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線香花火 其ノ壱

2005年08月09日 | 2006年までの記事
こんにちは、花火ブログ編集員(乙女座A型)です。

先日(7日)、暦の上では立秋を過ぎ、
もう秋にちかづいているのだなぁ、とは思うものの、
まだまだ暑い日が続きます。
セミもまだまだ元気に鳴いてますね。

「暑中見舞い」も立秋を境にして
「残暑見舞い」と書き換えるようです。
まだご挨拶していない方、夏のお見舞いは
八月末までに済ませましょうね。


さて、本日開催の花火大会は6件 
花火大会の最盛期は過ぎた物の、お盆の時期、まだまだ大きな花火大会は
残ってますからね。これからの時期も楽しみです。

本日の見所ピックアップは、岩手県の
「第44回北上みちのく芸能まつり トロッコ流しと花火の夕べ」です。

芸能といっても、伝統芸能ですからね、「鬼剣舞」「神楽」「鹿踊」などが
昨日は開催されたようです。
お祭りの最終日を飾る本日は、「トロッコ流しと花火の夕べ」というスケジュール。
トロッコって何だろと思いましたが、方言のようで「灯籠流し」の事だそうです。
その数も約1万灯の大規模な物。
花火も1万発以上で、県内最大だそうです。
現地のライブカメラを見つけました、
花火大会会場に設置された、特設カメラのようです。見えるといいですね。

編集部周辺のお寺から「お線香」の香りがしてきました。
もうすっかりお盆シーズンなんだなぁと、改めて実感してしまう今日この頃。

今日はお線香にちなんだ話です。

以前、打ち上げ花火は輸入品である話をしました。
確かに、打ち上げ花火は欧州伝来でしたが、
我々に馴染み深い、「手持ち花火」これの起源は、
「鍵屋」初代 弥兵衛さんが葦の管に火薬を詰めて作った
手花火という物だそうです。

初期の手花火と言えば、何と言っても線香花火。
静かに火花を見つめるあの雰囲気、弱くなってから消えてしまった後の余韻、
風に吹かれて揺れ動く危うさ、今にも火種が落ちてしまいそうな果敢なさ。
残り香。まさに夏の風物詩ですよね。

線香花火という言葉の由来は、実は関西地方から来たものだそうです。

線香花火には大きく分けて、「長手」と呼ばれるコヨリのように撚ったものと、
「スボ手」と呼ばれるイグサに火薬を塗ったものの2種類があります。
長手が下に垂らして楽しむのに対して、スボ手は立てて楽しむという違いがあります。

「スボ」とは藁の事で、関西の方で「線香花火」と言えば「スボ手」を思い浮かべる人が多いとか。。。
確認したら両方あるので、最近は長手を思い浮かべるみたいですね

昔は、葦や藁の細い管に火薬を詰め、火鉢に立てて、キセルで着火したとのこと。
丁度、仏壇のまえの「お線香」のように立てるので、そこから線香花火と呼ばれるようになったそうです。

関東の方では、細い葦や藁が少なく、逆に和紙や、線香花火にかかせない松煙も
豊富だった事から、「長手」が普及したそうです。

そんな、日本発祥の線香花火も、今は98%が中国製。。。。
うーん、また長くなりそうなので、この続きはまた次回。
コメント
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