遠く故郷を離れた人も、亡き人の魂も帰ってくる盂蘭盆会の日、祈りの心をもって、ともに能を楽しむ
狂言「樋の酒」野村萬斎
能「船弁慶」野村四郎 野村昌司
●8月12日(土)16:00開演(15:30開場)
諸人快楽 延年之為(しょにんけらく えんねんのため)
能の大成者、世阿弥の『風姿花伝』の冒頭には、「申楽延年のことわざ」や「諸人快楽のため」という言葉が書かれています。「能を観てともに楽しみ、命を長らえ明日への活力に…」という意味です。
東日本大震災から6年目、いわきにつながる私たちは、人間国宝の野村四郎氏にご賛同いただき、「いわき能を楽しむ夕べ」を開催いたします。
能は元より鎮魂の芸能といわれています。盂蘭盆会を迎える8月12日は、遠く故郷を離れた人も、亡き人の魂も帰ってきます。能楽という祈りの心をもって演奏される豊かなこの世界を、ともに味わい楽しみましょう。
お問合せ | いわきと都市を結ぶ文化交流実行委員会 090-9749-8306(齋藤) 090-5840-6136(吉田) 080-5690-0190(根本) E-mail:ojonco2013@gmail.com |
---|---|
備考 | 主催:いわきと都市を結ぶ文化交流実行委員会 共催:一般社団法人 OJONCO 後援:いわき市・いわき市教育委員会・いわき商工会議所・福島民報社・福島民友新聞社・いわき民報社 日々の新聞社・FMいわき 協力:(公財)港区スポーツふれあい文化健康財団 〈助成〉平成29年度いわき市まち・未来創造支援事業/平成29年度 福島県地域創生総合支援事業(サポート事業) |
キャスト・演目
出演 | ●狂言「樋の酒」(ひのさけ) シテ 太郎冠者:野村萬斎 アド 主人:中村修一 小アド 次郎冠者:高野和憲 ●能「船弁慶」(ふなべんけい) 前シテ 静御前:野村四郎 後シテ 平知盛の怨霊:野村昌司 子方 源義経:長山凜三 ワキ 武蔵坊弁慶:野口能弘 ワキツレ 義経の従者:野口琢弘 アイ 船頭:野村太一郎 笛:藤田貴寛 小鼓:観世新九郎 大鼓:柿原光博 太鼓:梶谷英樹 後見:鵜澤 久 坂井音雅 地謡:岡 久広 木原康之 藤波重彦 長山桂三 武田文志 青木健一 田口亮二 武田祥照 |
---|---|
あらすじ |
◆狂言「樋の酒」 |