評価★★★
根岸崇一(松山ケンイチ)にそっくりな男(22)が職場に居ます。
◇---
本来、お洒落なポップミュージシャンを夢見て
田舎から上京してきた純情青年の根岸崇一くん。
ところがふと気づくと、事務所の豪腕女社長によって
悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”の
ギターボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせられていた。
DMCのデビュー・シングル『SATSUGAI』は
予想外の大ヒットとなり、
根岸くんの思いとは裏腹にクラウザーはどんどんカリスマへとなっていく。
---◇
僕がしたかったのは
こんなバンドじゃない!
こんなバンドじゃないんだよ!お母さ~ん!!!
いや~!
トレイラーのまんまです。
ま、事務所選びに失敗したということですね。
悪徳事務所ではないのだが
そこの女社長がパンク系の過激なひとなので
こういう形でデビューさせられてしまったということでしょう。
そういえば
70~80年代のころの
アイドル系も事務所の方針に従って
殆んどの若者が、このように作られた形で
デビューさせられていったのでしょう。
本作の根岸くんも
世の恋人たちの“天使”になるはずだったのに
それとは真逆の悪魔の化身となるなんて・・・。
この映画はライブを終えた根岸くんの楽屋が面白い。
毎回、女社長に
もう、やめさせてほしい!と訴えるのですが
その度に、殴られ、煙草の火を押し付けられ
挙句に失神する始末の根岸くん。
女社長(松雪泰子)の逝っちゃってる演技が怖い!
DMCのバンドメンバーでも普通に馴染んでしまいそうだ。
SM女王様キャラのこの社長、いずれは
火災事故でも起こすこと間違いなし。
根岸くんに戻っているときは
服装もそうだが、画面全体がパステル調の甘い映像で
あの髪形もひと役かってますね。
そして、
クラウザーに変身したときは画面はダークな色彩へと一変する。
それぞれにお似合いの色があり
それが逆になったときの違和感がこれまた楽しい。
ここ最近の上映作品の傾向として
“悩めるスーパーヒーローもの”が多いのですが
本作も、実はこういったジャンルに属するのでは?と
思えるのです。
キャラでいえば、松山ケンイチの“L”もいいけど
この根岸崇一くんのキャラも、それ以上に魅力的だったな~。
----------------------------------------------------------
監督:李闘士男
脚本:大森美香
音楽:服部隆之
出演:松山ケンイチ/加藤ローサ/秋山竜次(ロバート)/細田よしひこ/松雪泰子/宮崎美子/ジーン・シモンズ
『デトロイト・メタル・シティ』
根岸崇一(松山ケンイチ)にそっくりな男(22)が職場に居ます。
◇---
本来、お洒落なポップミュージシャンを夢見て
田舎から上京してきた純情青年の根岸崇一くん。
ところがふと気づくと、事務所の豪腕女社長によって
悪魔系デスメタルバンド“デトロイト・メタル・シティ(DMC)”の
ギターボーカル“ヨハネ・クラウザーII世”としてデビューさせられていた。
DMCのデビュー・シングル『SATSUGAI』は
予想外の大ヒットとなり、
根岸くんの思いとは裏腹にクラウザーはどんどんカリスマへとなっていく。
---◇
僕がしたかったのは
こんなバンドじゃない!
こんなバンドじゃないんだよ!お母さ~ん!!!
いや~!
トレイラーのまんまです。
ま、事務所選びに失敗したということですね。
悪徳事務所ではないのだが
そこの女社長がパンク系の過激なひとなので
こういう形でデビューさせられてしまったということでしょう。
そういえば
70~80年代のころの
アイドル系も事務所の方針に従って
殆んどの若者が、このように作られた形で
デビューさせられていったのでしょう。
本作の根岸くんも
世の恋人たちの“天使”になるはずだったのに
それとは真逆の悪魔の化身となるなんて・・・。
この映画はライブを終えた根岸くんの楽屋が面白い。
毎回、女社長に
もう、やめさせてほしい!と訴えるのですが
その度に、殴られ、煙草の火を押し付けられ
挙句に失神する始末の根岸くん。
女社長(松雪泰子)の逝っちゃってる演技が怖い!
