ismlog

授業や研究会の記録

XPort①

2007-03-16 01:47:18 | 奥出研
翔さんのブログにも書いてありますが、
合宿のモジュール工房に向けてXPortを動かしました。



●XPortを使うための準備(基盤作成)

まずはXPortを組み込んだ基盤を作成します。

XPortのピン配置


XPortの電源は3.3Vでないといけないので、
5Vを3.3Vに変換してあげます。(※1)
(今回はArduinoの5Vをもってきて3.3Vに変換しました)

※1 XPort-01(写真左)は電源を3.3Vに変換しないと壊れますが、
   今回使用したXPort-03R(写真右)は5Vでも大丈夫みたいです。
  

回路図


 





基盤が作成できたらVCCとGNDを供給して起動させ、
LANケーブルに接続し、同じLANの中にXPortとPCを置きます。
(XPortについてるLEDがピコピコ光ったらちゃんとつながってます)


●XPortを使うための準備(設定)

①付属のCD-ROMを入れ、「DeviceInstaller」をインストールします。

②「スタート」→「すべてのプログラム」→「Lantronix」→「DeviceInstaller」→「DeviceInstaller」で、「DeviceInstaller」を立ち上げます。

③「Assign IP」をクリックします。


④ハードウェアアドレスを入力し、「Next」をクリックします。
 ハードウェアアドレスはXPortの表面に記されている、
 「00-20-4A-XX-XX-XX」の番号です。




⑤「Assign a specific IP address」を選択し、「Next」をクリックします。


⑥「IP Address」を入力し、「Next」をクリックします。
 今回は奥出研内で使えるIP Address「192.168.0.xxx」の中の
 空いてるアドレスを調べ、指定してあげました。(xxxは0~255)(※2)


※2 空いているIPアドレスの調べ方
  1.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を立ち上げます。
  2.「cmd」と入力し、「OK」をクリックし、コマンドプロンプトを開きます。
  
  3.「ping」の後にスペースを置き、調べたいIPアドレスを入力します。
    (今回は「ping 192.168.0.150」と入力)
  
  4.図のように、「Request timed out」と出れば、そのIPアドレスは空いています。
  

⑦「Assign」をクリックし、終わったら「Finish」をクリックします。


⑧メインウィンドウの「Tools」→「Ping」を開きます。


⑨さっき入力したIP Addressを入力し、「Ping」をクリックします。
 文字が出てきて、終わったら「Close」をクリックして閉じます。


⑩「Web」をクリックします。


ウィンドウが出てくるので、IP Addressを再度入力します。


すると、XPortにログインして設定画面を操作できるようになります。


XPort②に続く。

最新の画像もっと見る