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授業や研究会の記録

XPort①補足

2007-03-27 01:16:54 | 奥出研
合宿のワークショップに向けて、XPortを多量生産。



配線の簡略化に成功。

基盤の裏はこんな感じ↓

XPort③

2007-03-24 00:01:47 | 奥出研
今回の合宿のモジュール工房に向けてやろうとしていることは、
ウェブからお天気情報を持ってきて、
明日の天気が晴れだったらLEDを赤く光らせ、雨だったら青く光らせる
てるてる坊主をつくろうみたいな感じ。

WebServiceだとか、Perlだとかは翔さんのブログを参照。

ここでは、XPortとArduinoをつなげてみました。


XPortとUART-RS232C変換器をつないだときと同様に、
XPortとArduinoをつなぎます。
LEDも晴れ・くもり・雨に合わせて3色用意し、つないであげます。


UARTで送信された文字によって点滅するLEDを変えるようにしました。
"s"と送られてきたら赤のLED、
"c"と送られてきたら黄色のLED、
"r"と送られてきたら緑のLEDが光ります。

以下はArduinoのソース
翔さんの過去のブログを参照しました)

******************************************

char led1 = 13;
char led2 = 12;
char led3 = 11;
boolean led_state = true; // on/off
char recvData; // シリアルで受信した変数

void setup()
{
pinMode(led1, OUTPUT);
pinMode(led2, OUTPUT);
pinMode(led3, OUTPUT);
Serial.begin(9600);
}


void loop()
{
while(Serial.available()){
recvData = Serial.read();
Serial.print(recvData);
digitalWrite(led1, LOW);
digitalWrite(led2, LOW);
digitalWrite(led3, LOW);
if (recvData == 's'){
digitalWrite(led1, led_state = !led_state); // LEDピコピコ
break;
} else if (recvData == 'c'){
digitalWrite(led2, led_state = !led_state); // LEDピコピコ
break;
} else if (recvData == 'r'){
digitalWrite(led3, led_state = !led_state); // LEDピコピコ
break;
}
}
}

XPort②

2007-03-23 21:50:16 | 奥出研
翔さんのブログにも書いてありますが、
XPortをEthernet-UARTコンバータとして使う設定をしました。
復習がてらまとめてみます。


XPortとADM3202で自作したUART-RS232C変換器をつなぎ、
(IN、OUTをそれぞれつなぎます)
UART-RS232C変換器をパソコンのシリアルポートとつなぎます。
※Arduinoからは電源をもらってるだけです。

●XPortの設定
①XPortのWeb設定画面を開き、「Serial Settings」をクリックし、
Baud Rateを「9600bps」、Data Bitsを「8bit」に設定し、「OK」をクリックします。


②次に「Connection」をクリックし、Local Portを「50001」に設定し、
「OK」をクリックします。
(50000番以降はユーザーが自由に使っていいポートらしい)


③「Apply Settings」をクリックします。
※Apply Settingsをクリックしないと設定が反映されないので注意。


●XPortを試してみる

Acknowrichを立ち上げ、Ethernet-RS232C変換の接続がされているか試します。
※「Acknowrich」ってググると出てきます。フリーソフトです。

①「ファイル」→「シリアルデバイスを開く」をクリックします。


②使われているCOMポートを調べ、「OK」をクリックします。(※3)


※3 COMポートの調べ方
  1.マイコンピュータを右クリックし、「プロパティ」を開く。
  2.「プロパティ」→「ハードウェア」→「デバイスマネージャ」を開く。
  3.「ポート(COM/LPT)」から調べられます。

③XPortの設定と同じように、「9600bps」、「8bit」に設定します。
それぞれのところを右クリックすると設定を変えられます。


④コマンドプロンプトを立ち上げます。
(「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「cmd」を入力し、「OK」をクリックします)


⑤「telnet」の後にスペースを置き、IPアドレスを入力し、
さらにその後にスペースを置き、XPortに設定したLocal Portを入力します。
(今回は「telnet 192.168.0.180 50001」と入力)


⑥すると接続され、どちらかに文字を入力すると、もう一方に反映されます。
※Acknowrichは文字を入力してEnterを押すだけでは送信されず、
Shift+Enterを押して送信されるので注意。




XPort③に続く。

XPort①

2007-03-16 01:47:18 | 奥出研
翔さんのブログにも書いてありますが、
合宿のモジュール工房に向けてXPortを動かしました。



●XPortを使うための準備(基盤作成)

まずはXPortを組み込んだ基盤を作成します。

XPortのピン配置


XPortの電源は3.3Vでないといけないので、
5Vを3.3Vに変換してあげます。(※1)
(今回はArduinoの5Vをもってきて3.3Vに変換しました)

※1 XPort-01(写真左)は電源を3.3Vに変換しないと壊れますが、
   今回使用したXPort-03R(写真右)は5Vでも大丈夫みたいです。
  

回路図


 





基盤が作成できたらVCCとGNDを供給して起動させ、
LANケーブルに接続し、同じLANの中にXPortとPCを置きます。
(XPortについてるLEDがピコピコ光ったらちゃんとつながってます)


●XPortを使うための準備(設定)

①付属のCD-ROMを入れ、「DeviceInstaller」をインストールします。

②「スタート」→「すべてのプログラム」→「Lantronix」→「DeviceInstaller」→「DeviceInstaller」で、「DeviceInstaller」を立ち上げます。

③「Assign IP」をクリックします。


④ハードウェアアドレスを入力し、「Next」をクリックします。
 ハードウェアアドレスはXPortの表面に記されている、
 「00-20-4A-XX-XX-XX」の番号です。




⑤「Assign a specific IP address」を選択し、「Next」をクリックします。


⑥「IP Address」を入力し、「Next」をクリックします。
 今回は奥出研内で使えるIP Address「192.168.0.xxx」の中の
 空いてるアドレスを調べ、指定してあげました。(xxxは0~255)(※2)


※2 空いているIPアドレスの調べ方
  1.「スタート」→「ファイル名を指定して実行」を立ち上げます。
  2.「cmd」と入力し、「OK」をクリックし、コマンドプロンプトを開きます。
  
  3.「ping」の後にスペースを置き、調べたいIPアドレスを入力します。
    (今回は「ping 192.168.0.150」と入力)
  
  4.図のように、「Request timed out」と出れば、そのIPアドレスは空いています。
  

⑦「Assign」をクリックし、終わったら「Finish」をクリックします。


⑧メインウィンドウの「Tools」→「Ping」を開きます。


⑨さっき入力したIP Addressを入力し、「Ping」をクリックします。
 文字が出てきて、終わったら「Close」をクリックして閉じます。


⑩「Web」をクリックします。


ウィンドウが出てくるので、IP Addressを再度入力します。


すると、XPortにログインして設定画面を操作できるようになります。


XPort②に続く。