評価:★★★★★[5/5]
どこかで見たような旧式ターミネーターがなかなか面白い!
とりわけ、「T-600」が最もお気に入りですね。
その武骨さと重量感がどこか『バイオハザード2』の
キャラクターであるネメシスを彷彿させており、
さらに、カイルらの仕掛けた原始的な罠にひっかかるところは
まるで『アイ・アム・レジェンド』のダーク・シーカーズ(笑)
続いて巨大ターミネーター「ハーヴェスター」が凄い!
『宇宙戦争』のトライポッドの雄たけびのような
もの凄い重低音が劇場内を激震させるのです!
ワタシとしては、もうこれが見られただけで大満足でした。
その「ハーヴェスター」から派生する「モトターミネーター」という
バイク型ロボットの登場シーンなんて『トランスフォーマー』みたいで
なんだか、チョット嬉しくなるサービスショットでした。
もうひとつ、ジョン・コナーが
このモトターミネーターに乗って疾走する姿は『バットマン』かと(笑)
◇
この映画は死刑因「マーカス・ライト」に始まり
「マーカス・ライト」で終わるヒューマン・ドラマと言っていい。
それまでのシリーズとはひと味もふた味もちがう大人の映画といえるかな。
ターミネーターというメカが仮になかったとしても
この映画は、単発で観てもじゅうぶん面白い仕上がりになっています。
それまでのシリーズでは断片的にしか説明のなかった
レジスタンス部隊長のジョン・コナーが存分に見られると思ったのですが
本作では、マーカス・ライトの影に隠れてしまったかなという印象です。
◇
2018年。
スカイネットが引き起こした“審判の日”を
かろうじて生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、
大人になったジョン・コナーもその一員として
スカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。
そんなある日、
ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会う。
彼は過去の記憶をなくしており、
脳と心臓以外すべて機械化されていた。
それでも自分は人間だと主張するマーカスに対し、
敵か味方か判断しかねるジョン。
しかし、将来彼の父となる少年カイル・リースに
身の危険が差し迫っていることをマーカスから知らされ、
ジョンはある決意を固めるのだが…。
<allcinema>
◇
ま、はっきり言ってストーリーに関しては年表を掲げておかないと
単純なワタシの頭の中はこんがらがって仕方ありません。
自分より若い父親が同じ世界に居たって気にしてはいけません(笑)
この新シリーズには、そんなことよりも
如何に、リアル志向な映像を届けてくれるのか!
映像派のワタシ(←偉そうに!)にとってはフィクションではあるが
説得力のある画をどうしても求めてしまうので
そういう意味からすれば、本作は大満足でしたね。
しかも、マーカス・ライトがらみの切ないお話もココロに響きましたから。
そして、この新シリーズ第一弾となる本作の中で
マーカス・ライト、ジョン・コナー、カイル・リースの3人と
もうひとり忘れてはいけない重要な人物として
カイルといっしょに暮らしていた少女スターの存在が大きいかと思います。
この少女、聾唖(耳は聞こえてる)というハンデをモロともせず
主要3人の男たちが危機に直面している場面で
幾度となくファインプレーなる小道具を手渡しています。
バンドエイド、十字レンチ、発煙筒、キルスイッチなど・・
また、ルックスもキュートで、またひとりハリウッドから
名子役が誕生しそうな予感がします。
そういったなか、ただ、ひとつ残念だったのが
シュワちゃんを無理やり登場させたことです。
ここで一気に冷めてしまいました。
だって『ハルク』みたいなんだもの~(爆)
身体だけ提供したというローランド・キッキンジャーが哀れ・・。
それと、ブレアがマーカスを連れて基地に帰る途中のエピソードで
大幅な編集カットでもしたような不自然なシーンが気になりました。
ブレアが抗生物質を持っていて何かと取引しようとしていたトコロです。
レイプされかかったブレアを間一髪で救出したマーカスは
直前に何処で何やってたの?(笑)
しかも、着ていたシャツには胸と背中に散弾銃の痕跡が見えてたし・・。
もしかしたら最初から付いていたのかもしれない。
