【 寒気が入って大気の状態が不安定の時は 山に入ってはいけませんね ( 教訓となりました ) 】
山の天気は変わりやすい? 双六岳~水晶岳 vol. 1
山の天気は変わりやすい? 双六岳~水晶岳 vol. 2
山の天気は変わりやすい? 双六岳~水晶岳 vol. 3
水晶岳へ到着して 写真を一枚だけ撮って 即 下山開始
この雨の中 まだ水晶岳に登って来る人もいて ビックリしましたね~
で レインウェアーも着ていることですし このまま双六小屋へ戻ろうと
水晶小屋分岐までの稜線を歩いていると はるか遠くで雷が鳴る音が聞こえてきました
遠くの方で雷の音が一度でも聞こえるということは こちらにも近づく可能性が十分あるわけで
とりあえず 一番近くの水晶小屋へ避難しました
水晶小屋に避難して 数分後 バリバリ~と大きな雷鳴が…
その後も 稲光とともに雷が鳴り続け 今日は水晶小屋泊りかなぁ~ なんて呑気に考えたりしてました
水晶小屋の近くでも 雷が落ちたらしく 駆け込んできた登山者の方が興奮気味に話されていました
後で知ったのですが 双六小屋の近くでも 雷が落ちていたらしく
鷲羽岳で引き返していたら テントの中で一人 雷の恐怖に怯えていたでしょうから
水晶岳まで来ていたことが かえって良かったのかもしれませんね
水晶小屋で 1 時間ほど雷と雨が収まるのを待って
12:30 水晶小屋を出発しました
富山方面は青い空 ( 薬師岳 )
表銀座方面には 発達した積乱雲が出来ていて 雷鳴も時々…
稜線を歩く時は 少し姿勢を低くして足早に歩き
13:00 岩苔乗越に到着
三俣山荘と雲ノ平の分岐点
沢沿いのガレた登山道を 黒部源流標まで高度を下げて行きます
登山道
小さな沢も何度か渡渉します
木道は滑らないように
登山脇の沢に残雪
13:45 黒部源流標に到着
源流標を撮り忘れました (^_^;)
で ここからは三俣山荘テン場までの登りとなります
整備された木道
一か所 渡渉します
14:20 三俣山荘テン場横に到着
道標もしっかりとあります
この頃になると 雷も後立山方面で鳴っているだけのようなので
写真を撮りながら ( 雨に濡れたせいで カメラにレンズエラーが出るようになってましたが… )
ゆっくりゆっくり歩いて行きます
三俣山荘と鷲羽岳とワリモ岳
鷲羽岳~水晶岳
槍ヶ岳
槍ヶ岳方面は まだまだ怪しげな雲がモクモクと湧いていて
後立山の上空には 立派な積乱雲が出来てました
積乱雲
15:00 三俣峠に到着
巻き道に進みます
槍ヶ岳の周りの雲も 少しずつ薄くなってきて
槍ヶ岳を眺めながら 右手のお花畑にも目をやりながら
巻き道の ザレた登山道をテクテクと歩いて行きます
北鎌尾根と槍ヶ岳
登山道
と 槍ヶ岳の穂先で ヘリコプターがホバリングをしているのが見えました
荷揚げにしては 穂先でホバリングは変だなぁ~ なんて思いながら 写真を何枚か撮り
槍ヶ岳をズーム
二度目のホバリングの後 槍ヶ岳から離れて行くヘリコプターを確認して
歩くことに集中します
翌日 鏡平山荘でお話した方からの情報で知りましたが
鑓ヶ岳の山頂で落雷にあい 1 名の方が亡くなられたそうですね ご冥福をお祈り申し上げます
緩やかな登山道をテクテク歩き続けていると 目の前に急登の斜面が見えてきました ( 笑 )
岩もゴロゴロしていて 登り難そうです (^_^;)
巻き道最大の急登
急登を登り終えて 振り返ってみると 歩いてきた道の長さに感激しますよ~ ( 笑 )
思えば遠くへ来たもんだ? ( 笑 )
双六岳への分岐を双六小屋方面へ 10 分も下りて行けば
16:35 長い長い一日が終了
双六小屋と後ろの山は樅沢岳
水場で水を汲んで テントに戻って夕飯を食べて 就寝
サラダスパに たらこを絡めて
8 月 19 日 ( 日 )
さぁ~ 本日は帰るだけです
朝 テントの中から外を見てみると 一面真っ白…
ガスガスで テントも結露だらけ…
少し 双六小屋の辺りで時間を潰して
硫黄岳の辺りから朝陽
少しずつガスが取れてきました
出発時間を少し遅らせて テントが乾くのを待ちたいのですが
そうも悠長なことを言ってられないので パタパタとテントを煽って乾かし
6:30 テン場を出発
青い空も見えてきました ( 笠ヶ岳方面 )
双六小屋と鷲羽岳
槍ヶ岳と穂高連峰
弓折乗越まではアップダウンを何回か繰り返しますが ほとんど登りです ( 笑 )
鏡平まで 2.5 km地点
7:30 花見平に着いて ベンチで朝ごはん
お手軽朝ご飯
朝ご飯を食べて 槍ヶ岳を眺めて お花畑を散策して…
帰りたくなくなりますね~~
が 鏡平山荘でかき氷を食べるミッションを思い出し ( いつ そんな指令が… 笑 )
重い腰を上げて 鏡平山荘目指して歩きはじめます
