BAD HEAD & MAKES ME BAD【仮題】其ノ拾

2007-11-29 21:56:30 | 小説

;I WILL realize【理想】

「こんな時間に何処行くの?」
「別に、」
「何で止められたか、判るよねえ?」
「あァ
。」
「名前は?」
「そっちの名前は?」
「・・・・・、身分を証明するもの、何かある?」
「はい。」
「これ、照合してみて!」
「ねえ、何処行くの?」
「家帰るんっすけど。」
「眼、如何したの?ビョーキ?危ないよ?」
「はァ、すいません!何か、原因不明で
。」
「そうなんだ~。仕事の帰り?それとも、友達と遊んだ帰り?」
「ネットやってきたんすけど。」
「ここらへんでは何処がいいの?」
「さァ?」
「え?教えてくれたっていいじゃない~!まいいや。仕事は?何してんの?」
「何もやってないっす。」
「働こうよ~!それじゃあ、死んでるのと一緒だよ?」
「大きなお世話っすよ。」
「何処で働いてたの?」
「そんなことまで言うんすか?」
××の工場知ってます?あすこっすけど、」
「そうなんだァ~!じゃあ、
××高校なんだァ。」
「いや、違うっす。」
「そうなんだァ~!で、何でやめたの?」
「あすこの工場、凄え爆音がずうっと聴こえんじゃないっすか?金属音。あの音を聴くともう何もかも厭になるんすよ。」
「ふ~ん。そんな格好で寒くない?」
「好きで着てるんすから。それにそっちの知ったこっちゃねえじゃないっすか?」
「まあまあまあ、仲良くしようぜえ~!」
「・・・・・。」
「自転車好きなんだァ?」
「別に。」
「自転車ン乗っていつも何処へ行ってるの?」
「別に。」
「教えてくれたっていいじゃない?」
「あんたなんかに教えたくないっすよ。初対面でそんなこと大体話さねえし。おまわりさんがキライっすから。」
「ははははははは
!面白いねえ~!でも、そう云う態度ばっか取ってると痛いメに遭うかもよ~?ずうっと痩せてたの?」
「ああ、はい。ってかそっちが太り過ぎでしょ?何喰ったらそんなに肥えるんすか?」
「何って、いろいろだよ~!焼肉とか?もっとちゃんと喰っ方がいいよお。肉喰え肉。」
「別にやっすよ、」
「どんくらいそれ乗ってるの?」
「十年くらいっすけど。」
「結構乗ってるねえ。今の若者はよく簡単に買い換えるからねえ~!もっと物を大切にって親御さんに教わらなかったのかねえ?」
「知らないっすよ。本人にキキャアいいじゃないすか?ってか、そんなんじゃねえし!」
「いじわるしないでよお~!なんでそんなこと言うン?なんでそんなこと言うン?もっと、仲良くしようや!」
「痛!っつか、イーカゲンにしてくんないっすか!?マジしつけえんだよ!」
「凄んでも全然、恐くないよ~。」
「照合大丈夫?うん。うん。はい。これ、じゃあ返すね。如何もありがとう。じゃあ、おやすみ~!」
「あれ?一寸待って待って。一寸、その、ショルダーバッグから覗いてるの柄じゃによねえ?ナイフか何かの?一寸、出してみて。じゃないよねえ?」
「ああ、これっすか?」
「ナイフっすよ!
つったら、如何します?」
「は?」
「テメエみてえなクソウゼエ奴を成敗する為に予め用意しといたんだよぼけえ!」
「へ?」
ブスッ!ブスッ!ブスブスブス~!


BAD HEAD & MAKES ME BAD【仮題】其ノ九

2007-11-29 21:56:08 | 小説



BLAZIN MY HEART;私の心を掻き乱す

GAZE INTO YOUR EYES;あなたの瞳を睨みつける

HIDE YOUR VOICE;声を隠しなさい

LIGHT THE FIRE OF FALLEN;零れ落ちた雫に光を灯し

BREAK THE PICNIC OF DEATH;粉々に砕け散る享楽

DEFENSE TO MYSELF;自己弁護する贖罪意識

KILL THE SHABAZOMBIE;シャバ憎を殺す

HAZE , IN THE PLACE OF LIMIT;霞、極限状態で

I WILL RE : BIRTH;私は覚醒する


BAD HEAD & MAKES ME BAD【仮題】其ノ八

2007-11-27 00:35:20 | 小説

;MAKES ME BE BAD【現実】

「こんな時間に何処行くの?」
「別に、」
「何で止められたか、判るよねえ?」
「あァ
。」
「名前は?」
「そっちの名前は?」
「・・・・・、身分を証明するもの、何かある?」
「はい。」
「これ、照合してみて!
ねえ、何処行くの?」
「家帰るんっすけど。」
「眼、如何したの?ビョーキ?危ないよ?」
「はァ、すいません!何か、原因不明で
。」
「そうなんだ~。仕事の帰り?それとも、友達と遊んだ帰り?」
「ネットやってきたんすけど。」
「ここらへんでは何処がいいの?」
「さァ?」
「え?教えてくれたっていいじゃない~!まいいや。仕事は?何してんの?」
「何もやってないっす。」
「働こうよ~!それじゃあ、死んでるのと一緒だよ?」
「大きなお世話っすよ。」
「何処で働いてたの?」
「そんなことまで言うんすか?」
「勿論!」
××の工場知ってます?あすこっすけど、」
「そうなんだァ~!じゃあ、
××高校なんだァ。」
「いや、違うっす。」
「そうなんだァ~!で、何でやめたの?」
「あすこの工場、凄え爆音がずうっと聴こえんじゃないっすか?金属音。あの音を聴くともう何もかも厭になるんすよ。」
「ふ~ん。そんな格好で寒くない?」
「好きで着てるんすから。それにそっちの知ったこっちゃねえじゃないっすか?」
「まあまあまあ、仲良くしようぜえ~!」
「・・・・・。」
「自転車好きなんだァ?」
「別に。」
「自転車ン乗っていつも何処へ行ってるの?」
「別に。」
「教えてくれたっていいじゃない?」
「あんたなんかに教えたくないっすよ。おまわりさんがキライっすから。」
「ははははははは
!面白いねえ~!でも、そう云う態度ばっか取ってると痛いメに遭うかもよ~?ずうっと痩せてたの?」
「ああ、はい。ってかそっちが太り過ぎでしょ?何喰ったらそんなに肥えるんすか?」
「何って、いろいろだよ~!焼肉とか?もっとちゃんと喰っ方がいいよお。肉喰え肉。」
「別にやっすよ、」
「どんくらいそれ乗ってるの?」
「十年くらいっすけど。」
「結構乗ってるねえ。今の若者はよく簡単に買い換えるからねえ~!もっと物を大切にって親御さんに教わらなかったのかねえ?」
「知らないっすよ。本人にキキャアいいじゃないすか?ってか、そんなんじゃねえし!」
「いじわるしないでよお~!なんでそんなこと言うン?なんでそんなこと言うン?もっと、仲良くしようや!」
「痛!っつか、イーカゲンにしてくんないっすか!?マジしつけえんだよ!」
「凄んでも全然、恐くないよ~。」
「照合大丈夫?うん。うん。はい。これ、じゃあ返すね。如何もありがとう。じゃあ、おやすみ~!」