
評価:★★★【3点】
イーサン・ホークってホラー映画はお初なのね。
ここのところSF大作アクション、スペクタクル・アクション
それにB級アクション(こらこら)とアクション三昧だったので
ここら辺りで、チョイとお口直しのつもりで先週末の3本目がこれ。
大した期待感もなく、ただ単に恐怖体験したかっただけですが
さて内容はどうだったでしょう^^
◇
ノンフィクション作家のエリソンは、
一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、
事件現場となったその家に、
妻と2人の子供を連れて引越してきた。
そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。
それらの【フッテージ】には、
その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、
焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が写されていた。
一体誰が、何のために?
それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、
犠牲者の血しぶきで描かれた記号の意味は?
事件の謎に慿りつかれたエリソンの前に、
半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現わす―。
<公式サイト>
◇
【ネタバレぎみです。要注意!】
まず、主人公のエリソンは10年前に執筆した
「流血のケンタッキー」というノンフィクション小説で
一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たすものの
それ以降はどうにも売れる本が書けずスランプ続きとなっていた。
しかも豪邸である自宅ローンの返済に追われてしまい
遂には事件現場となった家を格安で購入し引っ越してくる^^;
一家惨殺の事件現場となった家に住み込む行動は
彼のベストセラーへの必死な願いが伝わってきて
ある意味、それ自体がホラーそのものだと思うよ(笑)
ホラー度からすれば最近の傾向と比較した場合
意外とオーソドックスでレトロな作りで、良くいえば真面目。
さて、物語りが進んでいくうちに今回の犯人像を
自分なりに推理しながらの鑑賞でしたが
これがすべて違っていたことが意外だった(笑)
【今週のツッコミ】
・この主人公エリソンとイーサン・ホークご本人が
微妙に被ってみえてしまったのは気のせいか(笑)
いや、だれも落ちぶれた過去の俳優とは言ってませんよ~^^;
・犯罪ノンフィクション作家はFBI捜査官なみの事件調査をするらしい。
未解決事件であれば地元警察にとって面倒な輩にしかみえない。
・主人公が多重人格者でフィルムの映像は自作自演だったとか
自分以外の家族はすでに他界してて妄想状態だったり
または夢オチか、さらには最悪でも宇宙人ネタだけはやめて!とか(爆)
・結局、オチ自体は何の驚きもなかったのが痛かった^^;
・パターン的にこういう映画は副保安官の立ち位置がキーになりそうだが
これ、本作にはまったく通用しなかったね。
・子供の失踪事件と一家惨殺は切り離してほしかった。
そうすれば『チェンジリング』系の事件と二つの事件が最後に繋がり
すべてが見えてくるみたいなのが理想なんだけどね^^;
・平屋であの面積の居住区だと、昼間でも日光が入らない部屋がある。
そう!これはホラー映画の定番か?(笑)
・8ミリフィルムの荒い映像だけは気味が悪くナイスな演出。
フィルムの端っこにレザーフェイスでも出てきそうな雰囲気だったが。
・こういう作家というのは一獲千金狙いの者もいるのは分かる。
ただし主人公のようになってしまうと、ないものを数えだす癖が。
手元にない大金を堅実な妻に話す時点で引いてしまうぞ^^;
・妻の台詞に説得力があり返す言葉もないエリソン。
でも、余分なひと言がない分、怒りは覚えなかったね。
彼女はもしや、“あげまん”なのかもしれないな~(笑)
・わき道に隠れネズミ捕り(?)してた保安官ですが
エリソンの返事次第でスピード違反の切符を切ろうとしてたの?
いくらなんでも、あれでは違反の証拠がないんじゃないの^^;
・8ミリフィルム(スーパー8)の編集方法をネット検索する主人公。
映画『SUPER 8/スーパーエイト』は出てこなかったのね(笑)
-------------------------------------------------------
監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン/C・ロバート・カーギル
撮影:クリス・ノアー
音楽:クリストファー・ヤング
出演:イーサン・ホーク/ジュリエット・ライナンス
『フッテージ』
イーサン・ホークってホラー映画はお初なのね。
ここのところSF大作アクション、スペクタクル・アクション
それにB級アクション(こらこら)とアクション三昧だったので
ここら辺りで、チョイとお口直しのつもりで先週末の3本目がこれ。
大した期待感もなく、ただ単に恐怖体験したかっただけですが
さて内容はどうだったでしょう^^
◇
ノンフィクション作家のエリソンは、
一家首吊り殺人事件をテーマにした新作執筆のため、
事件現場となったその家に、
妻と2人の子供を連れて引越してきた。
そして屋根裏部屋で古びた映写機と5本の8mmフィルムを発見する。
それらの【フッテージ】には、
その家で起こった首吊り殺人に加え、時代も場所も異なる溺殺、
焼殺、刺殺、轢殺された家族たちの凄惨な殺害現場が写されていた。
一体誰が、何のために?