弓折乗越から 鏡平山荘をロックオンして ガンガン下って行きます
弓折乗越
8:45 鏡平山荘に到着
鏡平山荘
と かき氷の前に 鏡池に映る槍ヶ岳の撮影しておかないと…
槍ヶ岳が雲で隠れないうちは写真撮影に没頭して
山頂に雲がかかってきた時点で撮影を終了して 山荘へ移動
イチゴかき氷にちょっぴり贅沢な練乳がけ ( かき氷は 500 円 練乳がけは 50 円増 ) を注文
とっても美味しかったです
かき氷を食べて 再び鏡池に映る槍ヶ岳の撮影開始
かなりの枚数を撮影しましたね~
雲が槍ヶ岳を覆い隠してしまう時間が長くなってきたので
そろそろ帰りましょうか
2 日前に歩いてきた道を ゆっくりと下って行きます
小池新道分岐点から歩いてきた方向を見上げる
小池新道分岐点からは なが~~い 林道歩きが待っています
11:45 わさび平小屋に到着
お腹も空いてきていたので 素麺を注文して小屋前のテラスで美味しく頂きました
薬味がワサビでした
12:30 わさび小屋を出発して 林道をテクテク歩いていると
ポツポツと雨粒が空から落ちてきました
これくらいならレインウェアーを着なくてもいいかな… と歩き続けていると
ザァ~~~ と雨脚が強くなってきました (>_<)
ブナの大木の下で少し雨宿りしていましたが 止む気配もなかったので
ずぶ濡れ覚悟で レインウェアーも着ないで歩きはじめます
雨は小止みになったり ざぁ~と降ったりを繰り返しましたが
30 分ほどで 止みました
13:50 無事 に戻り 家に帰りました
次回は 先週末のテン泊山行のレポをアップ予定です
御無事で何よりです!
稜線歩きの落雷は恐怖ですね・・・。
状況判断が大事ですね。さすがはJ-ウルフさんです!
私なら・・・避難小屋泊まりだ~なんてのんびりはできません(笑)
でも、なんだかんだといいながらもいい風景に出逢えてますよね。鏡池に映る槍は綺麗ですね!
また、カキ氷も美味しそうですよ!
次のテン泊レポも楽しみにしてますね!
バリバリ~と 雷があちこち落ちてみたり
いちごシロップをたっぷりふりかけた 贅沢なかき氷を頬ばってみたり
ウルフさんの うらやましいことと危ないことの カップリング お見事で いいなぁ
ウルフさん ボクの憧れ黒部川の源流を 徒渉したりしたんですか?
流れを 両手ですくってみましたか?
どのくらい冷たかったですか?
飲んでもいいほど 綺麗でしたか?
教えて下さいね Waiha
山で雷の音を聞くことほど 怖いものは無いですね (^_^;)
たまたま近くに山荘があって 避難することができて良かったなぁ…って つくづく思います
あれほどゴロゴロと雷が鳴っているのに 稜線を歩かれている方がいるのには 驚きましたけど…
三日間とも 午前中だけは良い天気だったのが救いでしたね (^_^;)
先週のテン泊は 日帰りで歩ける山域でしたが
敢えてテン泊山行としてみました ( 笑 )
お楽しみに !!
黒部源流に限らず 北アルプスの沢の水は とっても冷たいです
水は綺麗ですし 飲めるような気がします ( 実際に飲んでないので飲用可とは断言できませんが… )
そうそう
次回 この山域を歩く時は 練乳をザックに忍ばせて歩きたいと思っております
かき氷に たっぷりと練乳をかけて食べたいので… 笑 笑
たちまち ニンマリになっちゃうよ~
あ~れ~
新規開設のブログ やっとお知らせできるようになりました
http://blog.goo.ne.jp/waiha_2012 です 遅すぎて すみません
お許し頂けて下さいますように
ウルフさん あのね
ついさっき gooブログの「山登り・ハイキング」のジャンルを閲覧していたら
「燕岳」のことを「つばくろだけ」って読むんですね
ルビをふってあったので 正しい読み方がわかりました
ここだけのお話ですけどね
「栂池高原駅」のことを「おかんち こうげんえき」と素直に読んでいたように
「燕岳」のことを「えんたけ」と素直に読んでいたのです
漢字を あんまし素直に読んじゃダメなんですね 要領が少し解ったよ
ブログの件 了解しました
伺いに行きますね
ん~~
そうですね
山の名前は 難しいですよね (^_^;)
御岳山…みたけさん
おんたけさん
どちらの読み方も正しいんですよね
同じ字を書いても 読み方が変わったりしますから
間違えていても仕方のないことだと思いますよ
でも
間違いに気づいた方が 記憶には残りやすいでしょうから
どんどん間違えて下さいませ ( 笑 )
そうそう
燕岳は 「 つばくろだけ 」と読みますが
燕岳にある燕山荘は 「 えんざんそう 」 と読みます
漢字の読みって 難しいですね ( 笑 )
ウルフ先生~ ありがとうございます~