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ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-

2011年12月29日 23時56分34秒 | 映画 ら行
評価:★★【2点】



テンポの悪さと内容のショボさに絶句!
とはいっても、作品に歩み寄れば見られないこともない。

いや~!これはまったく予備知識なしでの鑑賞なので
まさかこんな作品だったとは予想外だった。

ちらしやポスターから受ける印象は
クールな殺し屋が、トップ女優のボディーガードを請負
次第に破滅の道に堕ちていくのかと思ってのに
微妙に違ってましたね(苦笑)



3年の刑期を終え出所したミッチェルは
ギャングの世界から足を洗うと決意するが、
簡単にはしがらみを断ち切れずにいた。
そんな時、ひょんなことから裏社会とは無縁の職にありつく。
それは、若くして引退した今も悪質なパパラッチに悩まされ続ける
元トップ女優シャーロットのボディガードというものだった。
ところがギャングのボス、ギャントがミッチェルを気に入り、
仲間に引き込もうと誘いをかけてくる。
ミッチェルがきっぱりと断ると、
今度は彼の周辺に累が及び始めてしまい…。
<allcinema>



ポスター画像から受ける印象は、どことなく嘗ての名画を彷彿する。
70年代のクライムサスペンスのようなカタルシスさえ感じたんですが
どうにもこうにも、チョイと違ってましたね(笑)

元トップ女優演じるキーラにオーラが足りない印象なのと
裏社会と無縁の職業に就いたという彼女のボディーガードが
これまた、なんだかマッタリしてて、ぜんぜん緊張感なし。
彼女の住み家に、今も尚、私生活を嗅ぎまくる
ハイエナのようなパパラッチの存在がしつこく、うんざりするし。

ある意味、そのウザい存在を演出するのは巧かったけどね(笑)

しかしながら、物語はそこではなく、裏組織からの
執拗な誘い込みがあり、彼は断固として拒否しつづけ
挙句は、彼の家族さえ巻き込むから、誘い込み転じて嫌がらせとなる。
あのボスの行動が余りに安直過ぎで合間に失笑さえ起こるしまつ。

スーツで決めて、サイレンサー付き小銃片手に
スタイリッシュな印象だったのは、ほんのワンシーンだけって、、、

ま、とにかく期待はずれな一品でした。
ここのところ、真面目に俳優業やってるコリン・ファレルに★ひとつ追加。

おまけ)
・本作のキーラ演じるシャーロットはヨーロッパ映画では
 モニカ・ベルッチの次にレ●プシーンが多かったらしい。
 若干20代でこの妖艶なキャラは凄いことらしいが、ワタシには
 彼女から受ける印象は、単にパイレーツのヒロインしか見えなかった。

・ヒロインとはヒーローの愚痴(?)を聞く役とか言ってたシャーロットは
 過去にどんな作品に出てたのか気になるところだった^^;

・あのホームレス役の俳優さんが、意外と英国大物俳優だったりして。
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監督:ウィリアム・モナハン
脚本:ウィリアム・モナハン
撮影:クリス・メンゲス
音楽:セルジオ・ピッツォーノ


出演:コリン・ファレル/キーラ・ナイトレイ/デヴィッド・シューリス/


『ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-』

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2 コメント

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う”っ、 (rose_chocolat)
2011-12-30 02:15:09
そっか2点か(笑)
私今年のベストに入れちゃったんだけど・・・ だめ? 笑
返信する
肌に合わなかったわ~ (ituka)
2011-12-30 02:44:48
roseさん、こんばんは。

roseさん、ベストに入ったんだ!^^
映画ってそれぞれ感じるツボがありますもんね^^
そこがまた面白いのよ~!
本作の後の『テイカーズ』なんか、結構酷評なのにワタシだけ絶賛してるし(苦笑)

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