その服は、死体から奪ったものだし・・う~ん、どうなんでしょう。
おまけ)
・レジスタンス所有のA-10近接支援爆撃機の登場に興奮した。
『トランスフォーマー』以来ですかね。でも今回は
30mmGAU-8ガトリング砲の機銃掃射はありませんでしたね^^
出来れば、次回作にはAC-130「スプーキー」による
105ミリ砲の旋回攻撃など見せてもらいたいものです(笑)
・結局、旧型ターミネーターと『トランスフォーマー』の
デストロン軍団がそっくりなのでレジスタンスの使う兵器も
似てきてしまうんでしょうか・・・。
・レジスタンスの女性パイロット・ブレアの目もとの日焼けは
見方によっては『ブレードランナー』のレプリカント(ダリル・ハンナ)みたい。
日系の方でしょうか?個人的にはマギー・Qよりも魅力を感じる。
・今年はこれで満点評価★5個が7本目ということで
過去にさかのぼってもこんなに満足する作品が集中した年はない。
しかもまだ6月なんですけど。
次の『トランスフォーマー/リベンジ』も満点行っちゃったらヤバい!
今年の12月にはジェームズ・キャメロン監督の『アバター』もあるし
年末でのトップ10から★5個が外れるという、とんでもない事態が
発生する可能性もあるかもしれない(爆)
---------------------------------------------------------------------
監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカトー/マイケル・フェリス
撮影:シェーン・ハールバット
音楽:ダニー・エルフマン
出演:クリスチャン・ベイル/サム・ワーシントン/アントン・イェルチン/
ムーン・ブラッドグッド/コモン/ブライス・ダラス・ハワード/
『ターミネーター4』
どこかで見たような旧式ターミネーターがなかなか面白い!
とりわけ、「T-600」が最もお気に入りですね。
その武骨さと重量感がどこか『バイオハザード2』の
キャラクターであるネメシスを彷彿させており、
さらに、カイルらの仕掛けた原始的な罠にひっかかるところは
まるで『アイ・アム・レジェンド』のダーク・シーカーズ(笑)
続いて巨大ターミネーター「ハーヴェスター」が凄い!
『宇宙戦争』のトライポッドの雄たけびのような
もの凄い重低音が劇場内を激震させるのです!
ワタシとしては、もうこれが見られただけで大満足でした。
その「ハーヴェスター」から派生する「モトターミネーター」という
バイク型ロボットの登場シーンなんて『トランスフォーマー』みたいで
なんだか、チョット嬉しくなるサービスショットでした。
もうひとつ、ジョン・コナーが
このモトターミネーターに乗って疾走する姿は『バットマン』かと(笑)
◇
この映画は死刑因「マーカス・ライト」に始まり
「マーカス・ライト」で終わるヒューマン・ドラマと言っていい。
それまでのシリーズとはひと味もふた味もちがう大人の映画といえるかな。
ターミネーターというメカが仮になかったとしても
この映画は、単発で観てもじゅうぶん面白い仕上がりになっています。
それまでのシリーズでは断片的にしか説明のなかった
レジスタンス部隊長のジョン・コナーが存分に見られると思ったのですが
本作では、マーカス・ライトの影に隠れてしまったかなという印象です。
◇
2018年。
スカイネットが引き起こした“審判の日”を
かろうじて生き延びた人間たちは抵抗軍を組織し、
大人になったジョン・コナーもその一員として
スカイネット率いる機械軍との死闘に身を投じていた。
そんなある日、
ジョンはマーカス・ライトと名乗る謎の男と出会う。
彼は過去の記憶をなくしており、
脳と心臓以外すべて機械化されていた。
それでも自分は人間だと主張するマーカスに対し、
敵か味方か判断しかねるジョン。
しかし、将来彼の父となる少年カイル・リースに
身の危険が差し迫っていることをマーカスから知らされ、
ジョンはある決意を固めるのだが…。
<allcinema>
◇
ま、はっきり言ってストーリーに関しては年表を掲げておかないと
単純なワタシの頭の中はこんがらがって仕方ありません。
自分より若い父親が同じ世界に居たって気にしてはいけません(笑)
この新シリーズには、そんなことよりも
如何に、リアル志向な映像を届けてくれるのか!
