「協力に見合う財政支援を」-岩国市長
2008年2月28日(木)11:28
山口県岩国市の福田良彦市長は28日午前の市議会本会議で、在日米軍再編に伴う岩国基地への空母艦載機移転について「負担の緩和に一定の配慮がなされており、基本的には協力すべきものと認識している」と述べ、容認する方針を表明した。
福田市長はまた、「地元の負担と協力に見合うだけの財政的な支援も得られるよう国と交渉する」として、防衛省が凍結した約35億円の市庁舎建設補助金や、米軍再編への協力に応じて配分される「再編交付金」の獲得に全力を尽くす考えを強調。政府に対し、騒音・治安対策に適切な措置を取るよう要請していく意向も示した。
[時事通信社]