こんにちは。
2011年4月28日、関西国際空港初となる米国東海岸への直行便が開設されました。運航するのはチャイナエアラインズ。今まではアンカレッジ経由のJFK行きを運航していましたが、経由地を関空にシフトすることで就航が実現しました。
また、台北-関空、関空-JFKのみの利用も可能となっているので、結果的に台北間との輸送力も増強される形となりました
というわけで、今日は関空から出ている唯一の北米東海岸(直行)便を飛ばしたいと思います。ブロックタイムは12時間50分、機材はB747-400です。PMDGのB747-400では初めての長距離便ですね。
今回はチャイナ・エアラインズが運航するCI020便でジョン・F・ケネディ国際空港へ飛びたいと思います。
今回はチャイナ・エアラインズが運航するCI020便で世界最大の都市のひとつ、ニューヨークまで行きたいと思います。
大阪出発は04:00(現地時間13:00)。ニューヨーク到着は16:50(現地時間11:50)で、ブロックタイムは12時間50分となる予定です。尚、両都市には14時間の時差があり、ニューヨークの方が14時間遅いです。
※記事中に表記されている時刻は括弧内の時刻表記を除き全てUTC(世界標準時)に統一して表記しております。今回は大阪がUTC+9:00、ニューヨークはUTC-5:00です。
今回はB747-400で運航します。
C70席、Y319席、計389席の2クラス編成です。チャイナエアラインズのB747-400には現在3パターンのコンフィギュレーションがありますが、KIX-JFK線は2クラス機材での運航です。ちなみにこの路線、基本的にB-18251のみで運航されています。
ルートはこちら。
風と相談した結果、実際のCI20便と全く同じルートになりました。風の都合を考えたら当たり前ですけどね。
以下フライトインフォメーション
区間:関西国際空港(Kansai International Airport) RJBB/KIX ----- ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK
便名:CI020
使用機材::Boeing 747-409(B-18251)
(アドオン:PMDG Simulations/Boeing 747-400X)
搭載燃料:311,229lbs
総離陸重量:776,606lbs
予定ブロックタイム:12時間50分
出発スポット:38番スポット
巡行速度:M0.849-840
巡航高度:RJBB-(33,000ft)-POXED-(35,000ft)-PUGGY-(37,000ft)-GKN-(39,000ft)-YRL-(41,000ft)-KJFK
飛行距離:6418nm
飛行ルート:RJBB-(SID)-KEC-(Y81)-MJE-(A590)-HAMND-(DCT)-TED-(J511)-DB-(NCA20)-YYZ-(J522)-IGN-(STAR)-KJFK
天候はこんな具合
大阪周辺。
ニューヨーク周辺。
どちらも大丈夫ですね。
200hpa風向速図
離陸から6時間後の予報
離陸から9時間後の予報。常時追い風が吹くようです。
ただ今03:20(12:20)、あと10分程で搭乗開始です。
関西国際空港(大阪)の天候は
風:220@14kt
視程:20nm以上
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、散在する雲あり(Scattered) 雲底高度8000ft
気温:11℃
露点温度:-1℃
高度計規正値(QNH):2986
使用滑走路:24R/Lだそうです。
右も
左も留守です。
遠くにはアーク塗装のB767。
ABXのB767Fでしょうか。
UAのB747-400が降りてきました。
続いてデルタのB767-300ER。
雨が降り始めちゃいましたね。
スターフライヤーのA320が離陸。
ニュージーランド航空のB767-300ERが降りてきました。
来ました来ました。
搭乗を始めます。
地上支援はJALでした。
コンコースを挟んで向かいには中華航空のB747-400が2機。1機がAI機のCI20便でもう1機は台北行きの便ですね。
JTAのB737-400。
雨止みました。
PBBを外して。
出発します。
というわけで定刻通りの04:00(13:00)にプッシュバック。
回頭。
どうも
行きますかね。
今回はRWY24Lからの離陸となります。
先ほどのデルタ機。
パタパータ。
ANKのB737。また降り始めました。
復興航空のA320と先ほど降りてきたJTAのB737-400。
外資系。
カーゴ。
エミレーツの77W。
CESのA332。
SFJのA320。
デルタの747に
チャイナエアラインズの747、
ユナイテッドの747もいます。
中国南方航空のMD-90。
アシアナ航空のB777-200ER。
最終的に天候は
風:240@16kt
視程:20nm以上
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、散在する雲あり(Scattered) 雲底高度8000ft
気温:11℃
露点温度:-2℃
高度計規正値(QNH):2986となりました。