映像派のワタシ(←偉そうに!)にとってはフィクションではあるが
説得力のある画をどうしても求めてしまうので
そういう意味からすれば、本作は大満足でしたね。
しかも、マーカス・ライトがらみの切ないお話もココロに響きましたから。
そして、この新シリーズ第一弾となる本作の中で
マーカス・ライト、ジョン・コナー、カイル・リースの3人と
もうひとり忘れてはいけない重要な人物として
カイルといっしょに暮らしていた少女スターの存在が大きいかと思います。
この少女、聾唖(耳は聞こえてる)というハンデをモロともせず
主要3人の男たちが危機に直面している場面で
幾度となくファインプレーなる小道具を手渡しています。
バンドエイド、十字レンチ、発煙筒、キルスイッチなど・・
また、ルックスもキュートで、またひとりハリウッドから
名子役が誕生しそうな予感がします。
そういったなか、ただ、ひとつ残念だったのが
シュワちゃんを無理やり登場させたことです。
ここで一気に冷めてしまいました。
だって『ハルク』みたいなんだもの~(爆)
身体だけ提供したというローランド・キッキンジャーが哀れ・・。
それと、ブレアがマーカスを連れて基地に帰る途中のエピソードで
大幅な編集カットでもしたような不自然なシーンが気になりました。
ブレアが抗生物質を持っていて何かと取引しようとしていたトコロです。
レイプされかかったブレアを間一髪で救出したマーカスは
直前に何処で何やってたの?(笑)
しかも、着ていたシャツには胸と背中に散弾銃の痕跡が見えてたし・・。
もしかしたら最初から付いていたのかもしれない。
その服は、死体から奪ったものだし・・う~ん、どうなんでしょう。
おまけ)
・レジスタンス所有のA-10近接支援爆撃機の登場に興奮した。
『トランスフォーマー』以来ですかね。でも今回は
30mmGAU-8ガトリング砲の機銃掃射はありませんでしたね^^
出来れば、次回作にはAC-130「スプーキー」による
105ミリ砲の旋回攻撃など見せてもらいたいものです(笑)
・結局、旧型ターミネーターと『トランスフォーマー』の
デストロン軍団がそっくりなのでレジスタンスの使う兵器も
似てきてしまうんでしょうか・・・。
・レジスタンスの女性パイロット・ブレアの目もとの日焼けは
見方によっては『ブレードランナー』のレプリカント(ダリル・ハンナ)みたい。
日系の方でしょうか?個人的にはマギー・Qよりも魅力を感じる。
・今年はこれで満点評価★5個が7本目ということで
過去にさかのぼってもこんなに満足する作品が集中した年はない。
しかもまだ6月なんですけど。
次の『トランスフォーマー/リベンジ』も満点行っちゃったらヤバい!
今年の12月にはジェームズ・キャメロン監督の『アバター』もあるし
年末でのトップ10から★5個が外れるという、とんでもない事態が
発生する可能性もあるかもしれない(爆)
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監督:マックG
脚本:ジョン・ブランカトー/マイケル・フェリス
撮影:シェーン・ハールバット
音楽:ダニー・エルフマン
出演:クリスチャン・ベイル/サム・ワーシントン/アントン・イェルチン/
ムーン・ブラッドグッド/コモン/ブライス・ダラス・ハワード/
『ターミネーター4』
2段式の年表は最低限必要ですかね^^
今後もクリスチャン・ベイルがジョン・コナーを演じることから
2018年よりも過去に転送されることはなさそうですね。
これはこちら(T松)でも観れる作品(大作だもんネ)
なので、次の次ぐらいには観たいな、と思ってます☆
ニック・スタールがカメオ出演するとかしないとか、
彼の顔が黄色いとか黄色くないとか、色々とありそうですね(←ねぇよ!)
