
評価★★★★
ジローの持ってたフィギュアは何だったのかと・・・。
今からちょうど1年前
突然、僕の前に現れた彼女は
妙に馴れ馴れしかった。
なんだか以前から知っているかのように・・・。
僕の人生のなかで
最も思い出深い、この出会いは
僅か数時間という短い時間ではあったけれど
人生でいちばん幸せなひと時であったんだ。
まさにファンタジー映画の王道ですね。
こんなサイボーグが現れてくれたらどんなに楽しいか。
どんなにストーリーがハチャメチャでも
綾瀬はるかのサイボーグがあれだけ可憐であるなら
許してあげましょう。
突っ込みどころ満載の、いやこれは
ワザとそういう風に突っ込まれてもいいような
大胆な脚本にしたとしか思えないですね。
21歳のジロー(小出恵介)の小学1年生といえば
多く見積もっても、いまから15年前の
1990年代のことだと思うんですが
そこには、田舎の町並みの雰囲気や服装から見ても
昭和30年前後の日本にしか見えない。
そこへもってきてトドメはこれだ~!
『ジョー90』の丸メンコが出てきた(笑)
ジローが大事に持っていた宝物だったのだ。
因みに『ジョー90』とは
イギリスの特撮人形劇ということで
1968年に番組がスタートしたらしいんですが
『サンダーバード』(1965)
『キャプテン・スカーレット』(1967)
『スーパー少年・ジョー90』(1968)
とジェリー・アンダーソンのプロデュースした
リアルパペット劇でした。
ということで
この余りの時代設定の可笑しさに
思わず、ジローは本当は何歳なんだよ?
と、言いたくなった次第です。
そしてもうひとつ
これは、もしかしたらパラレルワールド?
死んでも生き返るんじゃなくて
死んだ時間より前に行って
死なずに済ませるようにしたら未来への歪が生まれないか?
それまでのタイムスリップ映画ではタブーとされてきた
過去を変えるという行為。
この映画は、そんなタブーを全く無視。
事故死した人間をみんな過去に遡って生き返らせてしまう。
監督のクァク・ジェヨンは、ある意味、潔くて
これはこれでいいのかもしれない。
いきなり襲ってくる東京大地震。
だが、このCG映像はやっぱりハリウッド映画の
足元にも及ばないお粗末なもの。
多分『大日本人』レベルかなという印象でしたが・・・。
まあ細かいことは抜きにして
お気楽に楽しめれば良いんだと思います。
・・・と、ここまでいろいろケチをつけてきましたが
やはり、この監督はこういうラブストーリーを作らせたら
キッチリと押さえどころを掴んでいますね。
冒頭での伏線の張り方は
監督クァク・ジェヨンの得意とするところ。
最初の出会いで、綾瀬はるかが妙に馴れ馴れしかった理由が
ラストで分かります。
次の年の誕生日に現れた彼女は
どことなく去年の彼女と違ってた。これはヒントでした。
ラストでは最初の出会いと同じシーンのリピートなのですが
別の角度から映すことにより綾瀬はるかのその時の押し迫った表情を
完璧に見ることができ、このときのジローは目をつむっているので
彼女の表情は観客である私たちしか分からない。
個人的には、サイボーグの綾瀬はるかが
恐ろしくチャーミングだと思いました。
特に、ジローの故郷にタイプスリップして
ジローといっしょに町を散策しているときの
綾瀬の微笑んでいる表情は、
わが子の喜ぶ姿を遠くから優しく眺めているような母親の顔だ。
母性からくる癒しを彼女から感じることができる。
若いのに大した女優さんだ。
また、このひとのクールな表情は
どの角度から撮影されてもとても美しい!
これだけでも一見の価値有りです。
それと効果的に使われる音楽が実に心地いい!
公式サイトのそこには映画の余韻がそのまま残っています。
【ここからネタバレ注意】
大雑把な流れとして
2007年11月22日:女子高生(2133)ジローに会いに来た。
2008年11月22日:最初のサイボーグ(2072)ドラマの中心だがラストで破損する。
2072年11月22日:復元されたサイボーグ。老人のジローとこころを通わす。
2133年のある日:自分にそっくり(偶然か?)の61年前のサイボーグを落札。
サイボーグに埋め込まれていた記憶チップに感動し
それを自分の記憶として残す女子高生。
2008年の暮れ頃:東京大地震で破損したサイボーグを抱き、号泣するジロー。
まさにその時、女子高生、125年を遡り、再度登場。
愛するジローとここで暮らして行くことを決意。
・・・ということは
いっしょに歳をとっていくことですね。
サイボーグに感動した女子高生が過去に来て
ジローと暮らしていく。老人になったジローは
老婆になるまえの彼女をモチーフにサイボーグを作った。
ということは
綾瀬サイボーグが先か、綾瀬女子高生が先か・・・
鶏が先か、卵が先か。
これは、綾瀬サイボーグがたまたま未来の女子高生に
似ていただけなのか?
