。距離的にはかなりロスしますが所要時間は・・・・?という感じです。
ただ今07:25(15:25)、あと5分程で搭乗開始です。
北京首都国際空港(北京)の天候は
風:010@5kt
視程:5nm
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:-9℃
露点温度:-19℃
高度計規正値(QNH):3048
使用滑走路:01・36R/Lだそうです。いやー寒い寒い。
右側にはドラゴン航空のA333。
左には中国国際航空のA333がいました。
カーゴ。
CESのA333。
スカイチーム。
なぜか中国南方航空のケータリング。
CESのA340-300が出発。
本当に737多いですね。
中国南方航空のB777-200。
A320。
先ほどのA343が離陸。
続いてA320。バックには中国東方航空のB737-700。
南方航空の757。
A333。
実際には既に退役済みのA300。
737が離陸。
続いて752。
A300。
A333。中国南方航空が多い気がしますが特に狙ってはいません。
GSXの搭乗を始めます。
地上支援は中国国際航空。
管制塔から。
タイ国際航空のA333。
中国国際航空の757が離陸。737と並んで757も多いですね。
ベトナム航空のA321が離陸。
行きますか。
というわけで定刻より1分遅い08:01(16:01)にプッシュバック。
回頭。
プッシュバック完了。
お世話になってます。
撤退。
パタパターン。
今回はRWY36Rから離陸します。
772と733
赤地に黄色の方々。
CESのA321が離陸。
先行は四川航空のA320。これだけ離れていれば待たずに離陸許可が下りるかと思います。
ラインナップ。
行きます。
VR。
ちょっとフラフラのローリングテイクオフ。
というわけで08:15(16:15)にテイクオフ。
SIDはLADIX EIGHT ALFA DEPARTURE、TRANSITIONはLADIXです。
ゆっくり上がっていきます。
いい感じの視程。
ランディングライトがちょっとうるさいですが、それ以外は問題なし。
低視程域の中をベクターされながら進みます。
夕方切に霧の中を飛ぶとこんな感じになるのでしょうか?
快調に上昇します。
まだ低高度ですが飛行機雲を曳きました。
左へ旋回。東へ向かいます。
離陸から23分後の08:38(16:38)に巡航高度35000ftへ到達。
渤海へ出ます。
08:47にShenyang(瀋陽)コントロールへとハンドオフ。
もうすぐ日没です。
08:57に日没。
09:00にNanchang(南昌)コントロールへとハンドオフ。
吉祥航空・・・でしょうか?
09:12にIncheon(仁川)コントロールへとハンドオフ。
仁川空港です。
金浦空港。
日本海へ。
09:53にTokyo(東京)コントロールへとハンドオフ。
隠岐島。
日本の領空に入ります。風もいいですね。
大分飛びましたが成田空港。
14:29に46N70の255nmで39000ftへステップアップ。太平洋に出てからこの辺まで寝ていたので多分管制セクターを幾つか飛ばしてます。
満月とまでは行かないものの結構明るいです。
雲多し。
まもなく日の出です。
16:58に日の出。フライトも残り2時間半弱です。
17:06に50N40をヒットして41000ftへ上昇。
もう少しです。
18:20にSeattle(シアトル)コントロール、18:43にOakland(オークランド)コントロールへとハンドオフ。
大陸が見えてきました。
北米大陸へ。
エミレーツの77W。
18:54にPYEの30nm手前で降下開始。
STARはENI TRANSITIONのPOINT REYES ONE ARRIVALです。
高高度ですが派手に旋回。
サンフランシスコ湾が見えます。
サンフランシスコ市内。
これから降りるサンフランシスコ国際空港。
今回はILSアプローチでRWY28Rへ着陸します。
サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)の天候は
風:310@8kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft・10000ft
気温:13℃
露点温度:3℃
高度計規正値(QNH):2983
使用滑走路:19・28R/Lだそうです。
LLZを捕まえて滑走路と正対。
フラップも降ろしてファイナルアプローチへ。
1000ft。ターゲットアプローチスピードは139kt。
対地840ftでAP解除。
500ft。
200ft。
50ft。
19:14(11:14)にタッチダウン。
アプローチが完全に酔っ払いのそれでしたが、接地は悪くないですね。
制動。
かなり軽かったのであっという間に制動完了。
左折して脱出します。
G92番スポットへのタキシングを指示されました。
久しぶりのSFO。
UAのA320。
同じくUAのB737-800。
EVA CargoのB747-400SF。
なんという格好で走っているんですかあなたは。
G92番スポット。
LHのA380。
UAの772。
747はまだまだ健在。
右側には何もいませんね。
左にはUAのB738。奥には744。
というわけで定刻より1分遅い19:21(11:21)にスポットイン。
お疲れ様でした。
編集降機というか裏話というか
今回は中国の首都、北京市にある北京首都国際空港からアメリカ合衆国の西海岸を代表する都市のひとつ、サンフランシスコにあるサンフランシスコ国際空港まで飛行いたしました。
B747-400の使用はNo.161以来、サンフランシスコへのフライトはNo.142以来です。