それぞれの映像に写り込んでいた不気味な仮面の男と、
犠牲者の血しぶきで描かれた記号の意味は?
事件の謎に慿りつかれたエリソンの前に、
半世紀にわたる邪悪な〈呪い〉が、遂にその正体を現わす―。
<公式サイト>
◇
【ネタバレぎみです。要注意!】
まず、主人公のエリソンは10年前に執筆した
「流血のケンタッキー」というノンフィクション小説で
一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たすものの
それ以降はどうにも売れる本が書けずスランプ続きとなっていた。
しかも豪邸である自宅ローンの返済に追われてしまい
遂には事件現場となった家を格安で購入し引っ越してくる^^;
一家惨殺の事件現場となった家に住み込む行動は
彼のベストセラーへの必死な願いが伝わってきて
ある意味、それ自体がホラーそのものだと思うよ(笑)
ホラー度からすれば最近の傾向と比較した場合
意外とオーソドックスでレトロな作りで、良くいえば真面目。
さて、物語りが進んでいくうちに今回の犯人像を
自分なりに推理しながらの鑑賞でしたが
これがすべて違っていたことが意外だった(笑)
【今週のツッコミ】
・この主人公エリソンとイーサン・ホークご本人が
微妙に被ってみえてしまったのは気のせいか(笑)
いや、だれも落ちぶれた過去の俳優とは言ってませんよ~^^;
・犯罪ノンフィクション作家はFBI捜査官なみの事件調査をするらしい。
未解決事件であれば地元警察にとって面倒な輩にしかみえない。
・主人公が多重人格者でフィルムの映像は自作自演だったとか
自分以外の家族はすでに他界してて妄想状態だったり
または夢オチか、さらには最悪でも宇宙人ネタだけはやめて!とか(爆)
・結局、オチ自体は何の驚きもなかったのが痛かった^^;
・パターン的にこういう映画は副保安官の立ち位置がキーになりそうだが
これ、本作にはまったく通用しなかったね。
・子供の失踪事件と一家惨殺は切り離してほしかった。
そうすれば『チェンジリング』系の事件と二つの事件が最後に繋がり
すべてが見えてくるみたいなのが理想なんだけどね^^;
・平屋であの面積の居住区だと、昼間でも日光が入らない部屋がある。
そう!これはホラー映画の定番か?(笑)
・8ミリフィルムの荒い映像だけは気味が悪くナイスな演出。
フィルムの端っこにレザーフェイスでも出てきそうな雰囲気だったが。
・こういう作家というのは一獲千金狙いの者もいるのは分かる。
ただし主人公のようになってしまうと、ないものを数えだす癖が。
手元にない大金を堅実な妻に話す時点で引いてしまうぞ^^;
・妻の台詞に説得力があり返す言葉もないエリソン。
でも、余分なひと言がない分、怒りは覚えなかったね。
彼女はもしや、“あげまん”なのかもしれないな~(笑)
・わき道に隠れネズミ捕り(?)してた保安官ですが
エリソンの返事次第でスピード違反の切符を切ろうとしてたの?
いくらなんでも、あれでは違反の証拠がないんじゃないの^^;
・8ミリフィルム(スーパー8)の編集方法をネット検索する主人公。
映画『SUPER 8/スーパーエイト』は出てこなかったのね(笑)
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監督:スコット・デリクソン
脚本:スコット・デリクソン/C・ロバート・カーギル
撮影:クリス・ノアー
音楽:クリストファー・ヤング
出演:イーサン・ホーク/ジュリエット・ライナンス
『フッテージ』
とは言え、別にイーサン・ホークファンと言うわけではありません。
しかしいくら創作の為とは言え一家惨殺の事件現場に住もうと思った時点で、もはや取り憑かれてますよね。
確かに一番恐ろしいのはこの男かも(笑)
さて溜まった映画感想もこの作品でようやく先々週分まできました(まだまだ先は長い^^;)
今日は『ハード・ラッシュ』を観てきましたが、
感想を書く前にitukaさんの記事を読んでしまうと影響されそうなので我慢していますが早く読みたいです。
ちょっとちょっと!嬉しい情報じゃないですか!(笑)
『 Before 』シリーズをチョイと調べてみました。
なんと!1995年から始まってたんですね~。
原題を意識してないと見過ごしてしまいそうです。
事実ワタシは見逃してました(笑)
これちょっと気になるな~
とくに『~7時58分』のフィリップに持ちかけられる宝石強盗の物語りが~(笑)
事件現場で執筆活動って並みの神経では到底無理ですよね。
ジャック・ニコルソンのように本人がすでに病んでいたのかもしれませんね(笑)
>今日は『ハード・ラッシュ』を観てきましたが、
お~!amiさんのこの作品の感想をはやく読みたいですね~^^
あ、2本分の感想書いて新作1本!のペースでしょうか(笑)