でも、老人のジローが作ったサイボーグなのだから
それまで、一緒に暮らしてきていた綾瀬を再現させるはず
眠くなったので
また、ゆっくり考えたいと思います。
--------------------------------------------
監督:クァク・ジェヨン
脚本:クァク・ジェヨン
撮影:林淳一郎
音楽:大坪直樹
テーマ音楽:MISIA
出演:綾瀬はるか/小出恵介/遠藤憲一/竹中直人/吉行和子/田口浩正
『僕の彼女はサイボーグ』
ジローの持ってたフィギュアは何だったのかと・・・。
今からちょうど1年前
突然、僕の前に現れた彼女は
妙に馴れ馴れしかった。
なんだか以前から知っているかのように・・・。
僕の人生のなかで
最も思い出深い、この出会いは
僅か数時間という短い時間ではあったけれど
人生でいちばん幸せなひと時であったんだ。
まさにファンタジー映画の王道ですね。
こんなサイボーグが現れてくれたらどんなに楽しいか。
どんなにストーリーがハチャメチャでも
綾瀬はるかのサイボーグがあれだけ可憐であるなら
許してあげましょう。
突っ込みどころ満載の、いやこれは
ワザとそういう風に突っ込まれてもいいような
大胆な脚本にしたとしか思えないですね。
21歳のジロー(小出恵介)の小学1年生といえば
多く見積もっても、いまから15年前の
1990年代のことだと思うんですが
そこには、田舎の町並みの雰囲気や服装から見ても
昭和30年前後の日本にしか見えない。
そこへもってきてトドメはこれだ~!
『ジョー90』の丸メンコが出てきた(笑)
ジローが大事に持っていた宝物だったのだ。
因みに『ジョー90』とは
イギリスの特撮人形劇ということで
1968年に番組がスタートしたらしいんですが
『サンダーバード』(1965)
『キャプテン・スカーレット』(1967)
『スーパー少年・ジョー90』(1968)
とジェリー・アンダーソンのプロデュースした
リアルパペット劇でした。
ということで
この余りの時代設定の可笑しさに
思わず、ジローは本当は何歳なんだよ?
と、言いたくなった次第です。
そしてもうひとつ
これは、もしかしたらパラレルワールド?
死んでも生き返るんじゃなくて
死んだ時間より前に行って
死なずに済ませるようにしたら未来への歪が生まれないか?
それまでのタイムスリップ映画ではタブーとされてきた
過去を変えるという行為。
この映画は、そんなタブーを全く無視。
事故死した人間をみんな過去に遡って生き返らせてしまう。
監督のクァク・ジェヨンは、ある意味、潔くて
これはこれでいいのかもしれない。
いきなり襲ってくる東京大地震。
だが、このCG映像はやっぱりハリウッド映画の
足元にも及ばないお粗末なもの。
多分『大日本人』レベルかなという印象でしたが・・・。
まあ細かいことは抜きにして
お気楽に楽しめれば良いんだと思います。
・・・と、ここまでいろいろケチをつけてきましたが
やはり、この監督はこういうラブストーリーを作らせたら
キッチリと押さえどころを掴んでいますね。
冒頭での伏線の張り方は
監督クァク・ジェヨンの得意とするところ。
最初の出会いで、綾瀬はるかが妙に馴れ馴れしかった理由が
ラストで分かります。
次の年の誕生日に現れた彼女は
どことなく去年の彼女と違ってた。これはヒントでした。
ラストでは最初の出会いと同じシーンのリピートなのですが
別の角度から映すことにより綾瀬はるかのその時の押し迫った表情を
完璧に見ることができ、このときのジローは目をつむっているので
彼女の表情は観客である私たちしか分からない。
個人的には、サイボーグの綾瀬はるかが
恐ろしくチャーミングだと思いました。
特に、ジローの故郷にタイプスリップして
ジローといっしょに町を散策しているときの
綾瀬の微笑んでいる表情は、
わが子の喜ぶ姿を遠くから優しく眺めているような母親の顔だ。
母性からくる癒しを彼女から感じることができる。
若いのに大した女優さんだ。
また、このひとのクールな表情は
どの角度から撮影されてもとても美しい!
これだけでも一見の価値有りです。
それと効果的に使われる音楽が実に心地いい!
