ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ルイヴィトン ベルト穴あけ

2018-09-05 12:35:37 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトン ヴェルニラインのベルト穴あけです。
緩くなってしまったとのことで、何ともうらやましいです^^;
ベルトの穴あけのご依頼ですと、圧倒的にきつくてというご依頼の方が多いです。

さて、穴あけですが、ご自分でされると、穴の大きさも、位置もなかなかピッタリいきません。
世の中の99%のベルトは穴は2.5センチ間隔なのです。
これがずれると、すごく残念な見た目になってしまいますので、ご自分でやろうと思う方はご注意ください。


等間隔で穴を開けました。
プロでもかなり慎重を要する作業です。
と、いうのも、新品のベルトを作る場合、等間隔の5連とか3連のポンチを使うのでずれることがありません。
が、追加は1つずつ手作業なので難しいのです。


既存の穴と同じように切断面にレザーコートを塗布して完成です。
黒ではなく濃茶ですので、濃茶のレザーコートを使います。
丁度の色があったのでそれを使いましたが、無い場合は調色して作ります。
新し穴だけ色が違ったら、格好悪いですからね。

お客様から聞いた話では、ルイヴィトンやエルメスは正規点でも穴あけを受け付けてくれるそうです。
ですが、穴の数には制限があるようで、特にルイヴィトンの場合は、1つ開けるだけでもそれがLVのロゴに掛る場合、自社のロゴに穴を開けることになるので、受け付けてくれないそうです。
とはいっても、それでは使えない訳ですから、それも困りますよね。
使う本人としては、使えないよりはLVのロゴに穴が開いても良いと考えるのが普通です。
ですが、さすがトップブランドさんは、自社ファーストでブランドイメージが命なのですね。
それもわからなくはないです。
だからこそ、いまのイメージが有るわけで、安売りしないということは大切だと思います。

修理受付は、メールかLINEで、画像送付の上、お申込みいただくようお願いしています。
お電話でのご相談も受けておりますが、お電話のみでは状態が確認できませんので、お見積りはできません。
お電話いただく場合でも、まず画像をお送りいただいてからのお問い合わせであればスムースにお見積もり出来ます。


大体の価格を知りたい場合は、弊社ホームページをご覧になってみてください。
こちらには価格を記載しています。
ブログだと年数経って価格改定した際に更新しきれないので、ブログには記載しないようにしました。

持込いただく場合、留守にするときもございます。
必ず事前にご予約ください。
持込でも画像送付はお願いします。

土日はお休みですが、LINEの場合、時間があれば可能な限り返信してます。
ただ私もお休みなので、返信に時間が掛る場合もあります。
PCメールの場合は、土日のチェックはほぼ行いませんので、お急ぎでしたらLINEが便利です。
よろしくお願いします。



伊東金属製作所
03-3886-6271
info@itokinzoku.co.jp
東京都足立区足立2-34-2
LINE ID:itokinzoku


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする