
評価:★★★☆【3.5点】
これは“愛”をテーマにした青春活劇か(笑)
◇
オースラトリア、パースの刑務所。
ここに、軽罪で送られてきた若者JR。
さっそくレイプが横行している獄中で格好の標的に。
そんな窮地を、長期服役中の囚人ブレンダンが救う。
彼に犯罪の才能を感じ取り、自ら庇護者を買って出て、
その身を守るとともに師弟関係を築くのだった。
やがて半年の刑期を終えて出所したJRは、
ブレンダンの指示で犯罪組織のボス、サムと接触、
彼の協力でブレンダンを脱獄させることに成功する。
サムが脱獄に手を貸したのにはワケがあった。
彼は、金鉱の精錬所にある金塊を狙っており、
その強奪計画を成功させるためには、
どうしてもブレンダンの力が必要だったのだ。
こうして金塊強奪計画の準備に取りかかる
ブレンダンとJRだったが…。
<allcinema>
◇
あらすじの印象は単なるB級アクション^^;
しかし、オーストラリア産のアクション映画は心が通っている。
ユアン・マクレガーが普通にB級アクションに出るはずがない。
な~んて、鑑賞後にそう思ったのだった(笑)
脱獄した仲間とともにシャバで新たな強盗計画に肩を貸す。
映画の題材として使い古されたネタではあるが
最終的なオチどころがハリウッド映画と少し違った。
これって刑務所から集団脱獄したひとりの若者目線で描かれ
途中から裏組織の女性と知り合い
いつのまにか、青春ロマンス映画に移行していく(笑)
なんだかわからないが最後は仄々とした気分にさせてくれて
後味がいいので見て損はない、そんな映画でした。
挿入音楽も綺麗で心地よく、犯罪映画に使われないよ普通(笑)
【今週のツッコミ】
・金塊強盗はお札と違い、重量があるので強盗業(あるのか)は
案外敬遠する品物であることから、彼らが
どんなトリックを使うのかと思ったら
なんと、正面からストレートの力勝負だった(爆)
・↑こういうところ、アナログ感があり
どこか懐かしい感じがスクリーンから漂っていた。
・この映画は一切の伏線がないから、逆に潔さを感じた。
・主演のJRくんって『マレフィセント』で
オーロラ姫にキスしても生き返らすことが出来なかった
哀れな王子様演じてた子だったのね(笑)
・務所に入ったJRと同部屋のお兄ちゃんは
大男3人組のレイプの対象だったって、監視体制が甘すぎだろ。
・って、今までだったらユアンがレイプされる対象だった。
少し前までは“子犬ちゃん”呼ばわりされたもんね(爆)
・そのユアンがチンパンジー&ボノボの話をJRにするところ
「チンパンジー」を簡素化した発音が「チンプォ」?(笑)
・集団脱獄の途中で仲間の一人がフルボッコされた意味が^^;
「軽犯罪だったのか!」←って意味が分からん^^
・エンジンが掛りにくい70年代のマッスルカーでした。
・レーシングドライバーを逃走用に雇っても
カーチェイスで警察車両と大して差がなかったのが残念だ。
あれは多分に車重の関係なんだろうね(笑)
----------------------------------------------
監督:ジュリアス・エイヴァリー
脚本:ジュリアス・エイヴァリー
音楽:ジェド・カーゼル
出演:ユアン・マクレガー/ブレントン・スウェイツ・アリシア・ヴィキャンデル
『ガンズ&ゴールド』
これは“愛”をテーマにした青春活劇か(笑)
◇
オースラトリア、パースの刑務所。
ここに、軽罪で送られてきた若者JR。
さっそくレイプが横行している獄中で格好の標的に。
そんな窮地を、長期服役中の囚人ブレンダンが救う。
彼に犯罪の才能を感じ取り、自ら庇護者を買って出て、
その身を守るとともに師弟関係を築くのだった。
やがて半年の刑期を終えて出所したJRは、
ブレンダンの指示で犯罪組織のボス、サムと接触、
彼の協力でブレンダンを脱獄させることに成功する。
サムが脱獄に手を貸したのにはワケがあった。
彼は、金鉱の精錬所にある金塊を狙っており、
その強奪計画を成功させるためには、
どうしてもブレンダンの力が必要だったのだ。
こうして金塊強奪計画の準備に取りかかる
ブレンダンとJRだったが…。
<allcinema>
◇
あらすじの印象は単なるB級アクション^^;
しかし、オーストラリア産のアクション映画は心が通っている。
ユアン・マクレガーが普通にB級アクションに出るはずがない。