先行のアシアナ機がラインナップ。
続いて滑走路に入ります。
行きます。
というわけで04:21(13:21)にテイクオフ。
SIDはTOMO FIVE DEPARTURE、TRANSITIONはTONDA TRANSITIONです。
さすがに軽々と上がりません。
ゆるーく上昇。
しかし全然上がりませんね。
TOMO(TME) VOR/DMEをヒットしてレフトターン。
揺れているので早く上がってしまいたいですが、重いのでそれも叶わず。
KUSHIMOTO(KEC) VOR/TACをヒットしてレフトターン。
かろうじて捉えたANAの773。
良い風です。
ヒーヒー言いながらなんとか巡航高度に到達。
離陸から26分後の04:47(13:47)に巡航高度33000ftへ到達。
神津島。
三宅島です。
早くも日が傾いてきました。
関東の沖合いを北東へ飛びます。ちょっと距離があるので陸地は見えず。
離陸して1時間もすれば360度、完全に海です。あと約6時間、アラスカまでは洋上飛行が続きます。
ND上で北海道を見ながら日本に別れを告げます。
まもなく日没です。
06:36に日没。
06:40にPOXEDをヒット。FL350へ上昇します。
07:17にAnchorage(アンカレッジ)コントロールへとハンドオフ。
今日、18日は満月です。
全く編集せずともそこそこ見れます。
09:27にPUGGYをヒット。FL370へステップアップ。
月。
アンカレッジ。
AFCADは入れていないので貨物機が旅客ターミナルに鎮座してます。
11:12にGKNをヒット。FL390へ上昇。
しかし明るいですねー。
東の空が若干明るくなってきました。
11:30にEdmonton(エドモントン)コントロールへとハンドオフ。
カナダ領空へ入ります。
恒例。
イマココ。
もうすぐ日が出ます。
13:58に日の出。
14:38にRed Lake(YRL) VOR/DMEをヒット。41000ftへ上ります。
この表現、もう少し改善できないだろうか。
高層雲スレスレを飛びます。
風が強いのはいいのですが、急に止まれたら確実にクラッシュするので落ち着きません。
15:13にToronto(トロント)コントロール、15:23にMinneapolis(ミネアポリス)コントロールへとハンドオフ。そしてすぐにトロントコントロールへ戻りました。
五大湖の一つ、ヒューロン湖です。
トロント・ピアソン国際空港。
シティ空港。
オンタリオ湖を渡ってアメリカに入ります。
15:31にCleaveland(クリーブランド)コントロールへとハンドオフ。
フライトもいよいよ終盤です。
16:13にNew York(ニューヨーク)コントロール、16:17にBoston(ボストン)コントロールへとハンドオフ。
16:28(11:28)、YODAAの23nm手前で降下開始。
STARはIGN TRANSITIONのKINGSTON ONE ARRIVALです。
ハドソン川です。
今回はILSアプローチでRWY31Rへ着陸します。
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)の天候は
風:300@10kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:12℃
露点温度:-3℃
高度計規正値(QNH):2971
使用滑走路:22R/L・31R/Lだそうです。
空港の北側を飛んで一旦大西洋へ。そしてLLZを掴んで進入します。
ランウェイインサイト。
1000ft。ターゲットアプローチスピードは137kt。アラスカ付近で上空の風のデータが来なくなってしまった(FSXのリアルタイムウェザーも同じく)のと燃料計算が甘かったことが重なり、理想値の半分しか残っていません。
780ftでAP解除。
500ft。
360ft。
200ft
50ft。
16:53(11:53)にタッチダウン。フレア遅れの典型的な例ですね。
リバース。
制動完了。低速度進入、オートブレーキは2、ほぼ真正面から10ktという事もあって一瞬で制動は終わりました。
D30番スポットへのタキシングを指示されました。
もうJFKも慣れたものです。
アメリカン航空のB767-300ER。
ウズベキスタン航空の767。
管制塔から。
デルタの767。
SQのA380。
スイスのA333。
エアインディアの77Wもいますね。
こちらがD30番スポット。
やっぱり見えなくなります。
停止。
デルタのB737-800。
というわけで定刻より13分遅い17:03(12:03)にスポットイン。
お疲れ様でした。
編集降機というか裏話というか
今回は日本第二の都市、大阪にある関西国際空港から世界最大の都市のひとつ、ニューヨークにあるジョン・F・ケネディ国際空港まで飛行いたしました。
B747-400の使用はNo.157以来、ニューヨークへのフライトはNo.157以来です。
というわけで、747で長距離を飛んでみました。
燃料がカツカツになったり、上空の風のデータが取得できなかったり、本編には記載されていませんがエンジンが正常に起動できずに離陸までかなり時間が掛かったりと終始グダグダなフライトでしたね。
折角13時間弱もの間FSXも落ちずに頑張ってくれたのですが・・・
