ただの映画好き日記

観た映画と読んだ本の自分用メモ。

エスケーピング・マッドハウス

2021-05-17 | 映画 ア行
「私はネリー・ブラウン」。ニューヨークのブラックウェル島精神科病院に収容された女性が唯一覚えていたのは自分の名前。この彼女の正体は、不穏な噂がある精神科病院の実態を潜入取材しようと試みた記者だった!しかし真実が世に暴かれようとした時、壮絶な仕打ちが彼女を待ち受ける!

エスケーピング・マッドハウス 2019年/アメリカ/カレン・モンクリーフ




実話だったんですねー。
しかも、1887年の出来事。

記者だー、潜入だー、自分が書かなきゃー、世界に訴えなきゃー、というジャーナリストの世界観は大嫌いです。
これもそうです。
これは、誰にも迷惑をかけず、自分が廃人になるかどうか、まさに自己責任の展開ではありましたが、夫には迷惑をかけたのは事実。

助かったお陰で精神科病院の実態が暴かれはしましたが、運でしかないと思います。
時代が古いこともあり、何とも言えませんが、これが賢い方法だったのか、多分、有名になりたい一心、スクープを取りたい一心でしかないと思います。

ジャーナリストが正しいとは思わないですし、これが正しいとも思ってはいけないと思いました。
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