「足」 h-8cm 1997制作
むかし フンザやラダックを旅していたとき、おそろしく深い空を見ました。
昼間でも群青色に近いのです。
目のいい人なら星も見えるのではないかと思ったほどでした。
そんな空を背景に、漆喰の建物やチョルテンが強い日光に照らされた姿は 心に焼きついています。
中でも、谷間で黄葉したイチョウの木に日差しがスポットのように当たった光景は 魂が揺さぶられる光景でした。
樹木が少なく、空気が澄んでいて 希薄だったから見られる風景なのでしょう。
子供の時から空を見るのが好きでした。
雲を見るのも大好きでした。
スペインの空、トルコの空、スリランカの空、東京の空、大分の空、高知の空。
十数年前、初めて高知駅に降り立って見上げた空は 感動的でした。
雨上がりだったせいもあるかもしれませんが、見たことがないほどに空が高かったのです。
20年暮らした東京を離れる決心をした瞬間でした。
高知の売りは何と言っても、高くて広い空です。
同じく澄んだ空ですが、とても明るい空なのです。
これは世界中の誰に見せても自慢できるものだと確信しています。
この空を支えているのが 太平洋と高い山の森、それをつなぐ沢山の川です。
これを生かすことがこの土地を愛する者たちの責務でしょう。
駅前広場の改造計画でいろんな意見を聞かせてもらいました。
初めて高知に来た人が見る風景として責任がある計画であることを思い出しました。
空を狭くする計画だけはやめて欲しいのですが。
足跡の化石みたいです。
右足でしょうか左足でしょうか?
むかし フンザやラダックを旅していたとき、おそろしく深い空を見ました。
昼間でも群青色に近いのです。
目のいい人なら星も見えるのではないかと思ったほどでした。
そんな空を背景に、漆喰の建物やチョルテンが強い日光に照らされた姿は 心に焼きついています。
中でも、谷間で黄葉したイチョウの木に日差しがスポットのように当たった光景は 魂が揺さぶられる光景でした。
樹木が少なく、空気が澄んでいて 希薄だったから見られる風景なのでしょう。
子供の時から空を見るのが好きでした。
雲を見るのも大好きでした。
スペインの空、トルコの空、スリランカの空、東京の空、大分の空、高知の空。
十数年前、初めて高知駅に降り立って見上げた空は 感動的でした。
雨上がりだったせいもあるかもしれませんが、見たことがないほどに空が高かったのです。
20年暮らした東京を離れる決心をした瞬間でした。
高知の売りは何と言っても、高くて広い空です。
同じく澄んだ空ですが、とても明るい空なのです。
これは世界中の誰に見せても自慢できるものだと確信しています。
この空を支えているのが 太平洋と高い山の森、それをつなぐ沢山の川です。
これを生かすことがこの土地を愛する者たちの責務でしょう。
駅前広場の改造計画でいろんな意見を聞かせてもらいました。
初めて高知に来た人が見る風景として責任がある計画であることを思い出しました。
空を狭くする計画だけはやめて欲しいのですが。
足跡の化石みたいです。
右足でしょうか左足でしょうか?