というわけで、面倒なシリーズ物が始まりました。
追い風云々の賭けは結果的には引き分けですかね。定時より1分遅れましたし、かといってあの距離を11時間強で飛べたのは紛れもなく追い風のおかげです。
ちなみに実機のディスパッチャーも結構悩んでいたようで、あの日はCAとUAとで全く違うルートを飛んでいました。
(UAは今回と同じ南回り、CAは北回りで飛んでいました。)
地上支援はなぜかヴァージンアメリカ。
タワーから。PMDGの744でまともに降りれたのは記憶にある限りだと今回が初めてです。
ランウェイエンドから。747は迫力が違いますね。
RWY28Lのランウェイエンドから。
接地。
どうぞ。
エアボーン。
着陸灯が結構目立ちますね。
いいですね。
RWY18Lエンド脇の建物から。
どうぞ。
気が向いたのでフルHDで撮ってみました。
通常のウイングビューにVC内の音を被せています。ちょっとした小技を使って撮っているので制動後の翼のたわみがひどいです。
さて、次回のフライトは12/27(金)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約674時間14分(28日と2時間14分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約279,225nm(約517,125km) 赤道上を飛行したとして約12.90周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:4時間14分25秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,756nm(約3,252km)
上記の累計・平均の値は、全163フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計159フライトを元に算出されています。
区間:北京首都国際空港(Beijing Capital International Airport/北京首都国际机场) ZBAA/PEK ----- サンフランシスコ国際空港(San Francisco International Airport) KSFO/SFO
便名:CA985
使用機材:Boeing 747-4J6(B-2443)
(アドオン:PMDG Simulations / Boeing 747-400X)
搭載燃料:271,491lbs
残燃料:16,011lbs
総離陸重量:746,013lbs
予定ブロックタイム:11時間20分
実際のブロックタイム:11時間20分
フライトタイム:10時間59分
地上滞在時間:21分
離陸~巡航までの時間:23分
巡航時間:10時間16分
降下~着陸までの時間:20分
総タキシング距離:4.64km(北京:2.50km/サンフランシスコ:2.14km)
出発スポット:527番スポット
到着スポット:G92番スポット
巡行速度:M0.844-849
巡航高度:ZBAA-(35,000ft)-255nm before 46N70-(39,000ft)-50N40-(41,000ft)-KSFO
飛行距離:6036nm
飛行ルート:
ZBAA-(SID)-LADIX-(A326)-DONVO-(G597)-LANAT-(Y51)-CVC-(OTR11)-LEPKI-(DCT)-39E60-(DCT)-40E70-(DCT)-
41E80-(DCT)-46N70-(DCT)-49N60-(DCT)-51N50-(DCT)-50N40-(DCT)-45N30-(DCT)-FULMR-(DCT)-FOT-(V27)-ENI-(STR)-KSFO
Departure spot:527
Brockout time:08:01(Local time:16:01)
Taxing root:Y1-G1-E1-RWY36R
Takeoff Runway:36R
SID:LADIX EIGHT ALFA DEPARTURE
TRANSITION:LADIX TRANSITION
STAR:POINT REYES ONE ARRIVAL
TRANSITION:ENI TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:28R
Taxing route:E-B-D-A-SpotG92
Arrival spot:G92
Blockin time:19:32(Local time:11:21)
Weather
Around Beijing
Around San Francisco
200hpa wind speed and direction map
6hrs after departure
Sourced by SkyVector (STD+6.0hrs,250hpa)
北京首都国際空港(北京)
風:010@5kt
視程:5nm
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:-9℃
露点温度:-19℃
高度計規正値(QNH):3048
使用滑走路:01・36R/L
サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコ)
風:310@8kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft・10000ft
気温:13℃
露点温度:3℃
高度計規正値(QNH):2983
使用滑走路:19・28R/L
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