ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

【半落ち】

2005-01-11 | 映画 ハ行

アルツハイマー病の妻を殺害し、自首した元警部。
殺害後から自首までの空白の2日間・・・。

この2日間が重要なポイントなんだな?と、とってもミステリーな展開だった。
後半、ヒューマン?と気付いたけど、どっちかにして欲しかったなぁ。
ヒューマン路線を強調してくれたら、もっと感動できたのに。
でも、題材はとても切ないもので、私は殺害された妻の姉の言葉に感動した。
かなり期待していたので、ちょっち残念。『黄泉がえり』を観た時と同じ感じ。ガクッ。


2004年/日/佐々部清
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7 コメント

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Unknown (みー)
2005-01-11 23:48:46
やっほ~!izumiちゃ~ん♪

いい感じ~♪

ウチの映画も、ブログに持って来たいな~、って思ってるねんけどね~。

塁が主になってるし、ややこしいかな~、とか考えてます。

もう1個なんかやりすぎやしねぇ(笑)

でも、ブログ便利やね♪



あ、そうそう、半落ち(笑)

純が、どうしても純やねん(笑)

いいんやけどね~。

あの最後の男の子、どっかで見たと思ったら、

スウィングガールズに、ちょい役で出てたよ(笑)
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>みーちゃんへ (izumi)
2005-01-12 22:35:21
うふふ~、ありがとね~。

うんうん、慣れてくると便利だね、ブログ。

私のは、今の『ひとりごと』をこっちに移行しようかな~って感じなのよぉ。

ぜ~んぶまとめると楽ちんかもね。



あはは!半落ち。

そうだね~、純くん。確かに純くんだ!!

あ~、あの男の子?そうなんだ~、『スウィング・ガールズ』、結局観てないんだよね~。早くテレビでやってくれないかな~。
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TBの方はあとから試みます (アスカパパ)
2005-07-14 06:50:22
ぶったおれておられたのですか!どうぞお大事に。返事遅れなど気にしないで下さい。私ももたもたする時があります。



ところで『半落ち』ですが、izumiさんは「ガクッ!」でしたか。

推理小説やSFが好きな私は、ヒューマンな推理ドラマと解釈しました。『黄泉がえり』も同様です。



仰っていることも分かります。評価が一致する『スティング』の反対で、『半落ち』は評価が分かれる代表作品かもしれませんね。

人によって評価が分かれるのも面白いと思います。人の評価を読むのは良い勉強です。「そうか。そういう解釈もあるのか」って。



izumiと私がお近づきに慣れたのも、『サハラに舞う羽根』で、izumiさんの文を読んだ私がコメントを入れたのが始まりでしたものね。

なお、『半落ち』のトラックバックを3回試みましたが載りません。最近のgooももたもた気味です。また後ほどTBします。
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アスカパパさんへ (izumi)
2005-07-14 12:34:18
こんにちは~。

うふふ~、すみません。大丈夫です!よくぶっ倒れるので慣れたもんです。



そうなんですよ~、なんていうか、けっこう期待していたからだと思うのと、寺尾聡の演技がダメでした。あの演技が評価されているのでしょうが、なんていうのかな~、ちょっと深過ぎるというか・・・。

寺尾聡って慣れるまで時間がかかるんですよね、私。すぐに彼の演技に入り込めない。

なので、『亡国のイージス』、ちょっち心配です。



推理小説、私も大好きですよぉ~。でも、SFは苦手ですね~。

『黄泉がえり』は全編ファンタジーとして作られていれば、あれはあれで良かったと思いました。全体的に私にはぼやけたように感じましたね~。歌、良かったです。



人の解釈って面白いですよね。いろんなのがあるから、自分と同じに思った人がいると笑っちゃいます。嬉しくて。同じだ~~~!!って。



そうでしたね、改めて『サハラ~』読んでみました。まぁ~、評論家でもないのに言いたい放題!!笑っちゃいますね~。でも、何も意識せず、あえて褒めようともせず、けっこう自分らしく書けたな~~なんて思ったりして。



TB、すみません。私も試してみますね。
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私の方に問題があるようです (アスカパパ)
2005-07-14 19:31:56
念のため『サハラに舞う羽根』のTBがまだだったので、TBすると間違いなく掲載されました。

私の『半落ち』の中に欠陥があるようです。

どうも、お騒がせしました。
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TBの代わりです。 (アスカパパ)
2005-07-14 19:41:55
当方の何らかの欠陥で『半落ち』のTBが出来ませんので、その全文を以下にUPさせていただきました。

------------------------

これは優れた推理ドラマである。この映画が優れている点は、2日間の謎解きを通して、人間の尊厳というものについて鋭く追求していることである。



部下にも慕われてきた警察官、梶聡一郎が「妻を殺した」と自首してきた。これは社会的にも問題だ。事の重大さに、警察内部に緊張が高まる。尊属殺人だった。調べていくうちに、それが殺人3日後の自首だったということが解る。



だが、その理由を梶は何故か頑として語らない。完全な自白ではない。所謂、警察用語でいう半落ちである。映画はこの謎の2日間の空白を巡って展開して行く。



子供を白血病で亡くしていた梶が、アルツハイマー病になった妻を殺す。痴呆の父親を持つ裁判官は、梶の悩みを痛いほど知る故に、心痛めつつ裁かねばならない。ただ判事に扮する吉岡秀隆は、「ちょっと若いなぁ」という感じが付き纏うが。



梶の取り調べをする刑事は、かって自分が調べた役人が自殺した過去を持つ。その事件も担当して今回も引き受ける弁護士。自己の栄達に努める女性記者。梶を庇う姉。警察と検察の裏取引。いろんな人々や組織を通じ、依託殺人に対する考え方や、献血制度のあり方などまで、考えさせられるものが実に多い。



ただエピソードが突然すぎ、多すぎ、目まぐるし過ぎて、もう少し落ち着きを持つ脚本にして欲しかったと思う。空白の謎解きも、突き過ぎ、こね回し過ぎた餅のように粘っこい。特に刑事の過去の出来事挿入場面等、描写が突拍子過ぎて、頭の回転の鈍い私などは、当初「えっ?これ何の話?」と瞬間思った。



推理サスペンスドラマであるから、これ以上のストーリー展開はタブー。梶を演じた寺尾聡と、松本清張の佳作作品にも互する映画を創り上げた佐々部清監督に、絶賛の拍手を送りたい。



この映画から、病と、老いと、死。生きとし生けるものに付き纏う、それらについて、どう考え、どう対処し、どう生き、どう死すべきか。等いろいろなことを、しんみりと考えさせられるのである。



これは秀でたミステリアス・ドラマである。(2004年1月15日、シネマデプト友楽(観客5分の入り)にて観賞)
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アスカパパさんへ (izumi)
2005-07-14 23:02:34
こんばんは~。

TB試してくれてありがとうございます。

こちらからはできましたよん。何か問題でもあったんですかねぇ~?

記事貼って下さってすみません。



あらっ、アスカパパさんのレビューを読んで、気付いていないところがいっぱいです。

私、何も観ていたんだろう・・・。

やっぱり寺尾聡に気圧されちゃったかなぁ。なんだか、映画全体をしっかりと観ていなかったように思います。

ダメだな~、私。これは観直さなくてはと思ってしまいます。

どこかで邦画をバカにしちゃってるのかなぁ。なんだか、かなり反省モードです・・・。

アスカパパさん、どうもありがとうございました。なんだか(なんだか、が多い)、目から鱗状態です!
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