
評価:★★★[3/5]
ラスト10分は見応え十分。
でも、そこだけ~^^;
◇
西暦2017年にあたる“ともだち暦3年”。
世界は“ともだち”に支配されていた。
殺人ウィルスが蔓延し、東京は巨大な壁で分断されていた。
やがて“ともだち”は来たる8月20日に人類が滅亡すると宣言する。
一方、秘密基地の仲間たちは“ともだち”の追っ手から逃れ、
身を潜めながらそれぞれにレジスタンス活動を繰り広げる。
そしてカンナは、ひときわ過激な“氷の女王一派”を組織し
武装蜂起を計画していた。
そんな中、行方が分からなくなっていたケンジがついに姿を現わし、
いよいよ東京へ向け行動を開始する。
<allcinema>
◇
いや~、
ここまで引っ張ってきたシリーズ物の謎が
最後になって怒涛の如く、解明されていく様に
1秒たりとも目が離せなかった。
そうだったのね!彼が“ともだち”だったのか~。
なんという爽快感でしょう!
原作と違うラストと言われてますが
原作自体を知らないワタシにとっては
そのキャッチコピーは大して興味を引く部分でもなく
ただ単純に映画の展開を見守るだけでした。
なんといっても映画の中のカンナと演じる平愛梨が
不思議とダブって見えてしまった。
ラストに近づいていくうちに気持が高揚して来て
ケンジと対面したときに号泣した涙にもらい泣きですよ。
となりのシートの女性は相当に来てたみたいです。
彼女自身、オーデションを何回も落ち
最後の最後に受けたオーデションで拾われ
無名の女の子が、この超大作の主演に抜擢され
まさにシンデレラ・ストーリーとはこういうことかと^^
【ココからネタバレ注意!】
結局、このシリーズの謎をひも解いていくと、
そこに見えてくるのは子供時代の
“いじめ”が原因だったんですね。
しかも、冤罪によるいじめ。それを知ってるのは
罪を犯した当の本人と“ともだち”だけ。
もういちど1969年からやり直すために
過去に遡り小学生の自分に注意を促すシーンは
とても感動的に仕上がっていたと思う。
【ココまで】
映画が始まって20分くらい過ぎた辺りから、
これは多分、寝てしまいそうだな!と
自分の中でイエローフラッグが振られていたのは事実です。
そして、案の定ウトウトとしてしまい、本篇のなかで
大よそ3分の1は寝ていたワタシでした。
と、いうことで、これはもう完全に
内容自体に置いて行かれたかなと諦めかけていたとき
そう!まさにそのときに天使は降りて来たんです。
感動的なラストに行くにつれ、なんと!
ワタシの後ろに座っていた中学生くらいの女子団体さんが
こと細かく解説し始めたのです(笑)
ワタシは流れているスクリーンより彼女らの解説の方が
とても分かり易くて大変助かりました(爆)
(決して怪しいオッちゃんではありませんから)^^
でも、片方の横にいた若いカップルの男性は、
キッ!として後ろを睨みつけていましたけどね^^;
40分以上寝ていたにもかかわらず
なんとかラストへと行く大事な部分だけは
観ることが出来たのが不幸中の幸いだったかなと。
おまけ)
・万博会場のエキストラはCGでなく本物っぽく見えた。
もしそうだとしたら、もの凄い数の人数ですね~(笑)
・あの二足歩行のロボットに体当たりする方向が逆じゃないかと
ハラハラしましたが、ま、倒れたのでいいのか^^;
・あの2機の円盤のチープさは、受けネライだったのか?
『マーズ・アタック』を敢えて意識したのかは謎!
----------------------------------------------------------
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志/浦沢直樹
撮影:唐沢悟
音楽:白井良明
出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之/平愛梨/石塚英彦/
宮迫博之/佐々木蔵之介/黒木瞳/中村嘉葎雄/石橋蓮司/
『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
ラスト10分は見応え十分。
でも、そこだけ~^^;
◇
西暦2017年にあたる“ともだち暦3年”。
世界は“ともだち”に支配されていた。
殺人ウィルスが蔓延し、東京は巨大な壁で分断されていた。
やがて“ともだち”は来たる8月20日に人類が滅亡すると宣言する。
一方、秘密基地の仲間たちは“ともだち”の追っ手から逃れ、
身を潜めながらそれぞれにレジスタンス活動を繰り広げる。
そしてカンナは、ひときわ過激な“氷の女王一派”を組織し
武装蜂起を計画していた。
そんな中、行方が分からなくなっていたケンジがついに姿を現わし、
いよいよ東京へ向け行動を開始する。
<allcinema>
◇
いや~、
ここまで引っ張ってきたシリーズ物の謎が
最後になって怒涛の如く、解明されていく様に
1秒たりとも目が離せなかった。
そうだったのね!彼が“ともだち”だったのか~。
なんという爽快感でしょう!
原作と違うラストと言われてますが
原作自体を知らないワタシにとっては
そのキャッチコピーは大して興味を引く部分でもなく
ただ単純に映画の展開を見守るだけでした。
なんといっても映画の中のカンナと演じる平愛梨が
不思議とダブって見えてしまった。
ラストに近づいていくうちに気持が高揚して来て
ケンジと対面したときに号泣した涙にもらい泣きですよ。
となりのシートの女性は相当に来てたみたいです。
彼女自身、オーデションを何回も落ち
最後の最後に受けたオーデションで拾われ
無名の女の子が、この超大作の主演に抜擢され
まさにシンデレラ・ストーリーとはこういうことかと^^
【ココからネタバレ注意!】
結局、このシリーズの謎をひも解いていくと、
そこに見えてくるのは子供時代の
“いじめ”が原因だったんですね。
しかも、冤罪によるいじめ。それを知ってるのは
罪を犯した当の本人と“ともだち”だけ。
もういちど1969年からやり直すために
過去に遡り小学生の自分に注意を促すシーンは
とても感動的に仕上がっていたと思う。
【ココまで】
映画が始まって20分くらい過ぎた辺りから、
これは多分、寝てしまいそうだな!と
自分の中でイエローフラッグが振られていたのは事実です。
そして、案の定ウトウトとしてしまい、本篇のなかで
大よそ3分の1は寝ていたワタシでした。
と、いうことで、これはもう完全に
内容自体に置いて行かれたかなと諦めかけていたとき
そう!まさにそのときに天使は降りて来たんです。
感動的なラストに行くにつれ、なんと!
