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いぬやしき

2018年05月01日 00時32分25秒 | 映画 あ行
評価:★★★☆【3.5点】




ジジイのヒーロー。木梨憲武はキャラにピッタリだ。



定年を間近に控え、会社にも家庭にも居場所のない
冴えないサラリーマンの犬屋敷壱郎。
医者から末期ガンで余命僅かと宣告されても
家族にも打ち明けられないまま、ただ一人で悲嘆に暮れるだけ。
そんな時、謎の事故に巻き込まれ、
身体が機械化されたサイボーグとして甦り、
超人的な力を宿すことに。
高校生の獅子神皓もまた同じ事故で同様のパワーを手に入れるのだった。
すると犬屋敷は自らの力に戸惑いつつも、
その力を使って人助けに奔走する。
一方、やり場のない怒りを抱えた獅子神はやがて己の悪意を
人類全体に向け、手にした力で冷徹かつ無慈悲に
無差別大量殺戮を実行していくのだったが…。
<allcinema>




【ネタバレに要注意!】


昨年、TVアニメもあったようですが、全然知らないし
原作も知らない。

ただ、この奇想天外な設定が面白く、冴えない親父が
いつしか世のためにヒーローと化すくだりは自身の能力に戸惑いつつ
等身大な人間に設定されてるところがいい。

普段から我が家に居ても妻や子供らとまともに相手にされず
自身もステージ4の末期がんである。
このまま誰にも泣かれず世を去るのかな~と、哀愁が漂い何とも切ない。

そんなダメ親父が天の恵みかチョイとSFチックに
ある日を境にとんでもない能力を身につけてしまうわけだが
ダメ親父を演じる木梨憲武が実に上手いのだ。

この映画、木梨憲武じゃなかったらここまでの哀愁感は出せない。
額に刻まれた深いしわやキョドった表情など
彼が演じるために生まれた作品だというのは言い過ぎだろうか。
対する悪の獅子神晧を演じた佐藤健の冷徹な表情も
ご本人と似ている部分があって、このキャスティングはなかなかだ。



【今週のツッコミ】
・逆に獅子神の方の家族構成もこれまた切なく、犬屋敷が父親なら
 獅子神は母親が末期がんと、こうも偶然重なるものかね^^;

・少し前の『サバイバル・ファミリー』にSF要素を入れたら
 こんな風になるのかな~(笑)

・いきなり全身サイボーグはやり過ぎ感あり。
 
・獅子神の皓じゃなく母がサイボーグ化したらどうなるのか。
 犬屋敷とふたりで謎の救世主として新たな人道支援団体を立ち上げよう。

・にしても、獅子神の母親役の斉藤由貴って魅力ある人だわ。

・意外に地味だった二階堂ふみ。でもこういう子って印象に残る。

・某巨大掲示板の住民の代表格のようなオタクたちがリアル。
 ネット書き込みも、それらしくここはグッド!(笑)

・犬神家の長女と父だけの秘密なんですね。
 ちょっと初期のスパイダーマンっぽくてこういうの好きだ。

・高校を卒業した長女は、やがて漫画家として売り出し、実体験を基に
 漫画を描くことになるのかな^^

・原作コミックスの方は壮大な宇宙規模の話になっているようですけど
 こちらの実写版はちょうどいいところで話を切ってくれた感じです。
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監督:佐藤信介
脚本:橋本裕志
音楽:やまだ豊
出演:木梨憲武/佐藤健/本郷奏多

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