ブライトバーン／恐怖の拡散者

評価★★【２点】



結局、これ1作だけでは、なにも解決せず分からないまま。

◆

子どもができずに苦しんでいたトーリは、
謎の飛来物が落下した森の中で赤ん坊を見つけると、
彼をブランドンと名付けて夫のカイルとともに
自分たちの子どもとして育て始める。
12年後、聡明で才能あふれる少年へと成長したブランドンだったが、
あることをきっかけに自分に備わった特別な能力に目覚めていく。
次第に反抗的な態度が目立ちはじめ、
トーリの中にも愛する我が子への疑念が芽生えだすのだったが…。
<allcinema>

◆

今や怪優の立ち位置に君臨するエリザベス・バンクス。
彼女が出演すると聞いて、どんなホラー映画だろう、だったが
話が浅いし怖くもなく、これなら動画配信サービスで十分だ。

そもそも、飛来した宇宙船から赤ん坊が出てくる時点で
なんだかな～と思ってしまう。

成長した少年がいきなり超能力の持ち主と知り
その能力が悪意ある方向に向かっていることを知った時
育ての親としてどんな対応をしなければいけないのか
そんなところを時間をかけて見せてくれているなら
まだ見ごたえもあったが、本作は、ただただ異常な行動に
恐怖を覚え怯えているだけなので何も伝わってこない。

この映画は、目的とその理由が明確でないのが痛かった。

◆

【今週のツッコミ】

・いっそのこと、１０話くらいのドラマにしたらいいのに。

・この映画でもっとも面白かったのは最後のYouTube投稿動画。

・生意気に本作品のレビューしてるワタシは３割は記憶がない。
　（また寝たんかい）

・犯行現場に残された不可解な記号はBBではなく
　おでんや串カツにしか見えなかったワタシ。
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監督：デヴィッド・ヤロヴェスキー
脚本：ブライアン・ガン/マーク・ガン
音楽：ティム・ウィリアムズ
出演：エリザベス・バンクス/デヴィッド・デンマン/ジャクソン・Ａ・ダン

『ブライトバーン／恐怖の拡散者』