ワタシの後ろに座っていた中学生くらいの女子団体さんが
こと細かく解説し始めたのです(笑)
ワタシは流れているスクリーンより彼女らの解説の方が
とても分かり易くて大変助かりました(爆)
(決して怪しいオッちゃんではありませんから)^^
でも、片方の横にいた若いカップルの男性は、
キッ!として後ろを睨みつけていましたけどね^^;
40分以上寝ていたにもかかわらず
なんとかラストへと行く大事な部分だけは
観ることが出来たのが不幸中の幸いだったかなと。
おまけ)
・万博会場のエキストラはCGでなく本物っぽく見えた。
もしそうだとしたら、もの凄い数の人数ですね~(笑)
・あの二足歩行のロボットに体当たりする方向が逆じゃないかと
ハラハラしましたが、ま、倒れたのでいいのか^^;
・あの2機の円盤のチープさは、受けネライだったのか?
『マーズ・アタック』を敢えて意識したのかは謎!
----------------------------------------------------------
監督:堤幸彦
脚本:長崎尚志/浦沢直樹
撮影:唐沢悟
音楽:白井良明
出演:唐沢寿明/豊川悦司/常盤貴子/香川照之/平愛梨/石塚英彦/
宮迫博之/佐々木蔵之介/黒木瞳/中村嘉葎雄/石橋蓮司/
『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
何せ、これまでの2作も殆ど観てませんから・・(=^_^=)
私的には、ともだちの素顔なんぞどうでも良くて(おいっ)
映画泥棒のカメラをかぶったおっさんの素顔が、知りたくて知りたくて仕方ないのです(=^_^=)
あの動き、ただもんじゃあねぇ・・(☉д☉)
『ロード・オブ・ザ・リング』のときは
2作目から観なくなったんですが、本作は最後に
高校生に成長したカンナが登場してきたから
観ない訳にいかないな~って感じでダラダラ来てしまいました^^;
映画泥棒のおっさんの素顔見たいですね~!
画像検索してもなかなか見つけられないのが、ある意味、ミステリー(笑)
1万人集まったそうですよ。
第一弾を観逃し、世間から置いてけぼりになってしまって「コレはもういいかな」って思っていましたが、itukaさんのレヴューを拝見して俄然観たくなってきてしまいました。
>でも、そこだけ~^^;
ふむふむ、でもその怒涛のラスト10分の感動を味わってみたいものです。
やはりそうでしたか!ありがとうございます。
それにしても1万人のエキストラとは凄いです。
本シリーズを締めくくる意味では、ギャラなしでも良いから
あそこの雰囲気に浸りたかった思いも少しあります。
それぞれの作品自体が長尺なので、最初からの鑑賞予定なら
倍速再生がいいかもしれません^^
いや、第1作の中盤までは通常再生にしてください^^;
最終章はエンドロール後に、結構重要な展開が待ってます^^
20世紀少年大ファンの私は、第1章9回、第2章を5回
映画館で観賞してしまいました。
原作のあの名シーンが再現されて、さらに
ケンヂのあの歌も聞けて、結末の描き方…
原作と言いたい事は同じだけど、描き方が
異なりラスト10分は感動しました。
誰しもがともだちになる可能性があり、ともだちを
生みだしてしまう可能性もあることを…
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>20世紀少年大ファンの私は、第1章9回、第2章を5回
そ、それは凄い!
同じ作品で9回も劇場に行かれたのは聞いたことがありません。
クラシック映画を何十回もDVDで観たというレベルじゃないですもの^^;
短期間に劇場ですもんね!
何時何処でも“ともだち”は作られる。
それは、私たちのすぐ隣にいるあの人かもしれません。
悪いことをしたら、素直に謝ることができるようになりたいものです^^;
録画していたものを先日観ました。
>ラスト10分は見応え十分。
>でも、そこだけ~^^;
itukaさんのおっしゃる通り、終盤で怒涛の展開を?見せてくれましたね。
しかし如何せん、確かに“引っ張られ過ぎ?”なところは否めませんでしたね。
いいえ、でも「もういちど1969年からやり直すために・・・」のテーマを、かくもひたすら真っ直ぐに描いてくれたって事も凄いことなのかも知れませんね。
やっぱり唐沢さんっていい役者さんですぅ。(*^_^*)
ここのところ、なかなか鑑賞作品がうまく合いませんでしたね。
『ミックマック』も普段なら観てたと思いますが
何分、劇場までが遠過ぎてパスしちゃいましたよ^^;
おっと!本作の録画鑑賞お疲れ様です。
ワタクシ、自分の記事を読んで、寝ていたことに気が付きました。
シリーズものって、結局は初めを観ちゃうと結果が気になり
延々と鑑賞しないといけないのが辛いです。
あのラストの部分だけ別物の映画に見えましたよ。
>やっぱり唐沢さんっていい役者さんですぅ。(*^_^*)
いい役者だとワタシも思います。
ひとりボケ突っ込みができる楽しいひとですよね^^