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評価:★★★★☆【4.5点】
ストーリーの設定が巧みでピースを一つずつ組み立てて行ったら
まさかの結論が出てきて椅子から転げ落ちた料理人。
◇
絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ佐々木充は、
依頼人が人生最後に食べたい料理の再現を請け負う
“最期の料理人”として知られる男。
ある日、中国料理界の重鎮・楊晴明から破格の依頼が舞い込む。
それは、かつて満州国で天才料理人・山形直太朗が考案したという
伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを
再現してほしいというものだった。
当時、山形の助手として楊もメニュー作成に協力していたが、
太平洋戦争開戦直前に山形はレシピとともに
消息を絶ってしまったのだった。
こうして山形を巡る謎を解き明かし、
幻のレシピの再現に挑むことになった佐々木だったが…。
<allcinema>
◇
「なんでわざわざこの俺(様)にレシピ探しを?」
アナタじゃないと意味がないのです!!!(笑)
この映画、完全なる仕掛けが用意されていて
ラストで「え~!そういうことだったのか!」と思わず膝を叩いてしまう。
その膝を叩くのは主人公も同じだと思うが
幼少期に両親を亡くし天涯孤独な自己チュー天才料理人の佐々木は
たとえレシピ探しに回り道を強いられたとしても
最後に収穫したモノがあまりに衝撃すぎて体が固まり言葉が出てこない。
これってどこか『指輪物語』のような壮大な『一人レシピ物語』として
イメージするのも面白いのかもしれない。
または、史上最大級のドッキリでクライアントの要望を受けて
仕事をしたら自己チュー男の人生観が180度ひっくり返る感じとか。
とにかく、久しぶりに邦画で面白い作品を観た気がする!
【今週のツッコミ】
・伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”このネーミングが
ものすごくカッコいい!
・1930年代、満州で天才料理人・山形直太朗の助手の鎌田たちと
別部屋の食堂料理人の鈴木さんが現代で遭遇するシーンに可なりの違和感。
彼らよりかなり年上だった鈴木さんが一番若くなってるし
まるでペットに年齢を追い越されていく感じに見えたわ。
・さらに酷いのが、児童施設すずらん園の園長(大地康雄)の若いころ。
あのメイクは絶対ダメだろう。動く蝋人形に見えたわ。
『ブレードランナー2049』のレイチェル並みのリアルCGを使ってほしい。
(レイチェルは首から上がCGで体はローレン・ぺタ氏)
・一食100万円のオムライスの味見がしたい(笑)
オムライスの仕上げのフライパン返しを今度やってみよう。
・ロールキャベツの雑煮風なら家庭でできそう(ワタシは作れないが)
----------------------------------------------------------------------------
監督:滝田洋二郎
脚本:林民夫
音楽:菅野祐悟
出演:二宮和也/西島秀俊/綾野剛/宮崎あおい
『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』
ストーリーの設定が巧みでピースを一つずつ組み立てて行ったら
まさかの結論が出てきて椅子から転げ落ちた料理人。
◇
絶対味覚=“麒麟の舌”を持つ佐々木充は、
依頼人が人生最後に食べたい料理の再現を請け負う
“最期の料理人”として知られる男。
ある日、中国料理界の重鎮・楊晴明から破格の依頼が舞い込む。
それは、かつて満州国で天才料理人・山形直太朗が考案したという
伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”のレシピを
再現してほしいというものだった。
当時、山形の助手として楊もメニュー作成に協力していたが、
太平洋戦争開戦直前に山形はレシピとともに
消息を絶ってしまったのだった。
こうして山形を巡る謎を解き明かし、
幻のレシピの再現に挑むことになった佐々木だったが…。
<allcinema>
◇
「なんでわざわざこの俺(様)にレシピ探しを?」
アナタじゃないと意味がないのです!!!(笑)
この映画、完全なる仕掛けが用意されていて
ラストで「え~!そういうことだったのか!」と思わず膝を叩いてしまう。
その膝を叩くのは主人公も同じだと思うが
幼少期に両親を亡くし天涯孤独な自己チュー天才料理人の佐々木は
たとえレシピ探しに回り道を強いられたとしても
最後に収穫したモノがあまりに衝撃すぎて体が固まり言葉が出てこない。
これってどこか『指輪物語』のような壮大な『一人レシピ物語』として
イメージするのも面白いのかもしれない。
または、史上最大級のドッキリでクライアントの要望を受けて
仕事をしたら自己チュー男の人生観が180度ひっくり返る感じとか。
とにかく、久しぶりに邦画で面白い作品を観た気がする!
