生野 宏宜の石彫

彫刻家 生野 宏宜 の宇宙
高知県の清流仁淀川の川原石に彫刻をすることで何かを社会に発信したいと考えています。

あどけない表情

2005年10月11日 21時12分41秒 | Weblog
「少女」 h-20cm 2005制作

写真の作品について。

あどけない表情をアジア系の顔で表現してみました。

あどけない顔と言えば、フェルメールの「ターバンを巻いた少女」が最高に好きです。
かすかに開いた唇の宝石のような赤は忘れる事が出来ません。

まさに「いのちの輝き」です。
あのような作品を目指しています。

昨年、越知町にある横倉山自然の森博物館で企画展「仁淀川の自然」で、作品展示と 公開制作を行いました。

この作品は、その時彫り始めた石の完成した姿です。

奈呂の石工房

2005年10月11日 11時45分40秒 | Weblog
あなたは彫刻に見つめられた事はありませんか?

見つめる目・語りかけてくる口・ぬくもりのある指先・優しい頬・・・・
これはみんな生命の輝きです。

石であろうが、木であろうが、鉄やブロンズその他素材を問わず、生命の輝きは表現できると信じています。

いのちを表現するために彫刻しているのだと言ってもいいでしょう。

いのちあるものはみな、役割を持っているし、それぞれの魂が成長するための 生まれてきた目的があります。
そして何より、「こころ」があります。

形を描出しながら背後に こころを意識しないと、生命は輝いてきません。

工房の名前は「奈路の石工房」。
この付近の地名が昔から奈呂と呼ばれているのです。

石の彫刻なら何でも彫ります。
地蔵・ねこ・ふくろう・つくばい・肖像・モニュメントなどなど。

素材は今の所、仁淀川の川原石ですが、注文によっては 自然石やちゃんとした石材に彫る事もOKです。

大きさも、つけもの石位から岩山だって厭いません。

制作期間は小さい物でも1週間は見てください。全くの手作りです。

お気軽にご注文下さい。

連絡先です。
TEL 088-893-3275/050-1262-6679
e-mail ngckk745@ybb.ne.jp
〒 781-2124 高知県吾川郡いの町 八田1467奈呂
奈呂の石工房

写真の作品は
「少女 子供の言い分」 h-30cm 2003制作

仁淀川お宝探偵団

2005年10月11日 10時16分38秒 | Weblog
仁淀川が好きで、とても大切に思っている人は けっこう沢山います。
流域で暮らしている人や、この川を知っている人はみんなそうかもしれません。

仁淀川のお宝を集めて地図にする話が出たのは、高知県からで、2003年の夏 一般市民の手で「仁淀川お宝地図」が出来ました。

「このまま終わってしまうのはもったいない。」と、その経験とデータをもとに、仁淀川の資源を大切にする行動を始めたい者が 集まってNPO法人を作りました。

その名も「仁淀川お宝探偵団」といい、仁淀川を日本を代表する川として内外に紹介したい、子供たちが夢中で遊べる環境にしたい、そのためにも流域の人たちに この川に対する誇りを持ってもらおう、といった事を目指して活動を始めました。

どんな活動かというと、たくさんの人に 仁淀川を誇りに思ってもらうため、仁淀川を愛するものたちのネットワークを拡げて、流域の自然・文化・産業を元気にする活動を行います。
キーワードは あそぶ・知る・伝える・守る。

ゆくゆくは「川ガキ天国」に出来たらと願っています。

私(生野)は現在このNPOの理事長を勤めさせてもらっています。


写真は、「大切なもの 愛することの幸せよ」 仁淀川お宝探偵団のシンボルアートにさせてもらっています。
流域には川も含めて たくさんの愛すべき「大切なもの」があります。
この大切なものこそ「お宝」なのではないでしょうか。

「大切なもの」 h-44cm 2000制作