goo blog サービス終了のお知らせ 

JT65-HF 運用記/JA1DEQ

JT65-HF運用解説書をWebに公開しました。CQ誌2011年4月号に掲載したJT65-HFの紹介の続きです。

50mWで3.5MHz帯SKD・QSOに、30mWで7MHz帯SKD・QSOに参加しました

2012-08-02 21:51:39 | アマチュア無線

 前回の記事に7月31日3.5MHz帯、8月1日7MHz帯のSKD・QSOに参加し、8月1日7MHz帯SKD・QSOで南米のLU8EXと500mWでのQSOに成功した速報を投稿しました。今回のSKD・QSOへの参加は送信電力を50mW、30mWと落としていった場合の運用状況を把握するための実験でした。
 前々回の記事で当局のRIGについて紹介しましたが、今回は先ず使用しているアンテナについて紹介します。
 3.5MHz帯のアンテナは地上高約20mにクリエート・デザイン製CD78Jr、7MHz帯のアンテナは地上高約18mにSteppIRの7MH用オプション・エレメント(折返しダイポール)を使用しました。

         
    JA1DEQ局のアンテナ全景

 次に30mWのQRP WATTMETERの表示状況を示します。証拠写真です。Hi
  
  QRP WATTMETERの30mWの表示    

 さて50mW、30mWでの運用結果ですが、主として国内の電波伝搬はこの時間帯飛躍距離500km、2000kmで安定したF層による正規反射です。この条件のもと3.5MHz帯、7MHz帯ともQRVしていた各エリアと安定したQSOができました。  30mW、50mWでの運用では、CQを出した場合の応答率は何故か低いのですが、こちらからの呼び出しに対しては、信号が-10dB以上の局についてはほとんど応答してもらえました。  

 なおSKD・QSOに参加されている各局にお願いですが、JT65-HFでQRVされている時は必ずRBにLog-inして頂ければ自局の相手局への到達状況が分かりますので、Log-inする習慣にして下さい。宜しくお願い致します。  お送り頂いたQSLでJA4VKL局のカードを紹介させて頂きます。

                                         JA4VKLのJA1DEQに対するQSL
   
 JT65AのQRPp運用についてですが、(「釈迦に説法」)小生は(1)送信電力の正確な測定(TRXの直後で測定)、(2)綺麗な電波作リ、(3)アンテナのVSWR追い込み、(4)TRX~ANT間の損失最小化等々に気を付けています。
 
 今回の微小電力での運用実験を通して、JT65A等の微弱信号通信は1W以下の微小電力でもDX通信が十分楽しめるとこを小生なりに体験・実証できたと思っています。
  皆さん!! JT65Aは小電力運用に徹しましょう!!
 
 終わりにWSJT/JT65-HFのSKD・QSOで交信実験にお付き合い頂いた各局に御礼申し上げます。


「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65


de JA1DEQ


 


JT65-HF/WSJT 7MHz帯 SKD QSOで南米LUと500mW QRPpでのQSOに成功

2012-08-02 05:55:55 | アマチュア無線
 7月31日、8月1日と3.5MH帯と7MHz帯のJT65-HF/WSJT SKD QSOにQRPpで参加しました。7月31日3.5MHz帯では送信出力50mW、8月1日 7MHz帯では送信出力30mWでの運用でした。このQRPp運用については別途このブログで紹介させて頂きます。

 8月1日 JT65-HF/WSJT 7MHz帯のSKD QSOで途中、南米LUが聞こえ始め送信出力500mWまで上げて交信に成功しました。本稿はその速報です。

 以前 14MHz帯での南米LUとの500mWでの交信成功についてこのブログで書きましたが、この記録は14MHz帯、アンテナも4エレメントSteppIRでした。
 
 今回は7MHz帯での交信成功。アンテナは同じSteppIRの7MHz用オプション・エレメント(回転型折返しダイポール)を使いました。

 これによりJT65A等の微弱信号通信は1W以下の微小電力でもDX通信が十分楽しめるとこを小生なりに体験・実証できたと思っています。
 下の写真は同日LU8EXから送られたeQSLカードです。


             送信出力500mWでLU8EXと交信したQSLカード
 


「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65


de JA1DEQ






送信出力100mWでWSJT/JT65-HFの7MHzスケジュールQSOに参加しました

2012-07-26 10:45:44 | アマチュア無線

 暑中お見舞い申し上げます。    

 7月25日送信出力100mWでWSJT/JT65-HFの7MHz帯スケジュールQSOに参加しました。その運用記を紹介させて頂きます。  先ず当局の無線設備ですが、RIG : IC7000M ANT : SteppIR/4el ( Rotary Dipole for 7Mhz ) QRP-Power meter: WM-2/Oak Hills Reseach を使用しました。第1図の写真は7月25日に撮影したラインアップで、写真で読み取れる(?)通り送信出力は100mWで運用しました。

                                                                                     

