アマチュア無線局JA0BYV

アマチュア局JA0BYVの移動運用その他の記録などナド・・・

古い受信機からのメッセージ

2009-07-10 17:43:01 | アマチュア無線
 JA8B**局は80歳が近づく年齢になり、昔からの物品を整理し始めました。
そして、45年ほど前の送信機TX-88A、受信機JR-60もそろそろ処分の対象と
なる段階にきましたので、最後にJR-60に通電してみました。コンデンサなどは
容量も減っているだろうし、真空管もエミ減しているだろうなどと思いながら
見るとヒーターがすべて点灯し、アンテナをつなぎ7MHzを聞いてみたらちゃんと
受信できたのです。
 拡張された7MHz帯は7100~7200の間に7MHz拡大記念パーティーで多くの
局が聞こえ、JA0B**局の信号が強力に入感してきましたのでコンディションが
変わらないうちに現用のIC-780に切り替えてコールし、交信に入りました。
 すると、その相手局の過去ログから、1965年2月当時は7McのA3で
交信していたことが判明。偶然にも45年近くも前に聞いた同じ受信機で同じ
局の信号を受信し交信した事になります。 これは、もはや受信機が処分を
しないでくれと言ってくれているように思え、とても処分できなくなりました。
 そして今日の交信の経緯を相手局に伝えたのです。

実は、その相手局は私でした。

 マイクバックされたとき、コールサインと了解を送信するのが精一杯、
感激のあまり声が震え、言葉に言い表せない状況で、少しの時間 無言の
送信となりました。

 私も当時の送信機はTX-88Aで自作高1中1の受信機と共に物置の2階に
保管してあるのです。(VFO-1もあります)

 最近40数年ぶりの交信が結構あるのですが、その中でも今回の交信は
胸にせまる内容の交信でした。
長くアマチュア無線を続けて来て、元気に又、再会できて本当に良かった。
人それぞれに いろいろな人生ドラマがあるわけで偶然にも同じ時間に同じ
周波数で交信し、44年以上も経てからまた同じ受信機から聞こえてきた
信号で再会できるとは!!

そして、またの再会を約束し40分間の交信を終えました。

 このブログに書いておこうと当日下書きを書き始めたのですが・・・、
うまく言葉に、文章に表すことができませんでした。(7月10日)
従って、この投稿のタイムスタンプは2009-07-10 17:43:01です
今日 内容を整理して ようやくUPしました。(7月13日夜)

これでも、まだあの感激を十分言い表すことは、できていませんが。

 

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