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英会話教室の使い方

2007-12-11 23:38:40 | 日本を元気にするアイデア
知り合いに、英会話教室に大金を支払って通ってもなかなか進歩しない人がいらっしゃいました。予習も復習もせずに教室だけ通っても上達しませんから、お金ばかりかかって効率が悪い学習法だと思います。お金の無駄だから、やめたほうが良いと思います。
もちろん教室に頻繁に通って上達する人もいらっしゃるかもしれませんが、もっとお金をかけない方法は色々あります。それでも、もし英会話教室に通うならば、大金を前払いやローンにしないで済む、週一回程度の月謝制の教室へ、モチベーションを維持するため、実力を試す場として利用するほうが良いと思います。

英語を耳にするだけなら、テレビでもラジオでも、インターネットのストリーミングでも何でも利用できます。それならお金もかかりません。それに言葉は語彙がまず必要ですから、英会話学校に行こうと思う前に、まずは語彙を増やし、自分の思うことをかたことでも何とか言えるように、参考書やNHKの講座などろ利用して覚えておくことから始めるのが良いと思います。良い参考書も沢山ありますし、ゲーム感覚で楽しめる道具も沢山あります。語彙を増やしておいた上で英語を沢山聞けば、自然と耳に入るようになるというものです。

自分は英語は得意ではありませんし流暢とは言えません。仕事で電話での会議などは苦手で避けたいのすが、英語で何とか仕事もできるようになりましたし、アメリカ人などと、飲み会などで色々な話を続けることができるようになりました。
特に英会話教室などに通った事はありません。これからも英会話学校に行く必要は無いと思っています。(試す機会は時々ありますから)

英会話学校に行ったからと自動的に英語が得意になるはずはありません。教室に通おうと決める前に、もう一度、他の手段で語彙を増やしたり、耳を訓練したり、文法を勉強したりする事を考えてみるべきです。他人につられて通うのは特に注意が必要です。

今では、インターネットのおかげで、大金を使って留学などせずに外国語に親しむ事が簡単にできるようになりました。お金をかけずに留学するくらいの語学能力を多くの人が身に付けることが出来る時代です。多くの日本人の外国語能力が飛躍的に伸ばせると思っています。

ガソリン代が高騰しているのに

2007-12-10 22:45:22 | 日本を元気にするアイデア
ガソリン代が高騰しているし、二酸化炭素削減のためにも、徒歩や自転車、電車をなるべく利用しています。昨日、日曜日の買い物も、天気も良かったので片道1kmを歩いて行くことにしました。
と、歩きながら通り過ぎる車を見ると、車体も大きく、排気量の大きいガソリン消費用も多そうな車にたった一人で乗って、しかも急加速や急ブレーキ、これだけガソリンが高騰しているのに、何とも景気の良い人たちが多いものだと感じる。車が趣味だとしても、高いガソリンを惜しげなく使える方々が世の中にはいらっしゃるのですね。

さて、首都圏では鉄道網も充実しており、交通の便が良いから、車を持たなくてもタクシーとレンタカーで済ませることもできる。通勤や買い物に使うくらいなら、軽自動車かせいぜい1300ccクラスで十分だし、旅行などに使う場合はレンタカーを早めに予約しておけば良い。車を運転しない若者も増えているそうだが、レジャーでお酒を飲めるし、ついでに二酸化炭素排出を減らせる。事故のリスクも減らせるから良いのではないだろうか?

若者の車離れに歯止めをかけたいという若者向けのスポーツカーを開発しようと頑張っているメーカーがあるそうだが、高騰してもガソリンを惜しげなく使える若者が増えると考えているのだろうか?
ガソリンの価格も当分下がりそうにない事だし、高速道路を走れなくても良いので、リッター100kmくらい走るような、軽くて、自転車よりも便利な通勤や買い物に役立つ車でも開発したほうが良いのではないかと思う。