                                             第1図 今回使用した無線設備     

 JH3ECA/中島OMとのQSO時、中島OMが提供されている「LIVEカメラによる自局の送信波形の確認」がとても参考になります。JH3ECH/中島OMのブログ[http://30.pro.tok2.com/~jh3eca/]によると、今回多くの局がLIVE動画を観察したとの事で、素晴らしいことと思いますし、利用者の一人として感謝申し上げます。第2図はJH3ECA/JA1DEQ間のQSOで当局の100mWの電波の波形です。

                       

        第2図 JH3ECA局によるJA1DEQのLIVE動画    

 成果は聞こえていた全てのエリア1,2,3,4,5,6とQSOできました。当局も以前このブログで紹介致しましたように、500mWで南米(LU)とのQSOに成功しており、伝搬条件が良ければ100mWでも微弱信号通信の特長を生かし、十分DX通信が楽しめると思いました。今回の参加者は多くの方が10W以下(1W以下の局も何局かおられました)で運用されていました。  

 以前このブログの「微弱信号通信/JT65の真骨頂」でも述べたように、この方式での楽しみ方として、(1) QSOを成立させる際、どこまで送信出力が下げられるか? (2) QSOを成立させる際、受信側でいかにデコードし易い信号を送出できるか? の追求が有ると思います。 折角、微弱信号通信にハマったのですからHi、その特長を生かして皆で快適な通信を楽しめる小電力化の方向を追求しようではありませんか!    

「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65

 de JA1DEQ

 


如何にJT65の歪のないQRP送信出力信号を得るか

2012-07-08 12:58:02 | アマチュア無線

 先日 このブログでWSJT/JT65-HFのスケジュール・QSOへの参加を呼びかけましたが、小生も可能な範囲で多くのバンドでQRVしてみました。JH3ECA/中島OMの「10W以下での運用、ALCレベルの確認(綺麗な電波の発信)」等の呼びかけもあり、スケジュール・QSOに参加の多くの皆さんはこの呼びかけに応えているように感じます。100mWの局も出現し、嬉しくなりました。Hi

 皆さんはお持ちの無線機の送信電力制御範囲以下(例えば100mW以下)の歪の少ないQRP送信出力をどの様に作られますか?

  ご承知のようにWSJT/JT65-HFは一般にUSBモードで運用します。従って送信出力を変える場合、無線機の送信電力制御機能の他に勿論AF入力信号のレベルを変えることで送信出力が変えられます。 

 従ってQRP送信出力(例えば100mW)を得る場合、無線機の送信出力をそのRigの最小送信出力(例えば1W)に調整しAF信号のレベルを変えQRP送信出力(例えば100mW)を得ることもできるし、Rigの最大送信出力(例えば100W)にしてAF信号のレベルを変えてQRP送信出力(例えば100mW)を得ることもできます。

 またWSJT/JT65-HFの送信出力を変える場合、送信出力の歪が相手局にデコードしてもらえるか否かに関係し極めて重要です。歪は(1)送信系、(2)AF信号系で発生しますのでこの二つについて考察します。

(1) 送信系 : 送信系で重要なのは変調入力から送信出力までの直線性です。上述したように送信出力を変える場合、無線機の送信電力制御機能とAF信号レベル変化の両方が使える訳ですが、前述の組み合わせの違いによる送信系の直線性の差異についてメーカに問い合わせたところ「何れもALCがかからない領域なので直線性に差はない、差があるのは調整のし易さから前述の例ではRigの最小送信出力(例えば1W)に設定しQRP送信出力(例えば100mW)に調整した方がベター」とのことでした。また 送信系の直線性を確保する上で重要なのは、オーディオ・プロッセサーやコンプレッサー等の「非線形要素」は絶対に使わないこと及びALCのレベルは「ゼロ」にすることです。

(2) AF信号系 : AF信号系はPCのAF出力を直接マイク端子に入力する場合、PC/Rigインターフェース回路を入れる場合、専用のAFSK端子入力する場合等々各局違うと思いますので歪の発生について一概に言えませんが、先ず AF信号にノイズが乗ったのでは話しになりません。接触不良、誘導ノイズ、ノイズ最小の接地等根気よくノイズ除去に努めて下さい。 次に PCのAF出力回路、PC/Rigインターフェース回路、マイク入力回路(AFSK入力回路)等複数のAF回路がある場合、ゲイン設定で各回路の直線性が確保できるように根気よくゲイン調整をすることが肝要です。

 小生が行なっている(実用的/アマチュア的?)QRP送信出力設定法を紹介します。 Step 1.無線機の送信電力制御機能を最小送信出力に設定します。 Step 2. PCのAF出力回路のゲインのみ動かせる状態にし、その他のAF回路は調整範囲の中間付近に仮設定しておく。 Step 3. JT65のAF信号を無線機に入力して通過型電力計で送信出力を測定しながら、所望の送信出力の約50%(例えば100mWの送信出力にしたい場合には50mW程度)の送信出力になるようにPCのAF出力回路のゲインを調整する。 Step 4. この状態で無線機の送信電力制御機能で送信出力を調整し所望の送信出力(例では100mW)に設定して完了です。 

