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TSUNAMI-ツナミ-

2010年09月25日 20時58分00秒 | 映画 た行
評価:★★★☆【3,5点】


ひとって、目の前の巨大津波に、つい見とれてしまうらしい。

ハリウッド大作映画『2012』や『ポセイドン』で
巨大津波の映像は、すでに体験済みだけに
いま、この映画を楽しむ方法は、韓国のCG技術が
いったいどれだけのものなのかを知ることのみだったワタシ。

前出のハリウッド大作に勇敢に勝負をかけるという
まさに、負け戦が見え見えの挑戦は
やっぱり、予想通りの仕上がりであったと思う。

それでも、そんなに酷いCGということもなく
そこそこ、それなりには見応えはあったようにも感じた。

そういえば、以前観た韓国映画『グエムル-漢江の怪物-』があり
ワタシ的には、それよりは面白く観ることができたかなと。




遠洋漁業に出ていて2004年のインドネシア大津波に遭遇した際、
幼なじみのヨニの父を助けられなかったことが原因で、
ヨニに自分の想いを伝えられずにいるマンシク。

それでもついに、ヨニへのプロポーズを決意する。
一方、マンシクの弟でリゾート・ビーチ“ヘウンデ”で
海洋救助隊員として活動するヒョンシクは、
救助した女性ヒミからの猛烈アタックに困惑していた。

そんな中、地質学者のキム博士は、
ヘウンデ一帯の地殻の異常を察知し、再三にわたり
巨大津波への警戒を訴えるのだったが…。
<ajjcinema>



こういうパニック映画って、災害が始まるまでに
いかにして、登場人物に感情移入させるかが最大のポイント。
そういう意味からすると、4つの人間ドラマが
なかなかしっかり描かれていたために、死ぬか生きるかという
そういうシーンに於いては、割合にハラハラとすることができた。

なかでも、急遽、旅行を取りやめてまでも、息子のために
靴屋に初めての革靴を見に行ったあの母親に涙腺が刺激されて
もうすこしで涙がでるところであった。

他の3つのドラマも、それぞれヤマ場では予定調和な
演出が用意されていて、ラストに向かっていく方向はやはりベタ。
でも、まぁ、ヒューマンドラマが得意であるだけに
後半に行くにつれ、それぞれのドラマをリンクさせてしまう所は、
「へ~!」って感じで上手い具合に仕掛けをしているな~と思った。


追記)
・いや~!今月は個人的な野暮用から、ほとんど劇場に行けてない。
 というか、食指を動かせる作品がなかったことで
 今がチャンスとばかりに用事を済ましてた感もあったかな~。
 そんななかで、僅かながら「みたいかも!」と思ったのが本作だった。

・韓国の女優さんはときどき、ドキッとするような美女が現れる。
 本作のヨニを演じたハ・ジウォンにココロを奪われたワタシは
 終始、彼女を食い入るように観ていたのだった。
 『レッド・クリフ』のリン・チーリンに続き二人目のドキ!(爆)

・ドラマは、夫婦愛、恋愛、親子愛とそれぞれヒューマン系
 お笑い系、ロマンス系、猟奇女系とハッキリさせていたのが好印象!
 ま、それぞれのドラマがカブらないように配慮されてるんでしょうね。

・あの子役同士の最後の会話が微妙に気になって・・・。
 韓国映画って、たまにこういうお遊び的な演出を入れ込みますね^^;

・初めに言った“巨大津波に見とれる”のは人間の好奇心と
 津波の恐怖を知らないかららしい。
 そして逃げ遅れて、溺死するまえに内臓破裂で命を失うと
 専門家がテレビで言ってました。
 ということで、巨大津波にはアクアラングで対抗するという手立ても
 あまり役に立たないな~と改めて感じてしまった。
 ということでアクアラングの衝動買いはやめましょう。
---------------------------------------------------------------
監督:ユン・ジェギュン
脚本:ユン・ジェギュン
撮影:キム・ヨンホ
音楽:イ・ビョンウ


出演:ソル・ギョング/ハ・ジウォン/パク・チュンフン/オム・ジョンファ/


『TSUNAMI-ツナミ-』

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2 コメント

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☆グエムルは未見☆ (TiM3)
2010-09-25 23:40:12
のままですが、写真で観る限りでは、
なかなか良いんでないかい? と思いますけどね。

ときに、主題歌がサザン、とかではないんでしょうね(⌒~⌒ι)

香川県内でも観れんことはないんですが・・
うーん・・

ときに、『Aチーム』の、件の(?)戦車シーンのCGがヘボい
ってな評を某PodCastで聞きましたが、どうなんでしょうかねぇ・・
ワタシはそれほどは気にならんかったですが。

今までで最もヘボかったのは『007/ダイ・アナザー・デイ』でのセーリングのシーンでしょうかね。。

アレはしょっぱかったなぁ(⌒~⌒ι)
返信する
歩く大きな魚トカゲ? (ituka)
2010-09-26 19:34:43
TiM3さん こんばんは。

ゴジラ映画で育ったワタシとしては、あの怪物の造形だけで
拒否反応が出まくりでした^^

>ときに、主題歌がサザン、とかではないんでしょうね(⌒~⌒ι)

できれば、それで行ってもらいたかったかな~(笑)
エンディング曲は日本のアーティストでしたし・・・。

>ときに、『Aチーム』の、件の(?)戦車シーンのCGがヘボい

空中落下のシーンですよね。そうかな~。
ワタシ的には、そんなことはまったく思わなかったです。
あのCGは普通に受け入れて観てましたよ^^

>今までで最もヘボかったのは『007/ダイ・アナザー・デイ』でのセーリングのシーンでしょうかね。。

そうなんですね。
ワタシは、これは即答できますよ(笑)
『サウンド・オブ・サンダー』での2055年の近未来の街中のすべてが~
特に、その街中で行き交う未来カーなんて、見るに堪えないお粗末なCGでした^^;
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