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マイ・ファニー・レディ

2015年12月19日 18時08分51秒 | 映画 ま行
評価:★★★☆【3.5点】



元コールガールがハリウッド女優の地位を勝ち取った理由とは



ニューヨークのとあるバーでインタビューを受ける
新進のハリウッド女優イザベラ・“イジー”・パターソン。
コールガールからどうやって女優になったのか、
との不躾な質問にも、顔色ひとつ変えることなく答えるイジー。
それは、ある奇特なお客との出会いに始まる。
紳士的な彼は“この仕事を辞めるなら、君に3万ドルをあげよう”と
奇妙な申し出をする。
これを受け入れ、コールガールを辞めたイジーは、
夢だった女優の道を目指し、舞台のオーディションに挑む。
ところが、その舞台の演出家アーノルドは、
偶然にも彼女に3万ドルをプレゼントしてくれた例のお客だった。
まさかの再会に動揺するアーノルドを尻目に、
みごとな演技で役をつかみ取るイジーだったが…。
<allcinema>



人生が輝きだす街、ニューヨーク・ブロードウェイ。
きっかけは思いがけない3万ドルのプレゼント!?
ひょんなことから交錯してゆく男と女たちのおとぎ話


とまあ、こんなキャッチコピーが付いているから
思いっきり釣られまくって観に行ったわけだけど

結論から言えば、そこそこ笑わせてくれて
軽めで箸休め映画と捉えれば満足感もあるってことでよろしいかと(笑)


【今週のツッコミ】
・インタビュアーと被写体の構図で始まる本作に
 クリント・イーストウッド監督『父親たちの星条旗』を被せ
 これって、もしかして実話?と思いっきり勘違い(笑)

・アーノルドの劇中に幾度と出てくる決め台詞すべてが
 実はエルンスト・ルビッチ監督『小間使』(1946)のパクリだった(笑)
 エンドクレジットでその種明かしが軽快でグッド。

・お気に入りの女性を見つけるとやたら投資したがるアーノルド。
 下心がなくあの行為はもはや神としか思えない(それはアンタだけ)

・偶然が重なるとこんな悲惨な結果を引き起こしますよ~という
 教訓映画となるのかならないのか(知らんがな)

・ジェニファー・アニストンのキレっぷりは
 さすがコメディ出身だけあって、安定感があり上手い。

・ヒロインのイモージェン・プーツに魅力を感じなかった分
 そこまで映画に入り込めなかった。
 でも、あの悩める判事さんはツボだった。本作の最優秀演技賞は彼!(爆)

・ちなみにイモージェン・ブーツと聞いた途端
 頭の隅っこでイモータン・ジョーの映像が浮かんでしまった。
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監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
脚本:ルイーズ・ストラットン/ピーター・ボグダノヴィッチ
音楽:エドワード・シェアマー

出演:オーウェン・ウィルソン/イモージェン・ブーツ/キャスリン・ハーン/
    ジェニファー・アニストン/ウィル・フォーテ/リス・エヴァンス/


『マイ・ファニー・レディ』 
 


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2 コメント

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神ですか!? (ami)
2015-12-23 11:46:19
アーノルドの行いはあそこまでくると
私にはもはやビョーキとしか思えませんでした(笑)

カメオ出演も豪華でしたね。
タラちゃんは相変わらずの目立ちたがり屋さんでしたが、
あまりに自然なマイケル・シャノンはあやうく見逃すところでしたよ(笑)

そしてあの台詞がルビッチのパクリだったとは!
古典好きの私ですが『小間使』は未見なので観てみたくなりました。
返信する
amiさんへ (ituka)
2015-12-23 21:41:51
下心何もなくしてあのような行動ができるものでしょうか。
ヤバイ銭の脱税対策としか思えないのですが。
ビョーキというのも、、、うん確かに(爆)

そうそう、カメオが豪華ってあったけど
ワタシはタラちゃんとシャノンしか分からなかったんですよ^^;

アーノルドのキメ台詞も一語一句完全コピーでしたね(笑)
こういう映画で古典映画を知るって、ちょっと得した気分になりますよね。
でも、ワタシは『小間使』は興味ないかも~(爆)
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