
今日は晴れ。今日は9時過ぎに起床した。カーテンを開けると、上空には青空が広がっているものの、雲の多い空模様である。ベランダの外に出てみると、雲が南から北にゆっくりと流れていくのが見えた。日が射しているものの、空気がヒンヤリと感じられる。遠くから鳥の鳴き声が聞こえた。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。午前中、上空に浮かんでいた雲は北に流れて、小さな雲が所々に浮かんでいるものの、日射しがたっぷりと降り注いでいる。昼間の最高気温は10℃で空気がカラカラに乾いていて、東よりの風が吹いている。日射しの温もりが感じられるものの、空気がキリッと冷たく感じられた。
午後になって日が傾いてくると、雲が西から東に流れてきた。太陽が雲に隠れると、雲が黄金色に輝いている。東の空に白い上弦の月が昇ってきた。
夜、買い物を兼ねて、夕食を食べに外出することにした。電車に乗って豊田駅に着くと、駅北口のイオンモール多摩平の森に向かった。建物の中に入ると、フードコート「森のキッチンコート」に足を向ける。ちなみに、昨年、夕食を食べたタイレストラン「Jasmine(ジャスミン)」は今年の10月31日で閉店したとのこと。今日はこの店の隣にある南インド・パキスタン料理店「アナス ドーサ ビリヤニ」で食べることにした。
インド料理店のカレーを食べるのはかなり久しぶりだ。ブログを確認すると、1年以上も食べていなかった。
店に向かって左側にレジカウンターがあり、ここで料理を注文する。カウンター上にはメニューが置かれている。ちなみに「本日のおすすめカレーセット」は「おくらタマネギとチキンのカレー」とのこと。
左脇の立て看板にもメニューがある。こちらの方が見やすいだろうか。各種セットメニューやカレー料理が掲載されている。
裏側にもメニューが掲載されている。
注文したのは「3種類のカレーセット」である。このセットは「本日のおすすめカレー」「南インドサンバー」「季節の野菜コルマ」「南インドのチキンカレー」「キーマトマトカレー」「ほうれん草チキンカレー」「バターチキンカレー」「シーフードカレー」の8種類のカレーから3つのカレーを選ぶ。
カレーは「キーマトマトカレー」「バターチキンカレー」「シーフードカレー」の3種類とした。更に、このセットは「ナン」か「パスマティライス」のいずれかが選べる。最近、歯の治療を怠っていることもあり、歯が弱くなっているのを感じているので、「パスマティライス」を選ぶことにした。ちなみに「パスマティライス」を大盛で注文すると、無料で応じてもらえた。
ちなみに、セットメニューには無料で「マラサチャイ(ホット)」「ラッシー」「アイスチャイ」が付けられるとのこと。外は寒いので、「マラサチャイ(ホット)」をもらうことにした。
代金を払うと、すぐに料理が出来るとのことで、店の右手の配膳コーナーに進んだ。しばらくして、丸い金属製の盆に「パスマティライス」と3種類のカレー、「マラサチャイ(ホット)」の入った紙コップ、スプーンが所狭しと載せられて出された。
料理が一式載ったトレーを受け取ると、トレーを持って、空いているカウンター席に運ぶ。
カウンター席に料理を運ぶと、店のレジカウンター脇には紙おしぼりがあったので、これを1つもらい、フードコート内の給水器に行って冷水を紙コップに入れると、紙コップを持って確保したテーブル席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭くと、最初に「マラサチャイ(ホット)」を少し飲んで喉を潤す。カレーを食べた後に飲むと、カレーのスパイスの味が邪魔になって、チャイ本来の味わいを楽しむことが出来なくなると考えたからである。また、温かい内にチャイを楽しみたいという気分もある。
「マラサチャイ(ホット)」はスパイシーな香りが広がる濃いめのミルクティーのような甘さのお茶である。ミルキーな甘さの中にスパイスの味わいがアクセントになっている。スパイスの効能も手伝って、体がポカポカとしてきた。
「マラサチャイ(ホット)」を楽しんだ後は、いよいよカレーを食べることにした。
一番手前にある金属製の器に入ったカレーは「バターチキンカレー」である。バターとスパイスで作ったカレーソースの中には、一口大の鶏肉が4個入っていてスライスしたレモンの欠片が浮かべられて、みじん切りにしたパクチーが散らされている。
これをライスにかけてたべる。この「パスマティライス」にはキャベツとニンジン、豆を煮た物がかけられている。
「パスマティライス」は長粒種のインディカ米の一種で、炊くと香りが強くなる香り米とのこと。インディカ米の中でも、特に高級米とうたわれる米とのことである。
このままでも十分美味しそうなのだが、これに「バターチキンカレー」をかけて食べる。赤くて辛そうなカレーソースは、見た目とは裏腹にまろやかでコクのあるトマトベースのクリーミーなカレーで美味しい。鶏肉は骨なしタンドリーチキンで柔らかくて美味しい。口の中でほろほろと崩れるような食感ながら、歯応えもある。カレーには生姜が入っていて、食感のアクセントにもなっている。
カレーを楽しみながらライスに絡ませて口に運ぶ。パラパラとした食感ながらもほどよく粘り気のあるインディカ米はカレーに野菜を煮たものが混ざり合って口の中に入ってくる。なかなかのボリューム感とスパイス感が美味しい。あっと言う間に「バターチキンカレー」の入っていた金属製の器が空になった。この金属製の器の中にライスを少し入れて、よくかき混ぜるとカレーを拭うようにして口に運んだ。
次は「キーマトマトカレー」である。「キーマトマトカレー」は生と乾燥のスパイスにトマトを加えた赤色のカレーで、この店自慢の一品とのこと。表面にはトマトが1カット載せられていて、みじん切りにしたパクチーが散らされている。
ライスに「キーマトマトカレー」をかけて食べる。鶏挽肉がたっぷりと入ったカレーはちょっと辛い。唐辛子の辛さが前面に押し出されてくるような辛さで、食べていると額に汗がじんわりと浮かんだ。生姜の清涼感が鼻腔を突き抜けて、汗をかきながらも心地よい味わいである。トマトの旨味がアクセントになっていて、病みつきになりそうな美味しさである。
「キーマトマトカレー」が少なくなったところで、金属製の器にライスを入れて、カレーをライスに絡ませて、綺麗に拭き取るようにして口に運ぶ。器が空になったところで、お冷やを少し飲んで息をついた。
最後は「シーフードカレー」である。スパイスをクリーミーに仕上げたという黄色のカレーソースの中にはベビーホタテが1切れとイカが3切れ、貝ヒモが1個入っていた。
このカレーは甘口で、ミルキーな味わいで美味しい。先ほど食べた「キーマトマトカレー」の辛さでダメージを受けた口の中を癒やしてくれるような味わいである。このカレーにも生姜が入っていて、食感のアクセントになっているだけでなく、カレーを食べていると体がポカポカとしてきた。
ライスがだいぶ減ってしまったので、ライスを「シーフードカレー」の器の中に入れて、カレーとよくかき混ぜて食べる。カレーの旨味を楽しみながらライスを食べていると、あっという間に器は空になった。
最後にお冷やを飲み干して完食。美味かった。満足である。
帰り支度をして、食器の載ったトレーを返却口に置くと、フードコートを出た。
イオンモールの奥にあるイオンスタイルで買い物を終えると帰宅の途につく。イオンモールの建物の外に出て空を見上げると、雲は北側に押しやられたように広がっているものの、概ね晴れていて、暗い夜空が広がっている。南の空には上弦の月が光り輝いていた。