いわきウーマン・OJONCO館

100年続いた診療所を、いわきと都市住民が協働して再生し、震災後のまちづくり拠点とする

東北の女性たちへ全国から支援

2020-06-24 | 三和の針仕事おじょんこ伝承
写真の通りたくさんの着物を、おじょんこStyleにいただきました。
 
くださった方は、音楽プロデューサーのしおみえりこさん、夫はクラリネット奏者橋爪恵一さんで、震災で楽器を失った東北の高校生たちに楽器を送る支援をされていました。
 
そこでご縁の出来た石巻の呉服屋さんからいただいた「被災した着物」を何とか活用できないかと考えて、何度も洗って干して「ステージ衣装」に蘇らせています。
衣装を舞台で活用することで「震災を忘れない」ことに繋げたいとの思いで活動されています。(末尾資料参照)
 
たねまきネット(福島とつながる種まきプロジェクト:国立市)ともつながりがあり、2016年ぷろばんす亭のみなさんが上京された時に、ギャラリーに泊めていただいたこともありました。公園の緑がテラスや窓に差し込んで来る素敵な場所です。
(中央)しおみえりこさん、(右)夫の橋爪恵一さん
被災した着物をリメイクしたステージ衣装
衣装になる日を待っている布
チリ麺でしょうか、シミや穴があいた布も
 
さて、今回いただいた着物は、しおみさんの声かけで全国から寄せられ、着物として使える物がほとんどです。
被災した東北の女性たちの手仕事に活用してもらおうと、しばらくは東北に送っていたけれど、その後、女性たちの活動がポツポツと閉じたりして、行き場を失ってしまったのだそうです。
活用していただけるところがあれば差し上げたいと、そうしたら「おじょんこ作り」の情報がしおみさんに入り、是非活用していただければと譲られました。
 
私は、写真を見せられた時、この一部いただけるものと思っていましたが、取りに伺うと、これ全部使ってくださいと、さらに帯の入った箱までいただきました。
しおみさん ありがとうございます。活用させていただきます。
 
OJONCO根本
 
●音楽プロデューサー・しおみえりこさんの東北支援

https://smtrc.jp/otonamirai/vol16.html

 

 

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