どこにでもあるような

写真と
どうでもいいような話

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Unknown (いっしん兄)
2010-11-29 23:48:19
昨日の同志社大学での事は妹のブログが詳しいので、僕は時間を遡る事にします。

でも少しだけ・・

ほんとベーシックインカムというものを
肌で感じられるような勉強会でした。
ブラジルから来られた方が近隣から隔たれた約100人ほどの住民が住む村で、
BI(ベーシックインカム)を自主的に実践されていて、しかもそれは政府や企業を頼らず
有志による寄付でBIを運営されてました。
実験的ではあるようですが、将来というものが明日や明後日でしかなかった村人の気持ちは変わり、自分の子どもを医者か弁護士にした、と思える人も出てきた。
その人たちが配る金額は貧富の差の大きなブラジルでは、ある人にとっては一時の食事代だけど、ある人にとっては1ヶ月の食費代になるそうだ。
BIが導入されると怠け者が増え、酒やギャンブルに溺れるもので溢れる、なんて言われているけど、その村ではそういった事はないらしい。
(面白いことにそのブラジルの方は「残念ながらまだない」といったニュアンスで言ってらした。なぜなら、誰もが失敗をしてそれで学ぶのだから、まずは失敗する自由を手に入れて欲しい。だからそれを規制したり制限したりする事はあえてしない。と)

ほんと面白くて勉強になりました。

ベーシックインカムの歌も披露できて良かったです。


さて、トップの写真ですが
先々週の土曜日の「上ヶ原病院」のライブで撮った写真です。

ここの病院には100年を超えるピアノがあって、それで演奏させて頂きました。
もちろん100年というのは相当な年月で
ピアノの弦は所々新しいものに張り替えられ
、弦を支えるピンも何本も付け替えられ、
ピアノの骨格でもある響板でさえヒビが入り
補修してありました。

もともとピアノは湿気に弱く、コンサートホールなんかに置いてあるピアノは
温度管理と湿度管理が厳重にされていたりするのですが、
このピアノは逆に湿気に弱く
仕舞う時にはピアノの中にペット用の水のみを2つ入れて仕舞ってました。

毎月のメンテ(調律)が必要で、とても手間のかかるピアノなのだそうですが
これがこの病院のシンボルであり
聴きにきてくださった方に(入院患者さんや近くの養老ホームからの方にも)院長は
「このピアノは何度も大手術をしています。
毎月リハビリをしています。でもまだまだ現役で頑張っています。みなさまも早く元気になって早く巣立って元気に活躍して下さい」
みたいな事を言っておられました。(・・僕はおおむね雰囲気で言葉を記憶するのでたぶん語句は違う表現だったと思いますが・・・)

そのひ日おばあちゃんピアノと仲良く演奏できました。
(楽器はきっと女性ですよね。)

続きはまた明日・・

(kiss DX EF35mm F2.0)
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Unknown (いっしん兄)
2010-12-01 22:16:38
ちょっと補足で、
現在は有志による寄付がほとんどだそうですが
実際は一部持ち出しもあるようです。

そして、そのその寄付を集めるためには
自身のお金を村人へのベーシックインカムとして充てていたそうです。

そうして実績を作り、ほぼ寄付によるBIが行なわれているそうでうす。

ただ、現在は寄付が思うようにいかず、難しい面もあるそうです。

(ちょっと端折りすぎたので・・補足です・・)
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