従業員の能力を最大限に引き出せ

2007-12-07 00:01:30 | 日本を元気にするアイデア
「優秀な人材が少ない」という経営者が多いのですが、従業員の能力を認め、任せ、育てていないのが問題だと思うのです。人は責任を持たせてやらせれば、能力を最大限使い、ほとんどの事は何とか実行できるし、やる気もでるし成長もする。
大きな判断を現場に任せると一時的には大きな損失がでる可能性はあります。それを恐れて、やらせなければ、従業員のせっかくの能力が無駄になります。たまに起こる失敗よりも、従業員の能力を無駄にするほうがはるかに損失は大きいと思うのです。
現場の管理職に任せれば出来るような仕事の判断に経営層が終始していたらどうなるだろう。大きな船の船長が船の進路に専念せず、機関室で指示を出しているような事はないだろうか?逆にすべての事を船長に判断してもらおうとしていないだろうか?そんな船は座礁するかもしれないし、嵐に巻き込まれるかもしれない。
あなたの会社はどうだろうか?

技術系役員の技術力は?

2007-12-06 00:06:38 | 日本を元気にするアイデア
技術を売り物にするメーカーと言われる企業は、何より技術力が利益の原動力だと思います。もちろん、メーカーだからと言って役員全員が技術に詳しい必要が無いですが、メーカーの将来を左右するのは技術を判断できる技術系の役員がいるかどうか?

さて、社内の人ならともかく、他社の技術系役員や、投資先企業の技術系役員がどの程度の技術的な知見があるのか客観的に判断するのは、難しいですね。
でも、ある程度参考となるのは、特許で、前にも書きましたが特許は http://www.inpit.go.jp/index.html で調べる事ができます。

氏名と企業名(調べられる特許の期間、発明者の転職や異動などもあるので注意)でヒットするので、専門はどうなのか?特許の中身はアイデア特許レベルなのか、他人が思いつかないような発想力があるのか?などなど、特許の中身まで読んでみるとだいたいわかります。

「うちの会社はトップは技術系です。技術には強いのです。」なんてメーカーでも、トップの名前で調べてみると「なんだ、特許を出した事は無いんだ。」なんてわかる事もあります。技術を売り物にするメーカーでもトップが必ずしも技術系の必要はありませんし、出身大学が技術系というだけでビジネス畑を歩んできたトップもいらっしゃるでしょう。でも、「経営層にまともな発明したことがある役員が一人もいない」メーカーというのは、投資先としても就職先としても不安ではないでしょうか?

ここで、「まともな発明」とはどんな特許かは、判断が難しいですが、投資や就職先として企業を評価するときに、その一つの判断材料として、その会社の技術系役員が発明者の特許が何件あるか?その内容はどうか?などを調べてみても良いかもしれません。

特許で企業の動向をしらべる

2007-11-30 23:52:50 | 日本を元気にするアイデア
株式投資はやっていませんが、特にメーカーに投資するならば、投資候補の企業がどんな特許を出しているのか調べてみるべきだろう。特許を調べると、どんな技術に力をいれているかがわかります。本当に製品化に使う特許は、なんとなくわかるものです。

特許は http://www.inpit.go.jp/index.html で無料で調べる事ができます。
ここに、初心者向け検索がありますが、ほとんどはここで検索すれば十分です。
初心者向けの検索画面で、メーカー名を正確に入力して検索すると、特許の件数が出てきます。例えば「トヨタ」と入力すると、すごい数の特許がでてきます。
これでは多すぎて調べられません。

そこで例えば「自動車メーカーは歩行者の保護に対してどう取り組んでいるだろう」と調べてみましょう。
例えば「トヨタ 歩行者」、次に「日産 歩行者」と入力すると、それぞれ196件、114件ヒットします。(2007年11月30日現在)
一覧表示にすると、公開年度が出てきます。そうすると、その特許が最近増えてきているのか、減っているのかわかります。公開されるのは出願から一年半前ですから、どちらも2003年くらいから特許出願が増えていることがわかるので、このころから歩行者の安全性に注目しはじめたのではないかと予測できます。
「当社は積極的に○○について取り組んでいます。」というのが本当かどうかも、特許でわかることもあります。