DMCのバンドメンバーでも普通に馴染んでしまいそうだ。
SM女王様キャラのこの社長、いずれは
火災事故でも起こすこと間違いなし。
根岸くんに戻っているときは
服装もそうだが、画面全体がパステル調の甘い映像で
あの髪形もひと役かってますね。
そして、
クラウザーに変身したときは画面はダークな色彩へと一変する。
それぞれにお似合いの色があり
それが逆になったときの違和感がこれまた楽しい。
ここ最近の上映作品の傾向として
“悩めるスーパーヒーローもの”が多いのですが
本作も、実はこういったジャンルに属するのでは?と
思えるのです。
キャラでいえば、松山ケンイチの“L”もいいけど
この根岸崇一くんのキャラも、それ以上に魅力的だったな~。
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監督:李闘士男
脚本:大森美香
音楽:服部隆之
出演:松山ケンイチ/加藤ローサ/秋山竜次(ロバート)/細田よしひこ/松雪泰子/宮崎美子/ジーン・シモンズ
『デトロイト・メタル・シティ』
本作には実は興味津々(・ω・)
いいかも、ですね☆
見てみようかな。
ところで今朝方深夜放送で山崎まさよし主演の映画をやってたのでなにげなく見てしまいました。
8月のクリスマス
http://www.8xmas.com/
なんの起伏も展開もなく淡々と淡い恋いが流れていくのだが、ラスト近くで思わず落涙してしまいました。関めぐみ、も、どちらかといえばきつい顔なのだが何故かカワイク見えてきた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E6%9C%88%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9
そうなんですよ!
あの存在感はクラウザーを完全に凌駕していました。
体形からか、幾分貫禄の付き過ぎという感も否めませんですた^^
いいですね。そういう感情を味わいたくて映画を観るんですよね。
>関めぐみ、も、どちらかといえばきつい顔なのだが何故かカワイク見えてきた。
関めぐみを検索しました。きついお顔をしてますね^^
映画のキャラによってイメージが変わってしまうんですかね。
>先に韓国映画があって、日本版はそのリメイクだったようです。
韓国映画は強し!って感じですね。
日本映画はもっと原点に戻って映画作りをしてもらいたいものです。
打倒!韓国!(いや、言いすぎ)
http://osugi.tol-blog.com/
大自然好きにはたまらない映画だと思います。が、僕は見るのを躊躇してます。
ところでおすぎさんは、唐沢くん主演のあの映画をぼろくそに言ってますね。
わ!プロの映画評論家のブログって初めて見ましたよ。
目が腐って、時間を返せ!みたいなこと言ってますね。
なんだか、逆にどれほど酷いのか興味が湧いてきましたよ^^
その反対にアラスカの荒野を目指す映画の方はおすぎさんはお奨めなんですね。
私もこれを観るのは躊躇するかな~。
観る映画がなくなったときに行こうかというくらいですかね~
後半、むちゃくちゃ走ってましたね、クラちゃん(=^_^=)
(東京駅⇒ライヴ会場・・で日が暮れてたし、、)
本作を観て、農家の人のテクニックってスゴいなーとも感心させられました。
カマ使い、牛のあやし、トラクターの最小半径での高速回転ドラテクとか・・!
確かに「悩めるヒーロー系」でした。いやいや、面白い!
ちょっぴりサツガイされかけますた(=^_^=)
>後半、むちゃくちゃ走ってましたね、クラちゃん(=^_^=)
あの走りは体育会系なんでしょうか?デスメタルバンドといえば、まともに食事も摂らず酒ばっかり煽っているイメージで
あんなに走ることなんてあり得ませんよね^^
>本作を観て、農家の人のテクニックってスゴいなーとも感心させられました。
ひとは何か一つでも手に職を持っていれば、何処かで役に立つという教えのような映画でした。
ワタクシ、TiM3さんのように速記の習得に興味深々なんですけど~。