公式サイトのそこには映画の余韻がそのまま残っています。
【ここからネタバレ注意】
大雑把な流れとして
2007年11月22日:女子高生(2133)ジローに会いに来た。
2008年11月22日:最初のサイボーグ(2072)ドラマの中心だがラストで破損する。
2072年11月22日:復元されたサイボーグ。老人のジローとこころを通わす。
2133年のある日:自分にそっくり(偶然か?)の61年前のサイボーグを落札。
サイボーグに埋め込まれていた記憶チップに感動し
それを自分の記憶として残す女子高生。
2008年の暮れ頃:東京大地震で破損したサイボーグを抱き、号泣するジロー。
まさにその時、女子高生、125年を遡り、再度登場。
愛するジローとここで暮らして行くことを決意。
・・・ということは
いっしょに歳をとっていくことですね。
サイボーグに感動した女子高生が過去に来て
ジローと暮らしていく。老人になったジローは
老婆になるまえの彼女をモチーフにサイボーグを作った。
ということは
綾瀬サイボーグが先か、綾瀬女子高生が先か・・・
鶏が先か、卵が先か。
これは、綾瀬サイボーグがたまたま未来の女子高生に
似ていただけなのか?
でも、老人のジローが作ったサイボーグなのだから
それまで、一緒に暮らしてきていた綾瀬を再現させるはず
眠くなったので
また、ゆっくり考えたいと思います。
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監督:クァク・ジェヨン
脚本:クァク・ジェヨン
撮影:林淳一郎
音楽:大坪直樹
テーマ音楽:MISIA
出演:綾瀬はるか/小出恵介/遠藤憲一/竹中直人/吉行和子/田口浩正
『僕の彼女はサイボーグ』
いやー、羨ましい(・ω・)
コレはきっと観に行きます☆
ドラマ『鹿男』にて、すっかりサイボーグな彼女に魅了されました(⌒~⌒ι)
ま、あのドラマでは、彼女じゃなく「鹿」そのものがサイボーグなギミックでしたが。。
※誕生シーンって・・やっぱり着衣なんでしょうね(おい!)
そんな風に思ってしまう自分が怖い(笑)
ジェームズ・キャメロンへのリスペクトなんでしょうか
随所に見られるパクリ映像に思わず拍手。
誕生シーンは着衣でしたね
ピチピチのボディスーツはとっても良い感じでしたよ。
少し前にリアルに起こったあの事件を思わせる、
小規模テロみたいな演出のあったのが、ちょっと観てて辛かったですが・・
プレゼントのフィギュア、
背面からしか写りませんでしたが、間違いなく
『エヴァ※ゲリヲ※』の綾※レイではないかと思いましたが・・
(もしくはそれをギリギリまで意識したキャラ)
さぁて、ブログるぞー(=^_^=)
>小規模テロみたいな演出のあったのが、ちょっと観てて辛かったですが・・
ワタシも辛かった。
銃口から出る硝煙のチープさに悲しくなったのを覚えています。
真剣白羽取りに失敗した犯人が燃えたのは自業自得ですね。
>プレゼントのフィギュア、
背面からしか写りませんでしたが、間違いなく
『エヴァ※ゲリヲ※』の綾※レイではないかと思いましたが・・
おぉ~!
そういうことだったんですか^^
綾波レイと綾瀬はるか・・・綾つながりで不思議な共通点^^
「あんた、バカじゃない?」ってのは、
『エヴァ※ゲリヲン』のヒロインの1人のセリフ
「あんた、バカ?」をかなり意識してるようにも見受けられました☆
言われた方は、嬉しくないけど・・
でも実際、あんな彼女に「あんた、バカ」言われたら
反論せずに「もちろんさ~」ってジロー風に言ってしまうかもな~
そういえば、綾瀬さんの禁断の画像ってのを見たんですが(これって普通なのかな)
そんなことをするほど仕事に困っていたのでしょうかね~(゜c_゜`;)
>そんなことをするほど仕事に困っていたのでしょうかね~(゜c_゜`;)
わわわ、何でしょう? 気になるぅぅ・・(・ω・)
検索してみたら、間違って「ぽっちゃりしてる時」の画像が見つかりますた(⌒~⌒ι)
って、だんだんコメントが綾瀬さんに特化して来たな(苦笑)
ttp://esutonia.web.fc2.com/ayase.html
これは既にご存知なのかなと思ったのです。
グーグルの1枚目に普通にあったものですから・・・
(こんなのいいの~おいおい)
ttp://ameblo.jp/ayase1127
おまけ)
ttp://ayase17.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_268c.html
この番組を観てた人が『僕サイ』の暴食シーンを観ると、
より微笑ましく観られたかも、ですね(⌒~⌒ι)
画像関係は「アイコラ」じゃないのかなぁ・・と。
ここまでズバッと描写されちゃうと、さすがに男のロマンが萎みます・・(×_×)
チョット悲しかったです(←うそつけ~)
しかしまぁ、ナイスバディ!
『ザ・マジックアワー』も行くつもりはなかったけど
こうなったら気になってしかたありません。