さて、次は特許の中身です。
特許は出願だけなら、誰でも出せます。ですから件数だけでだまされてはいけないと思います。どんな技術が使われているか?コスト的に製品化が可能か?なども出来るだけ見ておくべきだと思います。極端な話、技術的におかしな内容(永久機関など)でも、出願だけは出来てしまいます。ですから、「特許出願中」だけで、その商品やその企業を信じてはいけないと思います。

では、「特許取得」なら信用があるのでしょうか?それも間違いです。特許は「技術が優秀だから」とか「商品として魅力がある」から取得できるのではないからです。

出願件数は、その会社の技術動向を調べる事ができます。でも単純に「特許件数=技術力」ではないので、どんな技術を特許に出しているのか調べて、判断することが必要だと思います。本気で商品化しようとしている特許なら、同じ技術に関連する特許が出てきますので、何となくわかるように思います。

ただし、膨大な特許が出願されているので、詳細に調べようと思うと、膨大な時間がかかっていまうと思います。特許を調べて、投資先を選ぼうなんて思っても簡単ではないかもしれません。また、研究開発していても、商品発表直前まで特許を出願しない場合もありますし、まったく出願しない場合もあります。
・・・ということで、あくまでも、その企業の動向をさぐる一つの手段だ程度に考えておくべきかもしれません。


企業を変える社内ブログ

2007-11-28 23:19:38 | 日本を元気にするアイデア
多くの企業が社内ブログが活用していない様ですし、中には規制されている企業もあるそうですが、日本の企業が強く元気になるためには、従業員が持っている知をどんどん活用できるように、社内ブログなどをもっと活用する必要があると思います。
ところが、社内ブログが普及してくると、様々な反発も出てくるのだと思います。その反発を我慢できない企業は、その先に進めなくなってしまう。そういう状況が日本の企業の多くに出てきているような気がします。

例えば、社内ブログでは公平に比較されるので、役員より有名な平社員が出てきてしまったりするのではないでしょうか?中には「面白く無い」と感じる人もいるでしょう。

人の心をつかむ文書能力、ロジカルさ、その人の個性やスキルなどまでが表面化してきます。知の流通が活発になれば、持っている情報の差だけでのマネジメントができなくなるため、年功的にマネジメント層になった人にとっては、平社員と差がつけづらくなってしまうかもしれません。
ブログの内容では差が付けられなくなると、自分の実力ではなくポジションを利用して、交流がある有名人の名前を出して「平社員とは違うんだ」なんて事を強調しようとする人も出てくるかもしれません。そうなると、「業務に関係無い事ばかり書かれている。けしからん」という人が出てきて、権力で「中止しろ」なんて事もありえるのでしょう。

もちろん、社員が自律できない状態だと「さぼり」も発生するかもしれません。しかし、現在多くの企業が、成果主義を取り入れているのですから、結果が出ない社員は、そこでペナルティーを受けるわけです。業務に支障が無い範囲で社内ブログに参加しているのであれば、それほど問題は無いはずです。
また、業務に関係無い情報と言っても、必要あるかないか選択するのは、その情報の利用者です。管理職や情報管理者が判断するのではなく、利用者が判断するものです。

例えば、お客様からの質問や要求に応えなければならない場合、お客様との会話を理解するために、短時間で情報を仕入れる必要もあるでしょう。そんなときに、キーワードで検索し、出てきたブログから、その案件に詳しそうな人を探し出し、応援を頼むなんて事ができるわけです。

社員を信用し、社員の自律性を信じて、社内ブログを運用できた企業か、将来強い企業になれると思っています。日本の企業に限らず、多くの企業で、社員が多少はみ出し行為に我慢できず、また、社内の既得権者からの反発に我慢できず、ついには規制してしまい、社員の自由な発想や行動を制限してしまうということが起こっているように思います。

まとまりのない文章になりましたが、社内の既得権者の保護ではなく、社員の知と自由な発想を引き出せる企業が日本に増えれば、日本全体が元気になると思うのです。あなたの会社は逆の方向に向かっていないだろうか?