2014年6月5日 No.2632 床屋に行けば都市の再会発をマジに見る
今日も快晴だが昨日に比べて過ごし易い気温でした。明日から雨になり、梅雨に入るような話だので、今日は3週間ぶりに魚藍坂下に移った床屋に行きました。昔、現役時代は2週間に1回は床屋に行っていましたが、八十にもなると半分隠居、経費節約の為、3週間に1回床屋に行く事にしている。
床屋から帰ってきて、ハーイパチリですが、今日はチョッと寄り道をして疲れた顔をしています。というのは私は調髪が終った後、25才の時から45年間通っていた、赤坂溜池の再開現場を見に行きました。名称は『赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業』
場所は六本木通りと都・環状2号線（外堀通り）に面した角で上の高速道路は首都高速3号線で、矢沢栄吉の看板がある先の先の角を左に入った所に45年お世話になった床屋さんがあったのですが全部塀に囲まれて、東京ドームと同じくらいな広さですが、16,000平方メートルだそうです。
都営バス01、新橋～渋谷の溜池のバス停の前で警備員二人が両手を挙げて誘導している道を左に入った所に約7mの区道があり、その面した所に床屋さんはありました。目の前に丁度、渋谷行きのバスが止まったところです。
チョッと覗くと、あんなにあったビルや建物がもう壊されてダンプが残土をドンドン運んでいます。くどいようですが床屋さんはダンプの手前30mくらいにありまして、私はその無くなって行く想いでの確認にノコノコとここまで来たわけです。
工事現場の壁面にこんな図面がありましたのでUPします。左の太い道が六本木通りで、下の細い道の下がアメリカ大使館です。右斜めの太い道がアメリカ大使館から外堀通りに突き当たる道です。それが幻のマッカーサー道路で、これが、都・環状2号線に変わったのではないかと私は思っています。
振り向けば、首都高速3号線の上に首相官邸が見れます。この右塀が囲む一郭を昔溜池といっていましたが、武家地が合併して溜池葵町といわれた時代もあったようですが定かではありません。
左側に自転車会館や興和ビルが四つばかりありますが、この『赤坂一丁目地区第一種市街地再開発事業』は興和不動産が事業主体のようです。突き当たった右にアメリカ大使館がありますが、テロ対策のため写真を撮ってはいけないそうです。再開発地区の塀の上に背の高いビルがありますね、このビルがJTビルで、日本たばこ産業、昔の専売公社です。
ノコノコとアメリカ大使館前まで歩いてきました、左がアメリカ大使館です。右前の囲いが自転車会館でした。その左青と白いバスが駐車しています、、警察の機動隊のバスで今日は目黒、大橋の第3機動隊が警備に当っていました。
JTビルね、昔の専売公社、いまの日本たばこ産業のビルで、高さ・169mで地上35階建てだそうです。わたしの義兄も昔ここに勤務しておりました。しかし煙草もこの様な状況で昔ほど売れていないと思いますが、日本たばこ産業はたっぷりお金があるのですね。
外堀通りに都・環状2号線がつい先日、繋がった地点です。これから赤坂～四谷～市谷～水道橋～御茶ノ水～万世橋～神田佐久間町と都・環状2号線は繋がって行くのです。
振り向けば、森ビルの、虎ノ門ヒルズが写真の右奥に見えます。写真の左が、都・環状2号線です。もっと虎ノ門ヒルズの方まで歩きましょう。
虎ノ門ヒルズのビルの地下へ車が消えて行きますね、これが、都・環状2号線でやがて車は、先日隅田川に架かったすみだ架橋の上を走るのも間もない事だと思います。出来上がった東京をもっと素晴らしくする為に、東京は街を壊し、またその上に新しい街や建物を建てていく宿命を東京の街は背負って行くのでしょう！
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