お寺の集会所でマッサージボランティアのお手伝い(受付とお茶出し)をした。ボランティアは看護師、鍼灸師、アロマオイルマッサージ師の混成チームで、2月に一回、八王子から車で来ていた。仮設住宅から来られた方々は、体もほぐれるが、おしゃべりに興じて気持もほぐれていく。お帰りの頃には晴れやかなお顔になって、そして饒舌になった。
薄磯海岸は津波でたくさんの方が犠牲になった。土台だけが残る街に、彩りを添えたのがボランティアの手によって描かれた「ガラ花」。整地が進むとともに今はほとんど残っていない。今年10月までに建造物がすべて取り壊され、来年から区画整理、家屋建築となる。住民が戻れるようになるのは4~5年先とのこと。人が集いわずかな時間であっても交流することはとても大切だと感じた。
2012年10月の風景
帰路、吉野家鉱泉に立ち寄る。変わらぬ静けさ。
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