「ズッコケ三人組」をご存知でしょうか。
多くの人がその存在を知っていることでしょう。
読んだことある、なしは別としてです。
ズッコケ三人組シリーズは、那須正幹氏の著作の児童書です。
30年近くも前に最初の作品が刊行されました。
そうしてつい先年、2004年にシリーズ最終作が上梓されました。
作品総数が50にも及ぶ長大なシリーズとなっているのです。
この間、主人公たちは小学6年生であり続けました。
そう、サザエさんのように、年をとらなかったのです。
僕が始めてこのシリーズに触れたのは、小学校の低学年くらいだったはずです。
ですから、まだ作品数は10に満たなかったと思います。
それから20年余りの時を経てシリーズは終了したことになります。
僕はその時既に31歳ですが、主人公の3人はようやく小学校を卒業。
うらやましい限りです。
とても好きな作品ですが、全てを読んだわけではありません。
大人になるにつれ、疎遠になりがちになるのは無理もないわけです。
ですが、比較的大きくなっても読み続けた部類の人間だと思います。
家にも30作近くあるはずです。
シリーズが続いた30年近くで、社会は大きく変革しました。
初期の作品と後期の作品では、時代背景に大きな違いがあることでしょう。
価値観にも違いがあるはずです。
ですから、支持され続けたということは、本当に凄いことだといえます。
その時代の現代性を、絶妙に取り入れていたことも大きいかもしれません。
また、娯楽作品として、大人でも充分楽しめるほどの完成度を持っています。
良い意味でのマンネリ、というのも、シリーズが長期にわたった要因でしょう。
サザエさん、ドラえもん、水戸黄門、三毛猫ホームズ等々。
マンネリは長期シリーズを生むわけです。
さて、そのシリーズの番外編が、昨年末に刊行されました。
「ズッコケ中年三人組」というのが、そのタイトルです。
タイトルからも分かるとおり、主人公の三人が年をとった話です。
シリーズ最初の刊行年に小学6年生だとすると、今は40歳。
そういうつながりで、40歳になった三人組の人生が描かれています。
挿絵なしの、一般書として刊行されました。
内容は、探偵モノ、といったところ。
本編で三人組と3度対決したことのある怪盗Xが登場します。
おそらく、前期の作品を読んだだけの人は、よく分からないでしょう。
怪盗Xはシリーズの中期から後期にかけて登場しました。
しかし、その他の登場人物は、おなじみの人たち。
内容は詳しく書きませんが、昔を思い出すことが出来るでしょう。
40歳になった主人公たちも、若かりしのことを思い出しています。
そんなノスタルジーに浸れる作品、といっては著者に失礼でしょうか。
それだけではないにしても、そういう要素は大きいと思います。
大人になって、その生活にふと疲れを感じるときがあります。
その疲れをつかの間だけでも、忘れさせてくれます。
そして、読み終えると、まだまだ自分も頑張れる、と思えることでしょう。
これは大人のための児童書だと思います。
矛盾した表現ですが、それがしっくり来るのです。
多くの人がその存在を知っていることでしょう。
読んだことある、なしは別としてです。
ズッコケ三人組シリーズは、那須正幹氏の著作の児童書です。
30年近くも前に最初の作品が刊行されました。
そうしてつい先年、2004年にシリーズ最終作が上梓されました。
作品総数が50にも及ぶ長大なシリーズとなっているのです。
この間、主人公たちは小学6年生であり続けました。
そう、サザエさんのように、年をとらなかったのです。
僕が始めてこのシリーズに触れたのは、小学校の低学年くらいだったはずです。
ですから、まだ作品数は10に満たなかったと思います。
それから20年余りの時を経てシリーズは終了したことになります。
僕はその時既に31歳ですが、主人公の3人はようやく小学校を卒業。
うらやましい限りです。
とても好きな作品ですが、全てを読んだわけではありません。
大人になるにつれ、疎遠になりがちになるのは無理もないわけです。
ですが、比較的大きくなっても読み続けた部類の人間だと思います。
家にも30作近くあるはずです。
シリーズが続いた30年近くで、社会は大きく変革しました。
初期の作品と後期の作品では、時代背景に大きな違いがあることでしょう。
価値観にも違いがあるはずです。
ですから、支持され続けたということは、本当に凄いことだといえます。
その時代の現代性を、絶妙に取り入れていたことも大きいかもしれません。
また、娯楽作品として、大人でも充分楽しめるほどの完成度を持っています。
良い意味でのマンネリ、というのも、シリーズが長期にわたった要因でしょう。
サザエさん、ドラえもん、水戸黄門、三毛猫ホームズ等々。
マンネリは長期シリーズを生むわけです。
さて、そのシリーズの番外編が、昨年末に刊行されました。
「ズッコケ中年三人組」というのが、そのタイトルです。
タイトルからも分かるとおり、主人公の三人が年をとった話です。
シリーズ最初の刊行年に小学6年生だとすると、今は40歳。
そういうつながりで、40歳になった三人組の人生が描かれています。
挿絵なしの、一般書として刊行されました。
内容は、探偵モノ、といったところ。
本編で三人組と3度対決したことのある怪盗Xが登場します。
おそらく、前期の作品を読んだだけの人は、よく分からないでしょう。
怪盗Xはシリーズの中期から後期にかけて登場しました。
しかし、その他の登場人物は、おなじみの人たち。
内容は詳しく書きませんが、昔を思い出すことが出来るでしょう。
40歳になった主人公たちも、若かりしのことを思い出しています。
そんなノスタルジーに浸れる作品、といっては著者に失礼でしょうか。
それだけではないにしても、そういう要素は大きいと思います。
大人になって、その生活にふと疲れを感じるときがあります。
その疲れをつかの間だけでも、忘れさせてくれます。
そして、読み終えると、まだまだ自分も頑張れる、と思えることでしょう。
これは大人のための児童書だと思います。
矛盾した表現ですが、それがしっくり来るのです。