ただの映画好き日記

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奇蹟の処女

2022-08-22 | 映画 カ行
父親に代わって教会の運営を引き継いだフローレンスは、詐欺師の誘いに乗ってインチキな宣教師として活動を始めて人気者になる。しかし、彼女の説教に心を動かされた盲目の青年に惹かれたフローレンスは自らの行動を悔いて信者に真相を告白するのだった。社会悪に対する怒りやヒューマニズムには胸を打たれる。

奇蹟の処女 1931年/アメリカ/フランク・キャプラ




うーん、ラストが残念かなーと思いました。
あの男が罰を受けていないのが大問題で、詐欺どころか殺人まで犯しているんですよ?
フローレンスも、知らないとはいえ、贅沢な暮らしは信者たちからの寄付だということは解っているはずで、だとしたら、贅沢はせずに質素に暮らしてもよかっただろうし。
父親の無念への反発で信者からお金をせしめようという魂胆だったとしたら、フローレンスも罰を受けなければならないはずで。
スッキリしないお話だったように思いました。
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