 なお仮設定したAF回路のゲインはPCのAF出力回路のゲイン設定値により再調整の要否を判断・実行します。(複数のAF回路の場合各回路のゲインが偏らないようにする

 この方法で調整した場合、所望の送信出力に対し無線機の送信電力制御機能は大きくなり過ぎず適当と思われるレベルになりPCのAF回路の調整も容易で、ALCは全く振れず送信出力が出せると思います。なおこの調整法は小生が保有する幾つかの無線機/PCではOKですが、全ての無線機/PCに適応できるか否かは不明で保証の限りではありません。

 前述の設定手順のStep 3.で使用する通過型電力計ですが、一般に電力計の測定確度は各測定レンジのフルスケールの何%で決まりますので、mWオーダーの測定では例えば “ Oak Hills Research ”の QRPパワーメータ ( 日本通信エレクトロニック(株)扱い)がQRP運用者の間では好評です。この通過型電力計は測定範囲 :5mW~10W、 測定レンジ :100mW,1W,10W、 周波数範囲 :300kHz~54MHz、 精度 :各レンジフルスケールで±5%、が主な仕様でWSJT/JT65-HFの運用には最適だと思います。

 6月2日にこのブログの「微弱信号通信/JT65の真骨頂」でこの方式に対する小生の基本的考え方の述べましたが、JAのWSJT/JT65-HFにQRVする全ての局が10W以下で運用し世界を驚かせようではありませんか。 

 このブログのQRP送信出力設定法で実際に設定してみてのご意見、また浅学な小生の解説、間違いのご指摘等コメント頂きたく、お願いいたします。

 

「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65

de JA1DEQ

 

 

 

 

 

 


6月18日に行った7MHzのJT65AスケジュールQSOがJT65‐HF ‐Googleグループで話題になっています

2012-06-19 06:00:10 | アマチュア無線

 先週6月13日にこのブログでWSJT/JT65-HFのスケジュール・QSOへの参加を呼びかけましたが、 6月18日(月)に行った7.026MHzでのスケジュール・QSOについて、JT65-HF ‐Googleグループに投稿され、話題になっています。投稿者はVK4CMV/Julianで、投稿内容は以下の通りです。

7.026 Mhz Clutch of JA operation : Julian VK4CMV

  I hadn't seen the JA bandplan before - interesting - I wonder if this is a gentlemen's agreement band-plan (like Australia) or if it's statutory. 

 I have worked JA on 7.076 - just not that many, so presumably the band-plan isn't statutory.  

 It looks like the people on 7.026 were running QRP - one station was running 200mw and was coming in strongly here, but likely would not make it over the Pacific.
 
The reality of 7.076 is that when Asia is fully in darkness, that part of the spectrum is a roiling, boiling, churning, anarchic place to operate - so it may be that a group of JAs decided to escape down to 7.026 where it is clearer.
 
I'm constantly amazed at what goes on at the bottom end of 40m - there are these guys up in Indonesia who compete with each other to buy the biggest amplifier and then proceed to QRM each other with voice reverb units on 7.0Mhz. These duals can go on for hours until, presumably, they are too drunk to continue.
 
So it could be pressure on bandwidth that's forcing people to take up new niches on 40m. Sounds like real life.
 
73 Julian VK4CMV

  上図(JT65-HFのメイン画面)が投稿者VK4CMV局での受信状況ですが、JA各局ともかなりのdBで届いていたようです。Hi  JA1DEQが発信した「 0.2W DIP TU73 」が下から4行目にありますが、-11dBで届いていたのにはVKの投稿者も驚いているように小生も驚きました。Hi

 以上の投稿に対し、5人の方から返信コメントが入りました。その中で3人のコメントを紹介しておきます。

(1) I thought so too Jon and 7.076 is where I've always worked any of the JA's on 40. I might have looked at 7.039 or 7.040 at one time but I'd never have thought
to have looked down on 7.026 MHz.

Barry KS7DX

 

(2) Its also 7039 in some parts of the world, as 7076 is in their voice band. Looks like JA decided to go even lower. No doubt they will be clobbered by lots of CW that low in the band. I guess JT65A activity is wherever you find it :-)

Best regards,

Gary, K7EK

 

(3) I believe that JAs can only operate data modes on 40m between 7025 and
7040 (or maybe 7045, for DX):
73,
~iain / N6ML

 なお JT65-HF - Googleグループへの返信はJH3ECA/中島OMとご相談し行う予定ですが、 WSJT/JT65-HFのJAでのSchduled QSOについては紹介した方が良いと考えています。 こうした情報を見てもこの度JARLで検討されるバンド・プランの重要性を再認識した次第です。ご意見があればぜひコメントお願いします。

「JT65-HF運用解説書」のURL : http://okdeq.lolipop.jp/jt65 

de JA1DEQ