
評価★★★【3点】
今度は、ディカプリオでなく泣き虫ブラッド・ピットだった。
◆
地球外知的生命体の探求に人生を捧げた父
クリフォードに憧れ、自らも宇宙飛行士の道へ進んだロイ。
ある日彼は、探索の旅へと出発してから
16年後に太陽系の彼方で行方不明となった父が
まだ生きていると告げられる。
しかも彼は、太陽系を滅ぼすほどの力を持つ
極秘実験に関わっていたという。
そこでロイは、父を探し出し、危険な実験を阻止するという
人類の未来を懸けた過酷なミッションに臨むべく、
壮大な宇宙空間へと旅立っていくのだったが…。
<allcinema>
◆
作品全体のイメージは、セリフが少ない、厳格な父親、
主人公の心の奥底にある生きることへの絶望感
画面構成がとにかく綺麗ということでいえば
これは、見ようによっては
テレンス・マリックの宇宙版『ツリー・オブ・ライフ』だ。
あらすじだけ読めば、いかにもサスペンスアクションだが
ふたを開ければ静かに進む精神世界。
宇宙に飛び立ってから16年間行方不明だった父から
まさかの交信が地球に届き、宇宙規模の極秘実験が
未だ行われていることへの疑惑から
アメリカ宇宙軍は俄然慌ただしくなり
そこで登場するのが息子のブラッド・ピットである。
宇宙空間で展開するドラマは起伏こそないが
確かな演技が身に付いたブラッド・ピットが
少ないセリフの中、心の葛藤を見事に演じるのだ。
途中でかならず襲われるであろう睡魔と闘いながら
最後まで鑑賞できたこと、自分を褒めてあげたい(←なにそれ)
◆
【今週のツッコミ】
・テレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』と
『ファミリー・ツリー』がさっきまでごっちゃだったワタシ。
・ちなみに『ファミリー・ツリー』はジョージ・クルーニー。
・これでやっとブラッド・ピットもオーシャンズ主要メンバーで
宇宙服を着ることができました。
最初はマット・デイモン、2番目がジョージ・クルーニー。
・で、リヴ・タイラーってセリフありましたっけ^^;
・月の表面で資源強奪したりするマッドマックスの世界。
・父親の任務が地球外知的生命体の探求という
いまどきの資源探求でないところが少しレアな感じ。
--------------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・グレイ
脚本:ジェームズ・グレイ/イーサン・グロス
音楽:マックス・リヒター
出演:ブラッド・ピット/トミー・リー・ジョーンズ/ルース・ネッガ
『アド・アストラ』
今度は、ディカプリオでなく泣き虫ブラッド・ピットだった。
◆
地球外知的生命体の探求に人生を捧げた父
クリフォードに憧れ、自らも宇宙飛行士の道へ進んだロイ。
ある日彼は、探索の旅へと出発してから
16年後に太陽系の彼方で行方不明となった父が
まだ生きていると告げられる。
しかも彼は、太陽系を滅ぼすほどの力を持つ
極秘実験に関わっていたという。
そこでロイは、父を探し出し、危険な実験を阻止するという
人類の未来を懸けた過酷なミッションに臨むべく、
壮大な宇宙空間へと旅立っていくのだったが…。
<allcinema>
◆
作品全体のイメージは、セリフが少ない、厳格な父親、
主人公の心の奥底にある生きることへの絶望感
画面構成がとにかく綺麗ということでいえば
これは、見ようによっては
テレンス・マリックの宇宙版『ツリー・オブ・ライフ』だ。
あらすじだけ読めば、いかにもサスペンスアクションだが
ふたを開ければ静かに進む精神世界。
宇宙に飛び立ってから16年間行方不明だった父から
まさかの交信が地球に届き、宇宙規模の極秘実験が
未だ行われていることへの疑惑から
アメリカ宇宙軍は俄然慌ただしくなり
そこで登場するのが息子のブラッド・ピットである。
宇宙空間で展開するドラマは起伏こそないが
確かな演技が身に付いたブラッド・ピットが
少ないセリフの中、心の葛藤を見事に演じるのだ。
途中でかならず襲われるであろう睡魔と闘いながら
最後まで鑑賞できたこと、自分を褒めてあげたい(←なにそれ)
◆
【今週のツッコミ】
・テレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』と
『ファミリー・ツリー』がさっきまでごっちゃだったワタシ。
・ちなみに『ファミリー・ツリー』はジョージ・クルーニー。
・これでやっとブラッド・ピットもオーシャンズ主要メンバーで
宇宙服を着ることができました。
最初はマット・デイモン、2番目がジョージ・クルーニー。
・で、リヴ・タイラーってセリフありましたっけ^^;
・月の表面で資源強奪したりするマッドマックスの世界。
・父親の任務が地球外知的生命体の探求という
いまどきの資源探求でないところが少しレアな感じ。
--------------------------------------------------------------
監督:ジェームズ・グレイ
脚本:ジェームズ・グレイ/イーサン・グロス
音楽:マックス・リヒター
出演:ブラッド・ピット/トミー・リー・ジョーンズ/ルース・ネッガ
『アド・アストラ』
ましてや、きっと見つけ出すって(;´・ω・)
イメージは、破滅的なサージを止めるべく
地球の存続をかけ、父親を捜しに行くと言う
アルマゲドンのようなイメージでしたが、
(そこまで煽ってなかったかな?>笑)
ふたをあけたら、まあ、静かな映画。
一番びっくりしたのが、猿の登場でしょうか。
最後は、助かって地球に帰還しようが
そのまま宇宙のごみになろうが、
どちらでもいい気分になってしまいました。
でも、ブラッドファンとしては、満足です、はい。
アルマゲドンって予告編でかなり煽ってましたよ。
なので、てっきりそっち系のSFアクション映画とおもってました。
蓋開けたら「あれ?」でした。
そうそう!いきなりの狂暴おサルに驚いて
サルがモンスター化したのかな?ならば、今度こそ、こっち系なのか?でしたが
これも外れ~
期待値高かっただけに残念な映画となりました^^;
>テレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』
そうそう私もあの映像はマリック?と思いました。
二人のシーンありましたが会話はなく、リヴ・タイラーの台詞はビデオ(i Pad?)のみでした。リブ寂しい。
ひたすら静かに進むドラマ...睡魔に襲われたのわかります。あの猿がいきなり飛びだしてきた時、”あっ!”と小さく叫んでしまった私です。
本作のような演技もできるということで、そろそろオスカー候補に名乗りを上げてもいいのになと思ってます。
>そうそう私もあの映像はマリック?と思いました。
でしょう!(笑)作品世界もどこか瞑想的雰囲気ありましたし、これ絶対宇宙版『ツリー・オブ・ライフ』と決め打ちしたいです。
あの突然出てきたサルには驚きますよね~
監督もきっと思ったんでしょう!「どこかにインパクト入れないと客が寝る。。。」みたいな(笑)
私はブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズが父子の設定というのに目が釘付けでした。
本作でこそしわくちゃ度合いが増しちゃいましたけど、トミー・リー・ジョーンズこそ渋味のあるカッコマン(古い?)だし、ブラピは言うに及ばずですし。
だが私も月に遠足に行きたい…。
地球で職を失ったため他の惑星に出稼ぎ労働者として潜入するというBOSSの逆パターンでもよかったです。
にしても、言葉をまったく発しないトミー・リー・ジョーンズって不気味で仕方なかったです(笑)