JFKでの地上支援はデルタが担当。
タワーから。
滑走路脇
どこかのビルから。
どうぞ。
離陸です。
4発機は画になりますね。
レーダーベクターはこんな感じ。
問題ないです。
久しぶりのFsPのリザルト。
これくらいの距離なら相当大きな失敗をしない限り減点は痛くないですね。
さて、次回のフライトは11/20(水)に飛ぶ予定です。
では、失礼します。
累計ブロックタイム:約645時間27分(26日と21時間27分 秒は切り捨て)
累計飛行距離:約266,227nm(約493,052km) 赤道上を飛行したとして約12.30周分(赤道上の地球の周囲を40,075.017kmと仮定)
1フライトあたりの平均ブロックタイム:4時間08分15秒
1フライトあたりの平均飛行距離:1,707nm(約3,161km)
上記の累計・平均の値は、全160フライトの中からブロックタイム・飛行距離が記されていない4フライトを差し引いた計156フライトを元に算出されています。
区間:関西国際空港(Kansai International Airport) RJBB/KIXT ----- ジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport) KJFK/JFK
便名:CI020
使用機材::Boeing 747-409(B-18251)
(アドオン:PMDG Simulations/Boeing 747-400X)
搭載燃料:311,229lbs
残燃料:16,859lbs
総離陸重量:776,606lbs
予定ブロックタイム:12時間50分
実際のブロックタイム:13時間03分
フライトタイム:12時間32分
地上滞在時間:31分
離陸~巡航までの時間:26分
巡航時間:11時間41分
降下~着陸までの時間:25分
総タキシング距離:6.74km(大阪:3.65km/ニューヨーク:3.09km)
出発スポット:38番スポット
到着スポット:D30番スポット
巡行速度:M0.849-840
巡航高度:RJBB-(33,000ft)-POXED-(35,000ft)-PUGGY-(37,000ft)-GKN-(39,000ft)-YRL-(41,000ft)-KJFK
飛行距離:6418nm
飛行ルート:
RJBB-(SID)-KEC-(Y81)-MJE-(A590)-HAMND-(DCT)-TED-(J511)-DB-(NCA20)-YYZ-(J522)-IGN-(STAR)-KJFK
Departure spot:38
Brockout time:04:00(Local time:13:00)
Taxing root:R-S1-J4-P-A1-RWY24L
Takeoff Runway:24L
SID:TOMO FIVE DEPARTURE
TRANSITION:TONDA TRANSITION
STAR:KINGSTON ONE ARRIVAL
TRANSITION:IGN TRANSITION
Approach style:ILS(Instrument Landing System)
Landing Runway:31R
Taxing route:D-B-F-A-KF-SpotD30
Arrival spot:D30
Blockin time:17:03(Local time:12:03)
Weather
Around Osaka
Around New York
200hpa wind speed and direction map
6hrs after departure
9hrs after departure
関西国際空港(大阪)
風:240@16kt
視程:20nm以上
天候、雲:弱雨、幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft、散在する雲あり(Scattered) 雲底高度8000ft
気温:11℃
露点温度:-2℃
高度計規正値(QNH):2986
ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク)
風:300@10kt
視程:20nm以上
天候、雲:幾つかの雲(Few clouds) 高度2000ft
気温:12℃
露点温度:-3℃
高度計規正値(QNH):2971
使用滑走路:22R/L・31R/L
中盤辺りの気象データトラブル直って良かったです。 でないとこの季節独特の雲を見れずに半分飛ぶ事にもなったかもしれませんし。
あとアプローチ・プレートのApt Elev値で気がついたのですが各種チャートも更新されたみたいですね。
やっぱり日本発着便だとよく知っている場所を飛ぶのでおもしろいですね。
気象データのトラブルは未だに何が原因なのか分かりません。FSXのリアルタイムウェザーや他の気象ソフトでもデータが取れなかったのでもしかしたら配信する側で何かあったのかと思います。
チャート類は極力最新のものを使っていますが、名称やルートの変更がない限りは以前の記事で使用した画像を使いまわしていることも多々あります。
気象データの件、原因がつかめないのが気掛かりですね。次回は発生しないしないでほしいと当blogを読む側の私も願うばかりです。