J@Dの備忘録(食べ歩き編)

おっさんの備忘録 食べ歩き編(2022年~)

今日のケーキ(ハニーミルクシフォン@タリーズコーヒー)

2023年12月27日 | スイーツ(タリーズ)


今日は晴れ。今朝は上空に暗い空が広がっていて、薄い雲が所々に浮かんでいるのが見えた。西の空には煌々と明るく光る月が浮かんでいる。天頂付近から東の空にかけて数個の星が瞬いているのが見えた。今朝の気温は0℃で、西よりの風が吹いている。出勤のために外に出ると、吐く息が白く見えた。空気が氷のように冷たく、風がヒンヤリと感じられる。辺りはシンと静まり返っていて、道路を歩く自分の足音だけが耳に聞こえていた。
日野駅から電車に乗って新宿に向かう。新宿駅で電車を降りると、改札を抜けて地下道に入った。地下道から外に出ると、空を覆う雲が薄藍色に染まっていて、街は薄暗い。職場に着いて窓から外を見渡すと、まだ眠っているかのような暗い街に灯る明かりが寂しげに見える。市街地の先には山々のシルエットが黒々と見えていて、白く冠雪した富士山が朝日を受けて薄く紅を差したように見えた。7時になると、西新宿のビル群が朝日を浴びてオレンジ色に染まってきた。

日中は南から薄い雲が広がってきて、薄日が射すスッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は13℃で湿度が低く、西よりの風が吹いている。お昼休みに外に出てみると、カラカラに乾いた風が冷たく、ヒンヤリと感じられた。すっかり葉を落とした木々の枝から鳥のさえずりが聞こえている。わずかに残った枯れ葉が風に揺れていた。午後になって雲が切れてくると、青空が再び広がってきた。
夜、仕事を終えて職場を出た。外に出ると、東の空から丸い月が昇ってきているのが見える。今夜の月は今年最後の満月である。ちなみに12月の満月はアメリカの農事暦で「コールドムーン」とも呼ばれるとのこと。暗い空にところどころにかかる薄い雲が月に照らされて黄金色に染まって見えた。

新宿駅から中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。電車は少し遅れていたが、今日は少し早く帰ることができたこともあり、途中で気分転換を兼ねてお茶をしていきたい気分である。電車が待ち合わせのために国分寺駅に到着したところで電車を降りると、駅の改札を抜けて駅南口にあるセレオ国分寺2階のカフェ「タリーズコーヒー セレオ国分寺店」に入店した。


店内は比較的空いていて、窓に面したカウンター席の1つを確保すると、レジに向かった。ショーケースの中を覗き込むと、美味しそうなケーキが数種類並んでいる。その中から「ハニーミルクシフォン」を注文することにして、レジの前に立った。ドリンクは今月26日から発売になった「まろやか練乳抹茶ラテ」のトールサイズを注文することにする。ドリンクはマグカップに淹れてもらうことにした。
代金をタリーズカードで支払うと、レジでケーキの載ったトレーを受け取った。奥のカウンターで「まろやか練乳抹茶ラテ」のマグカップを受け取る。カトラリー等が置かれているコーナーでスプーンをトレーの上に載せ、更に紙コップを1つ取って、傍らに置かれた冷水のポットから紙コップに水を注いでトレーの上に載せると、確保したカウンター席に運んだ。


紙おしぼりで手を拭き、さっそく「まろやか練乳抹茶ラテ」を飲むことにする。


「まろやか練乳抹茶ラテ」は抹茶ラテにホイップクリームを浮かべて練乳を加え、抹茶を振りかけたドリンクである。ホイップクリームの上の抹茶の濃い緑色が目にも鮮やかで、香りもいい。


まずはマグカップを持ち上げて、そのまま「まろやか練乳抹茶ラテ」を飲む。コクのあるほろ苦い抹茶ラテは宇治抹茶の豊かな香りが広がり、和の風味が存分に味わえる。少し「まろやか練乳抹茶ラテ」を飲むと、今度はスプーンで表面に浮かべられたホイップクリームを口に運んだ。
もっちりとした食感のホイップクリームのミルキーな味わいに練乳の甘さが被さるように、優しい味わいが口の中に広がる。宇治抹茶のほろ苦さがアクセントになっており、まろやかな甘みを感じるミルキーな味わいで美味しい。

残ったクリームを抹茶ラテに溶かすようにして、再び抹茶ラテを飲む。気分がほっこりとして、気持ちが楽になっていくのを感じる。リラックスした気分で、窓の外から駅の構内を何とはなしに眺めた。
ちょっと気分が落ち着いたところで、ケーキを食べることにした。


「ハニーミルクシフォン」はふんわりとした食感のシフォン生地をホイップクリームで包みコミ、はちみつをトッピングしたケーキである。


ケーキにフォークを入れて口に運ぶ。クリームのまろやかな甘みときめ細やかなシフォン生地の口当たりが柔らかくて心地よい。風味豊かなはちみつがアクセントになって、口の中でクリームの甘さと溶け合い、喉の奥に消えていく。優しい味わいで美味しい。
ケーキを食べてしまうと、「まろやか練乳抹茶ラテ」を飲んだ。ケーキのホイップクリームの優しい甘みと「まろやか練乳抹茶ラテ」のみるきーな甘さが合わさって、まるで和菓子を楽しんだかのような味わいである。温かい抹茶ラテが全てを包み込むようにして喉の奥に消えていく。

ようやく落ち着いたところで、ビジネスリュックサックの中から文庫本を取り出す。「まろやか練乳抹茶ラテ」を楽しみながらしばらく本を読んでいると、マグカップの中の「まろやか練乳抹茶ラテ」が空になった。
紙コップに入った冷水をマグカップに注ぎ、マグカップの中のクリームを綺麗に冷水で溶かしながら、少しずつ冷水を飲んで本を読む。マグカップの中の水も無くなったところで、本にしおりを差してビジネスリュックサックの中に入れた。食器を返却すると、帰り支度をして店を出る。

国分寺駅の改札に入り、中央線下りホームに降りると、通勤快速電車がホームに滑り込んでくるところだった。通勤快速電車に乗って日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。
日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。上空を見上げると、綿の塊のような雲を敷き詰めたような暗い空が広がっている。雲の一隅がぼうっと明るく光っていて、その付近に月が隠れていると知れた。不意に雲が切れて、雲の合間から幽玄のような青白い満月が姿を現した。薄い雲を透かすように月が光を放っていたが、しばらくすると再び雲に隠れてしまった。アスファルトの上を乾いたスースーと吹いてくる北よりの風がヒンヤリと感じられる。遠くから高速道路を走る車の音が聞こえた。


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