次なる鑑賞作品が気になりますね^^
今月はもう1本、ロボット映画が控えていますから
ワタシとしては今のこの余韻を持続したまま今週末の話題作に突入したいと思っています。
>ニック・スタールがカメオ出演するとかしないとか
もしかしたらハイドロボットのなかに入っていたのでしょうか^^;
できればカイル役で出てきたら面白いかもしれませんね(笑)
>彼の顔が黄色いとか黄色くないとか、色々とありそうですね(←ねぇよ!)
『シンシティ』のニックは素顔じゃなかったんですね。
あの特殊メイクはニックとは絶対に判らないです(笑)
シュワちゃんというカリスマを失った
新シリーズは果たして・・・と思ってましたが
いたって普通のSFという感じでした。
やはり、ターミネーター2が傑作です。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>シュワちゃんというカリスマを失った
>新シリーズは果たして・・・と思ってましたが
確かに年齢的にも体力的にもターミネーターという役は無理なんでしょうが
なんだか寂しいですよね。
新旧交代もそれに応えられる俳優さんが居るかどうか・・
>いたって普通のSFという感じでした。
>やはり、ターミネーター2が傑作です。
やっぱりT2がいちばん人気みたいですね。
でも、ワタシは第一作が最も面白かったです。
やはりマーカスが主人公ですね。
シリーズで一番ドキドキしたのは第1作です。
どこまでも追ってくるあれは怖かった。
>結構楽しめました。ただし普通のSF映画として。
>やはりマーカスが主人公ですね。
単発映画としても十分見応えがありましたよね^^
この1作のみではもったいないくらいのインパクトを与えてくれました。
次はカイル・リースの話へとなるんでしょうかね^^
>シリーズで一番ドキドキしたのは第1作です。
同じです!出演者全員がほぼ無名俳優というところが、これまた良かった。
リンダ・ハミルトンもまだまだ初々しかったですしね^^
早速、観て参りました。
・大した医療環境がなくとも、高度な心臓外科手術は可能
・おちおち川で沐浴も出来やしない
・コヨーテの肉は意外と美味い
・死刑囚にもキスをする権利は残されている
など、色々と近未来を迎えるにあたり、参考になりました(=^_^=)
確かに皆さん仰るように(仰ってるか?)
シリーズ1作目が、一番「おっぱい描写度」が高かったですよね! ワタシの少年期の記憶の中でも「おっぱい風」が最も吹きまくってた記憶があります(=^_^=)
他には『スペース・ヴァンパイア』とか『ライフ・フォース(原題)』、あとマチルダ・メイとか・・(=^_^=)
抗がん剤で抜け落ちた髪がなんとも痛々しいボナムさん。
イメージ的に常に病を患っているキャラがお似合いです^^;
>・大した医療環境がなくとも、高度な心臓外科手術は可能
なんだか雑菌とかが入りそうで不安になりますよね。
そういや地雷を踏んだマーカスが運び込まれるときのお顔は、『プライベート・ライアン』の
マイケル・ホーヴァス軍曹かと思いました^^
>・おちおち川で沐浴も出来やしない
アマゾン川のピラニアと同じくらい怖いです。
>・コヨーテの肉は意外と美味い
3日前より2日前のものの方が美味しいらしい。
あのシーンは『バビロンAD』のヴィン・ディーゼルの食事を思い出しました。
>・死刑囚にもキスをする権利は残されている
警備員も一瞬、動きましたからね。
あそこではマネーより価値はありますね^^
>シリーズ1作目が、一番「おっぱい描写度」が高かったですよね!
サラ・コナーに間違えられた友人が頑張っておられました^^;
>他には『スペース・ヴァンパイア』とか『ライフ・フォース(原題)』、あとマチルダ・メイとか・・(=^_^=)
当時、マチルダさんの全裸には萌えました^^;
そういや『おっぱいとお月さま』なんていう映画に出てたみたいです(笑)