な~んて、鑑賞後にそう思ったのだった(笑)
脱獄した仲間とともにシャバで新たな強盗計画に肩を貸す。
映画の題材として使い古されたネタではあるが
最終的なオチどころがハリウッド映画と少し違った。
これって刑務所から集団脱獄したひとりの若者目線で描かれ
途中から裏組織の女性と知り合い
いつのまにか、青春ロマンス映画に移行していく(笑)
なんだかわからないが最後は仄々とした気分にさせてくれて
後味がいいので見て損はない、そんな映画でした。
挿入音楽も綺麗で心地よく、犯罪映画に使われないよ普通(笑)
【今週のツッコミ】
・金塊強盗はお札と違い、重量があるので強盗業(あるのか)は
案外敬遠する品物であることから、彼らが
どんなトリックを使うのかと思ったら
なんと、正面からストレートの力勝負だった(爆)
・↑こういうところ、アナログ感があり
どこか懐かしい感じがスクリーンから漂っていた。
・この映画は一切の伏線がないから、逆に潔さを感じた。
・主演のJRくんって『マレフィセント』で
オーロラ姫にキスしても生き返らすことが出来なかった
哀れな王子様演じてた子だったのね(笑)
・務所に入ったJRと同部屋のお兄ちゃんは
大男3人組のレイプの対象だったって、監視体制が甘すぎだろ。
・って、今までだったらユアンがレイプされる対象だった。
少し前までは“子犬ちゃん”呼ばわりされたもんね(爆)
・そのユアンがチンパンジー&ボノボの話をJRにするところ
「チンパンジー」を簡素化した発音が「チンプォ」?(笑)
・集団脱獄の途中で仲間の一人がフルボッコされた意味が^^;
「軽犯罪だったのか!」←って意味が分からん^^
・エンジンが掛りにくい70年代のマッスルカーでした。
・レーシングドライバーを逃走用に雇っても
カーチェイスで警察車両と大して差がなかったのが残念だ。
あれは多分に車重の関係なんだろうね(笑)
----------------------------------------------
監督:ジュリアス・エイヴァリー
脚本:ジュリアス・エイヴァリー
音楽:ジェド・カーゼル
出演:ユアン・マクレガー/ブレントン・スウェイツ・アリシア・ヴィキャンデル
『ガンズ&ゴールド』
私にはどうにもこそばゆくて「おいおい、勘弁してよ~^^;」でした(笑)
>今までだったらユアンがレイプされる対象だった。
私も『フィリップ、きみを愛してる!』のイメージが強くて
「え~ユアンで守れるの!?」って思っちゃいました(笑)
>集団脱獄の途中で仲間の一人がフルボッコされた意味が^^;
あれはやはり「素人さんには手ぇ出すんじゃねぇ!」ってことじゃないですか?
撃たれた人質さんにも優しく声かけてたし。
犯罪ものとは思えない爽やかな後味で、これは思わぬ拾い物でした^^
どうせ、すぐ退場するんでしょ!と思ってましたよ(爆)
ところが、音楽にやたら力入っているもんだから、チョット意外でした。
>私にはどうにもこそばゆくて「おいおい、勘弁してよ~^^;」でした(笑)
甘いロマンス映画が苦手でしたっけ?(笑)
ラブコメもダメなの?^^
ワタシは『小さな恋のメロディ』が苦手でした(古すぎだろ)
フィリップ・モリスでしたね(爆)
ユアンのおネエはすごく自然で、よく似合ってましたよね!(笑)
同じく、悪役に徹してるけど、どこかで緊張の糸が切れるんじゃないかと
内心ハラハラしてましたよ(爆)
>「素人さんには手ぇ出すんじゃねぇ!」ってことじゃ
おぉ~!なるほどー。
これでスッキリしましたよ。この映画の最大の謎でしたから(笑)
勘弁してよ~と言いながら、拾い物だったのね^^
あのお姉ちゃんのちょっとしたトリックが微笑ましかったです^^
わーいわーい!itukaさんの感想やっぱ素敵だなあ。
この映画って、たまにしか見ない人には、「よくある感じの犯罪映画」っていう印象だと思うんです。
でも、映画をいっぱい見てる我々のような人たちには、この映画が当たり前にやってることの平均値の高さに、すごく気に入ってしまうと思うのね。
とっても気に入った作品でした!
この映画をただの犯罪映画と思うようなら、まだまだ甘いですよね^^
B級アクションのようで、実は奥が深く
それぞれのキャラクターも演じるアクターの過去作からのイメージを逆利用してるようで(笑)
オーストラリア映画は、たまに観るといいもんですね。