9月22日森ノ宮にある大阪合同庁舎4号館にある「大阪管区気象台」を見学しました。
気象衛星「ひまわり」による観測、レーダーによる観測、アメダスによる観測、色々なデーターを
集め刻々入れ替わる気象情報を集め予報を出す苦労の一端を知りました。
でも最後には決断を下すのは経験を積んだ成績のよい(確率の高い)予報官なんだそうです。
広報担当官のお話。
〇雨量
では、1時間に雨量1mmとは、畳一枚分、一升瓶を撒いた状態。濡れるのがいやなら傘があった方が
いいくらい。ちなみに説明者は降水確率40%以下なら私は傘持たないとの事
〇地震・火山の話
日本は全地球の0.2%の面積。地震はその15%が日本周辺で発生。いかに地震の多い国か!
西日本のみでⅠ年間で揺れ感じる回数178回。感じない揺れ17607回
もし南海地震おこれば緊急速報の猶予時間は30~35秒。
現在火山活動の観測は今の所おとなしい。(と説明受けたのが22日。御嶽山の噴火事故が27日。
話を聞いた後だっただけにびっくりでした)
〇大気の状態不安定の話
今のひまわりでは今年の様な急変な地域限定の集中豪雨の予報は無理。一年後の超高度の「ひまわ
り」では精度の高い予報ができる。(丁度今週のニュースでひまわり8号打ち上げ成功)
ほとんどの警報、注意報はほぼ当たるが、竜巻情報は現在ではほとんど当たらない。
情報=あてにならない。
等の話でした
何でも体験できる大学講座内容は興味深く、毎回楽しみなことでしょう。
降水確率が畳1枚分1升瓶の水でmmを計る新しい勉強させて頂きました。
広報専門の係りの方が概要説明の後館内を案内してくれます