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無限の住人

2017年04月29日 18時02分14秒 | 映画 ま行
評価:★★★☆【3.5点】




手首祭りだ(笑)あの1個を全てのシーンで使いまわしたりして。



かつて妹を目の前で惨殺された凄腕の侍・万次は、
謎の老婆によって望んでもいないのに不死の身体にされてしまう。
以来、生きる意味を持たないまま50年ものあいだ
死ぬことも老いることもできずにただ孤独に生き続けていた。
無天一流を受け継ぐ浅野道場の一人娘、凜。
両親を殺され復讐を誓う彼女は、そんな万次の存在を知り、
どうにか見つけ出すと、敵討ちの用心棒を依頼する。
一度は断るも、妹の面影を残す凜の必死の懇願に、
万次はその願いを聞き入れる。
しかし相手は、最強の剣客集団を率いる逸刀流の統主、天津影久。
すべての流派の頂点に君臨すべく江戸中の道場を
冷酷非情に潰していくあまりにも危険な男だった…。
<allcinema>



冒頭の常軌を逸した万次が人切りするシーンは秀逸だ。
モノクロで見せているから心に抱える闇がまるで手に取るように伝わり
ここでイッキに映画に惹きこまれてしまう。
本作に賭けているのか木村拓哉の鬼気迫る演技も見どころとなっている。

ここのところ事務所がらみでスマップ解散とか
マイナスのイメージが先行していたのだが、この映画で
役者として本当の意味で再スタートが切れるならぜひとも応援したい。
(↑って、なんで上から目線なんだよ)


【今週のツッコミ】

・三池監督だからツボにはまればいいけど、そうでなかったら
 最悪映画のワースト監督だけに微妙だったが
 予告編の木村拓哉の演技に魅せられて観に行った(笑)

・逸刀流派の刺客・鯖人の両肩の生首の左は凛の母はいいとして
 右肩はいったい誰のモノ?それから母はなぜ話せたの?お母さん教えて!

・凛ちゃんの仇討ちのみに特化してればよかったが
 どこぞの道場流派の話が絡んでくるから仇討ちストーリーが弱くなった。

・幕府と敵役の真ん中で啖呵を切る凛ちゃんに痺れた(笑)
 あそこでウルっとくるのか笑うのかで映画の思い入れが自己評価できる。

・もしも無限の命を授かるなら、一番輝いているときのタイミングなのだが
 凛ちゃんはそこのところ考えていたのかな(←いや、脅されてましたから)

・「おはぎ拾っちゃった」←え?おはぎって落ちてることあるの?だったが
 確かに匂いがなければ見た目と手触り似てるかも。
 あそこで口に入れようものなら、別の映画として成立できそう。
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監督:三池崇史
脚本:大石哲也
音楽:遠藤浩二
出演:木村拓哉/杉咲花/福士蒼汰/市原隼人/戸田恵梨香

『無限の住人』

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