【今週のツッコミ】
・伝説のフルコース“大日本帝国食菜全席”このネーミングが
ものすごくカッコいい!
・1930年代、満州で天才料理人・山形直太朗の助手の鎌田たちと
別部屋の食堂料理人の鈴木さんが現代で遭遇するシーンに可なりの違和感。
彼らよりかなり年上だった鈴木さんが一番若くなってるし
まるでペットに年齢を追い越されていく感じに見えたわ。
・さらに酷いのが、児童施設すずらん園の園長(大地康雄)の若いころ。
あのメイクは絶対ダメだろう。動く蝋人形に見えたわ。
『ブレードランナー2049』のレイチェル並みのリアルCGを使ってほしい。
(レイチェルは首から上がCGで体はローレン・ぺタ氏)
・一食100万円のオムライスの味見がしたい(笑)
オムライスの仕上げのフライパン返しを今度やってみよう。
・ロールキャベツの雑煮風なら家庭でできそう(ワタシは作れないが)
----------------------------------------------------------------------------
監督:滝田洋二郎
脚本:林民夫
音楽:菅野祐悟
出演:二宮和也/西島秀俊/綾野剛/宮崎あおい
『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』
日アカもこれで決まりかな~
ミニシアター系がわかんないけど・・・
東宝だし。
最後は予測不可能でした!
終盤に入ると、周りのあちこちから鼻をすする音が。。。
不覚にもワタシ、ニノの映画で涙腺刺激されました(←素直に感動しろよ)
ラストの衝撃は邦画ではあまり記憶がないくらい驚きました。
たぶんですが、これ日本アカデミー行っちゃいそうですね。
ってわかったところからじわ~ときてしまいました。
でも西島さんの笑顔が一番でした!(笑
ロールキャベツの雑煮風、
作ったらレポートshふぃます!!(爆
見張り役という任務を遂行してタコ(←た子)
現在になって“あゆの春巻き”作ってましたが
「塩効き過ぎだけどね」ってダメだしされてましたね(笑)
ロールキャベツの雑煮風レポートしてね(笑)
わたし、あのラストがダメでした。
あそこまで作り上げて、彼にレシピを探させると言うのが、いくら自分探しでも。
園長が亡くなるまで、皆がお互い音信不通だったと言うなら、それも分かるんですが、なぜに、この段階までほおっておいて、急にこんなしかけを?
養護施設を出た後の様子も皆知っていたんでしょうし・・・。
と、まあ、そんなことをたらたら考えてたら、感動までいかなくて(;´・ω・)
葬儀場に姿も現さない自己チューでダメダメニノに業を煮やす綾乃くんがふと視線をずらすと
まさかのメンツの姿が。。。
彼らの応援を借りて満州国の天才料理人の一大叙事詩を
彼に近づけさせることで、彼に自分の人生を悔い改めよ!という荒治療だったのかも(笑)
ただ、それが実の父というのは出来過ぎ感ありますが
そこは大目に見ました^^
じゃ、生きてる内にしとけよ、とは思わなくもなかったけれど(すずらん園園長)。
ロールキャベツの雑煮風は、私おでんの餅きんちゃくにしか見えなかったです。
ワタシ、すずらん園の過去映像で園長さんがアンドロイドにしか見えなかったです。
餅巾着だ~い好きです(笑)
「ミックス」の麻婆豆腐につづきロールキャベツも鑑賞後に食べましたよ(爆)