
一昨日、今年の大河ドラマゆかりのお寺、大通院について書きました。
その時、妙心寺の塔頭が特別公開されているとも書きました。
その一つが、隣華院です。
隣華院の名は、それほど知られていないでしょう。
というか、僕自身が知らなかっただけかもしれませんが。
実際、歴史的なエピソードに富んでいるわけではありません。
基本的には小さなお寺で、ひっそりとたたずんでいます。
写真は門の外から見たところです。
なぜこんな写真かというと、中は撮影禁止だからです。
さて、小さなお寺ではありますが、貴重な絵画があったりもします。
襖絵のほとんどが、狩野永岳の手によるものです。
なかに一部屋だけ、違う人間の手によるものがあります。
室中、すなわち 仏間の襖絵で、これが長谷川等伯のものになります。
長谷川等伯は、桃山時代から江戸初期にかけて活躍した画家です。
等伯は、国宝の「松林図屏風」などで人々に良く知られています。
その等伯の襖絵は、「山水図襖」で、これは重要文化財に指定されています。
この隣華院も、通常は非公開のお寺。
ということは、つまり、この重要文化財の襖絵も、普段は見られないのです。
この貴重な機会に是非、って、別に企画者の回し者ではないですが。
さて、このお寺をガイドしていたのは、若い女性。
「学生ボランティア」の腕章をしていました。
妙心寺には、その直系に花園大学があります。
が、そのガイドの女性が花園大学の学生かどうかは分かりません。
特別公開が始まって間もないせいか、ガイドの口調もどこかぎこちない感じ。
例の長谷川等伯の襖絵の解説でも「狩野等伯」と間違っていました。
別のところではきちんと「長谷川等伯」といっていましたが。
きっとまだ慣れなくて緊張したのですね。
なんだかほほえましい気持ちでそれを見ていました。
その時、妙心寺の塔頭が特別公開されているとも書きました。
その一つが、隣華院です。
隣華院の名は、それほど知られていないでしょう。
というか、僕自身が知らなかっただけかもしれませんが。
実際、歴史的なエピソードに富んでいるわけではありません。
基本的には小さなお寺で、ひっそりとたたずんでいます。
写真は門の外から見たところです。
なぜこんな写真かというと、中は撮影禁止だからです。
さて、小さなお寺ではありますが、貴重な絵画があったりもします。
襖絵のほとんどが、狩野永岳の手によるものです。
なかに一部屋だけ、違う人間の手によるものがあります。
室中、すなわち 仏間の襖絵で、これが長谷川等伯のものになります。
長谷川等伯は、桃山時代から江戸初期にかけて活躍した画家です。
等伯は、国宝の「松林図屏風」などで人々に良く知られています。
その等伯の襖絵は、「山水図襖」で、これは重要文化財に指定されています。
この隣華院も、通常は非公開のお寺。
ということは、つまり、この重要文化財の襖絵も、普段は見られないのです。
この貴重な機会に是非、って、別に企画者の回し者ではないですが。
さて、このお寺をガイドしていたのは、若い女性。
「学生ボランティア」の腕章をしていました。
妙心寺には、その直系に花園大学があります。
が、そのガイドの女性が花園大学の学生かどうかは分かりません。
特別公開が始まって間もないせいか、ガイドの口調もどこかぎこちない感じ。
例の長谷川等伯の襖絵の解説でも「狩野等伯」と間違っていました。
別のところではきちんと「長谷川等伯」といっていましたが。
きっとまだ慣れなくて緊張したのですね。
なんだかほほえましい気持ちでそれを見ていました。