2011年1月14日、00:09UTC 14MH/JT65で当局の送信出力500mWで南米アルゼンチンとのQSOに成功しました。当局のアンテナは4エレSteppIRでしたので、大変なニュースとは言えませんが、微弱信号通信方式の素晴らしさ体験できたと思っています。
QSOの状況はLU1WI局の送信出力等の情報は分かりませんが、交換したリポートは彼:-05/我:-08と素晴らしS/NでQSOできました。上の写真が即eQSLで送られてきたQSLカードです。最近は交信後すぐeQSLを発行する局が増えてきました。
一年前と比べますと、昨今JT65AでQRVする局が大幅に増えています。目につくのはローカル局でもないのにウオーターフォール表示全体をブロックするような強力な局、肥ったゲジゲジのような受信波形の局、波形がえらく滲んだような局、 その原因の多くは「微弱信号通信方式」なのにパワーを入れている局、過変調の局、プロセッサーをかけたりALCがかかり過ぎて送信系の直線性が確保できない局、AF変調入力にハムやRFの回り込みが有る局、等々なのでしょう。
そこでぜひ試して頂きたいのは、自局のウオーターフォオール波形を観察することです。自局のウオーターフォール波形を自局で観察するには受信設備/PCが2式あれば問題なくできるのですが、1式の場合(これが普通?)2局間でPCのPrt Scr(プリント・スクリーン)機能を使って、お互いの受信波形をeメールに添付し観察し合うのが良いと思います。
小生は「運用解説書」の共同執筆者であるJA1KGWやJF1OKXとはこの方法で自分の波形を確認しております。皆さんも気の知れた仲間やローカル局とウオーターフォール波形(我々仲間内では「魚拓」と呼んでおります)の相互交換をしたら如何でしょう。
また 今一度「JT65-HF運用解説書」の16頁「6.運用上の留意点のまとめ」を参考にして頂けたら幸甚です。
「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65
de JA1DEQ